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2019年 06月 30日

いつか来た道

 米中貿易戦争になってから報道されることが増えて居る「生産拠点変更」というやつ・・・
 かつて日本でもありましたよ。
 こんな片田舎でも「メリヤス」「ハーネス」なんて、安い人件費の欲しい企業がどんどん進出してきました。
 そして、「地域振興」「雇用創出」なんて看板掲げて歓迎されていましたね。
 欲しかった労働力は「技術者」なんかではありませんでした。
 この辺では大手の大きな工場など来なかったので。余計も「安い人手」だけが求められました。
 熊野市中に小さな工場が作られ、主に「主婦」が雇われました。
 企業側は目の良い若い子が欲しくても中々田舎には残ってくれませんでしたね。
 それでも、一つのメリヤス工場で数十人とかやっと手はくれました。
 工場が来て10年とか過ぎてくる頃には、田舎でも最賃法などでほんの少し地位銀が上がりました。
 そうなると、もっと人件費の安い、台湾に脱出・・・そして、バングラデシュなどどんどん安い国へ・・・
 かくして、田舎には使い道の無い小さな工場が残されました。

 今の時代はどんな工場でも規模が大きくなったので、求められる工員さんの数も多いです。
 中国本土でも田舎に進出して使い捨て工員さんを目当てにしていた連中が一斉に脱出し始めたようです。
 そして、行き先がベトナムやミャンマー・・・
 ここでも、良いこと言って人集めするようですが、かつて、日本でやり、その先は東南アジアだったあの道を辿らせるようです。
 動いた残骸の場所には失業保険も無い失業者が溢れるし、今雇われる工員さんもあと三十年もすれば使い捨てでしょう。
 人間もレジ袋も同じような扱いですね。
 社会主義も国でも「労働者」は使い捨てみたいです。
 底辺って救われませんね。
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 国内でも技能実習生とか言う名目でひどい扱いしている企業が多いようです。
 このままだと東南アジアで日本国・日本人の信用が落とされて行くのでは無いかと心配です。



by je2luz | 2019-06-30 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 29日

結局50mmでした

 台風3号はこの辺では何事も無く、雨もまともに降らないまま終わりました。
 あのコースであの大きさなら騒ぐことも無いものですが、近年のおかしな気象で台風本体でも無い所や台風が居なくなってから集中豪雨が襲っています。
 熊野は72時間雨量で50.5mmなんてものでした。
 警報などは出していましたけどね。

 大雨風が終わってからの低気圧による豪雨で北九州などでは、広域に「4」が出ていました。
 恐れずに出すのも大事ですが、現場に合わない広域の避難勧告はオオカミと少年を作るだけです。
 「自分は大丈夫」という楽観視が生まれるのは防災では常識なんです。
 まして、「3」どころか「4」まで乱発したら効き目が無くなります。

 何処の役所でも「防災対策課」とかがあって、職員が配置され、県だとかと結んだシステムが置かれているはずです。
 でも、本当は大変重要な部署だし、知識も興味も無くてはつとまりません。
 自分の町の特性を地域ごとに把握している必要があるのです。
 大きな町では難しくはなりますが、「何処の川沿いのどの辺には危ない家がある」位は把握していなければならない部署です。
 現場を預かる「消防団・水防団」が高齢化してきているので統括する役所の役割が大きくなってきています。
 役所には「定期異動」というおかしな制度があります。
 「不正」「汚職」を防ぐために始まった面もあるのですが、そんなことで本来の職務にプロが育たなくしたのでは駄目でしょう。
 洪水・山崩れ・地震・津波・・・
 困ったことに熊野市には全部あります。
 ぜひ、プロを育ててください。
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 これが今日の米軍の衛星写真です。
 少し前にこの位置に台風3号になった低気圧が居たんです。
 ほぼ同じ所に出来ています。
 この周辺の海水温度は少し高めです。
 今年は「男性型の梅雨」になりそうですから、嫌な雲です。
 ところで「男性型の梅雨」って、多分使ってはいけない表現でしょうね。
 それ、今では女性の方が怖いし・・・



by je2luz | 2019-06-29 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 28日

大阪のおばちゃんでも・・・

 {G20」だそうです。
 今日は雨と言うこともあるし意外と市民生活に影響しないで進んでいるようです、
 雨だから大阪のおばちゃんが街に繰り出していないようですからね。
 こんな警戒態勢で「見てみたい外国のえらいさん」が見えないなんて、おばちゃんたちには面白くないでしょう。
 大阪らしいもてなしは、トランプさんだろうとプーチンさんだろうと。「飴ちゃん食べ!」って、渡すものでしょう。
 色んな人が来て色んな所に出入りしてきていますが「G20」は別格の警備ですね。
 日本でもそこまで狙われるような「嫌われ者」が多いのでしょうか?
 それとも、「こんなに警備しているんだぞ!」と、見せたいのでしょうか?
 国連本部では話し合いできないのでしょうかね?
 専用機で飛んでゆく権威を見せたいのでしょうか?
 まあ、会う口実を付け良いからメリットもあるでしょうね。

