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2018年 03月 20日

熊野の旅 ようやく繋がりました 有馬堤防

 おそらく、今の有馬堤防に着手することになったのは伊勢湾台風の後だと思います。延々と続けて工事してきた「有馬堤防」が今年度で一応繋がって無堤防区間は無くなります。
 口有馬辺りは波返しやヘリの立ち上げのない所もありますし、ゲートの上の橋の部分には手すりも無いし・・・
 それでも、有馬の人が長年望んでいた堤防が獅子岩から志原尻まで繋がります。
d0045383_22122940.jpg
 これが釜の平辺り、現在の工事区間です。
 この堤防はご覧の通りコンクリートも前壁と後壁の間に土を詰め込んだ工法です。
 前の壁は波返しの付いた分厚いものですが後はこの様に薄いのです。
 ここは土ですが、古い区間には砂利の所もあるはずです。
 木本の旧堤防と西郷川の導流堤は中が砂利でした。
 老朽化と振動で中の砂利が沈下して空洞化して導流堤は崩落しました。
 今の木本新堤防の後側には昔の石積み堤防をそのままコンクリートで巻き込んであります。
 写真の堤防より重量もあるし丈夫なはずです。

 有馬堤防は背後に有馬松原(雑木林)があり、国道を挟んで民家があるので高波がこの堤防を越えて襲うことはまず無いでしょう。
 津波も木本ー有馬堤防はほぼ海抜15m程なので通常では大丈夫のはずです。
 津波の時も、波が越えるのでは無く、地盤が砂利なので下にしみ込んだ海水がじわりと噴き出すという予想もされています。
 その水位が40cm程度とか言う予想もありますが、押し寄せる波では無いと言う事です。
 と言うことなので、取り敢えずは志原尻の川の近くの低地以外はこれで守られることになります。
 それがあるので「志原尻津浪避難タワー」を急いだのです。

 有馬堤防が遅くなった経緯もあるのですが何とかここまで来ました。
 羽市木ー口有馬は再考の必要もありますがやさしくな無さそうです。



by je2luz | 2018-03-20 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 17日

熊野の旅 有馬海岸堤防 松の木

 熊野市の七里御浜では有馬町釜の平付近の400m程だけが高波対策の堤防がありません。
 花の窟神社から志原尻まで長いので、伊勢湾台風の後から始まった堤防構築もまだ完成していません。
 口有馬を過ぎると、松林?雑木林?の防風林があり、更に国道があって民家までの距離が大きいので構築がノンビリしていたのです。
 高波に関しては無堤防でも民家まで襲われることはおそらく無いでしょうけど、津波は走る距離が違いますから、堤防は必要です。
 昭和19年の東南海なら無くても大丈夫ですが、今想定されている南海トラフでは無いと困ります。
d0045383_1945385.jpg

 ここが現場です。
 台風シーズンも終わりかけたので、今年度の工事の準備に掛かっているようです。
 この区間がつながれば津波にも強くなりますが、七里御浜へ大型四駆や重機を入れられるのは旧・熊野市消防の所と志原尻の川沿いしか無くなります。
 前の防災訓練のように自衛隊の上陸用舟艇で大型車両を揚げても陸には入れないのです。
 物資を海からあげることはあっても戦車や装甲車をあげることはないでしょう。

 この写真でも松枯れが見えて居ます。
 この辺の松は昔の松ではありません。
 戦後の松食い虫によって枯れた後に植林されたものです。
 老木では無いのですが、この辺りの松は、かなり松食い虫が入っています。
d0045383_19525291.jpg

 これは堤防の内側の松林のなかの物です。
 真っ赤に枯れた松が混じっていて、幹にテープが巻かれています。
 そのうちに伐採して搬出するのでしょう。
 その作業が実にノンビリしています。
 切るまで日にちどころか年数が掛かるし、切ってからも延々と転がっていることもあります。
 松食い虫に「隣へどうぞ!」と猶予を与えているようです。
 根っこに食らいつくのですから、切ってもあまり役に立たないという説もあるようですけどね。
 40年とかで枯れ始めるようでは、松原の復旧は無理です。
 遺伝子操作すれば耐性のある松が作れるのでは無いでしょうかね?

    

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by je2luz | 2015-10-17 04:38 | 熊野 | Trackback | Comments(0)