 大阪といえば、「カジノ」と「万博」を企てていますね。
 「カジノ」なんてものは日本には人ようないでしょう。
 国内のその筋をコントロールできていないのに、世界の裏を支配するような組織を迎え入れるんですか?
 舐めちゃあいかんでしょう。
 芸人さんを誑し込むくらいでは済まないでしょう。
 これと「万博」で使いそこねている埋立地を活用する?
 でもねえ…
 あの島々って、地震があれば「液状化」が起きるし、南海トラフ地震だと津波で沈むでしょう。
 「高層ホテルとかで避難できるから大丈夫」という筋のものではないでしょう。
 「世の中の役にたたない博打打ちを沈めちゃう」って訳にも行かないし…
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 モナコの「カジノ・ド・モンテカルロ」です。
 庶民は「体験」できても「遊び」はできません。
 パチンコで「依存症」になるような弱い精神では駄目だし、依存症になるほど金は続かんでしょう。
 それに、そこまでした外人さんに遊んでもらわなくても良いでしょう。
 日本は植民地ではありません。



by je2luz | 2019-06-28 04:15 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
2019年 06月 27日

観光統計

 三重県では観光面で色んな統計を取って発表しているようです。
 表題は「観光地点等分類ごとの入り込み客数」です。
 そもそも、こうした統計を取る場合、場所の潜堤で結果が随分違うでしょう。
 入場料が必要な施設などは集計もしよいですが、フリーの施設が多いですから、どうカウントするか・・・
 「観光地点」と言っても。各神社はまだしも。「熊野古道」なんて三重県側に限定しても多くの峠があるし、それを合計するのか・・・
 自然では客が分散されない「鬼ヶ城」が健闘していますね。
 遊歩道が通行止めになる事も多いし、時間的に周遊コースを散策する観光客は少ないです。
 にしても、「世界遺産」って。この数字では効果が見えませんね。
 これ以上細かい調査を望むととんでもないコストが掛かるのでしょうしね。

観光地点等分類ごとの入込客数(延数)
歴史・文化 (単位:人)
調査地点    市町 地域   平成30年  平成29年  対前年比
1 伊勢神宮【内宮・外宮】 伊勢市 伊勢志摩 8,505,253 8,798,351 96.7%
2 二見興玉神社 伊勢市 伊勢志摩 2,029,370 1,919,910 105.7%
3 椿大神社 鈴鹿市 北勢 1,555,000 1,525,000 102.0%
4 多度大社 桑名市 北勢 1,504,000 1,502,000 100.1%
5 鳥羽水族館 鳥羽市 伊勢志摩 814,819 842,156 96.8%
6 熊野古道 熊野古道 東紀州 330,632 337,046 98.1%
7 高田本山専修寺 津市 中南勢 296,000 364,600 81.2%
8 津観音寺 津市 中南勢 235,000 235,000 100.0%
9 神明神社(石神さん) 鳥羽市 伊勢志摩 211,284 212,257 99.5%
10 三重県総合博物館(MieMu) 津市 中南勢 209,157 254,801 82.1%

自然
調査地点  市町 地域  平成30年 平成29年 対前年比
1 鬼ヶ城 熊野市 東紀州 299,699 264,806 113.2%
2 青山高原 伊賀市 伊賀 269,700 238,880 112.9%
3 津の海 津市 中南勢 205,362 213,570 96.2%
4 鳥羽の離島(4島) 鳥羽市 伊勢志摩 177,737 180,377 98.5%
8 香落渓 名張市 伊賀 153,609 133,923 114.7%
6 英虞湾景観 志摩市 伊勢志摩 130,183 146,865 88.6%
5 賢島エスパーニャクルーズ 志摩市 伊勢志摩 125,627 153,577 81.8%
7 赤目四十八滝 名張市 伊賀 125,237 143,487 87.3%
9 森林公園 松阪市 中南勢 93,279 90,513 103.1%
10 青蓮寺湖 名張市 伊賀 89,838 80,741 111.3%

スポーツ・レクリエーション
調査地点   市町 地域    平成30年   平成29年   対前年比
1 ナガシマリゾート 桑名市 北勢 15,500,000 15,300,000 101.3%
2 おかげ横丁 伊勢市 伊勢志摩 5,635,000 5,720,000 98.5%
3 鈴鹿サーキット 鈴鹿市 北勢 2,104,215 2,043,714 103.0%
4 志摩スペイン村 志摩市 伊勢志摩 1,195,000 1,216,000 98.3%
5 三重交通G スポーツの杜鈴鹿 鈴鹿市 北勢 569,902 469,549 121.4%
6 三重交通G スポーツの杜伊勢 伊勢市 伊勢志摩 566,316 328,371 172.5%
7 鈴鹿青少年の森 鈴鹿市 北勢 280,795 292,102 96.1%
8 伊賀の里モクモク手づくりファーム 伊賀市 伊賀 280,577 301,296 93.1%
9 三重県営サンアリーナ(菓子博含む) 伊勢市 伊勢志摩 277,383 810,318 34.2%
10 カルチャービレッジ 桑名市 北勢 275,958 228,811 120.6%

その他の観光地点(温泉・健康、都市型観光、行祭事・イベント等)
  調査地点  市町 地域  平成30年  平成29年   対前年比
1 湯の山温泉 菰野町 北勢 1,798,172 1,727,377 104.1%
2 鳥羽市旅館街 鳥羽市 伊勢志摩 1,747,584 1,726,642 101.2%
4 道の駅「津かわげ」 津市 中南勢 758,700 778,560 97.4%
3 紀北PA 始神テラス 紀北町 東紀州 649,629 738,853 87.9%
5 阿児旅館街 志摩市 伊勢志摩 630,492 621,772 101.4%
6 伊勢夫婦岩パラダイスめおと横丁 伊勢市 伊勢志摩 610,927 592,588 103.1%
7 松阪農業公園ベルファーム 松阪市 中南勢 606,741 580,476 104.5%
8 朝津味 津市 中南勢 490,219 494,064 99.2%
9 道の駅「奧伊勢おおだい」 大台町 中南勢 446,030 463,137 96.3%
10 道の駅「紀伊長島マンボウ」 紀北町 東紀州 440,267 454,143 96.9%
   ※分類は観光庁の観光地点等分類に基づきます。
 最下段の「温泉・健康」の分野では、アクセスの良さ、知名度などがまともに数字として表れていますね。
 「湯の山温泉」と「紀和温泉」と比べるなんてどだい無理な話でしょう。
 熊野市の観光スポットはあまりコストの蚊からなおものが多いですから、生じる赤字もそんなに大きくはならないでしょう。
 しかし、観光が産業になるような入り込み客は来ていません。
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と言いつつ、「鬼ヶ城センター」「お綱茶屋」「紀和・板屋九郎兵衛の里」「湯ノ口温泉」「紀和温泉郷・瀞流荘」「おもてなし館」 近年でも数億円ずつの投資が続きました。
 さらに駅前には「花火会館?」の予定地を買ってありますね。
 建てない方が良いとは思いますが、建てない土地を購入したのではねえ・・・
 どの施設も、せいぜい昼飯とコーヒー程度の客がメインですから・・・
 現場はそこそこ頑張っていますけどねえ・・・



by je2luz | 2019-06-27 04:25 | 旅 番外編 | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 26日

紀伊 紀州

 この辺は「紀伊の国」でした。
 今の「熊野市駅」は「紀伊木本」駅でした。
 鉄道の駅名はよそとだぶるときは、昔の国名を頭に載せましたからね。
 紀伊の国が広いので北の端は「紀伊長島駅」です。
 「紀伊木本」はなくなったけど「紀伊市木」は残っています。
 紀勢西線側では「紀伊佐野」「紀伊天満」「紀伊勝浦」「紀伊浦神」「紀伊田原」「紀伊姫」「紀伊有田」「紀伊日置」「紀伊富田」「紀伊新庄」「紀伊田辺」「紀伊内原」「紀伊由良」「紀伊宮原」そして阪和線の「紀伊駅」です。
 紀州の端から端まで見事に「紀伊」のついた駅があります。
 昔は一つの国だったのですからつながりも今よりはあったのでしょう。

 この「紀州」というところは和歌山から始まってどんどん南下し串本で折り返して伊勢国との境の紀伊長島まで北上します。
 紀州藩のお殿様は和歌山ですし、国中がほとんど南です。
 そして、紀伊半島で黒潮が流れ温暖なイメージもあるからでしょう、田辺のあたりら「南紀」を呼ばれます。
 「南紀白浜」「南紀勝浦」などは房総との区別もあったのでしょうけどずっと「南紀」です。
 当然、新宮市あたりから熊野市とかも「南紀」でした。
 でも、切れ目もわからないからか三重県側は「東紀州」なんてのを使い出しました。
 これも、もとは「南牟婁郡」「北牟婁郡」で東は新宮市周辺那智勝浦とか太地などが「東牟婁郡」でしたね。
 地図では東ですけど…

 更にややこしいのはこの南紀、東西南北牟呂の地は「熊野・ゆや」とも呼ばれました。
 その範囲は日高郡・田辺からぐるりと紀伊半島を回って紀伊長島までとなります。
 だから、世界遺産の熊野古道が熊野三山の両方に伸びていてもおかしくないのです。
 かくかように、この一帯はどの時代もひとかたまりだったみたいです。
 肥沃な平野もないし、海岸線の狭い土地と山間部の住みにくい土地しかないので、牛遊割拠で国が割れることなかったのでしょうね。
 なら、もっと一体感があっても良さそうなのですが、隣の集落にゆくのも難儀するようなところだからか、一体感が薄いです。
 食べ物でも他に食うものがないから広がったような「めはり」くらいでしょう。
 「なれ寿司」は十津川を含め山間部にはありますが、温かい海岸線には広がっていません。

 おまけに、明治の廃藩置県とその調整時代に、熊野川を境に紀州なのに「度会県」側に編入された地域と、熊野川流域なのに「天領」だったからか分水嶺から南なのに十津川などは奈良県に回されました。
 おまけに、奈良・和歌山は近畿、三重は東海になるので、色んな面で分離が進んでいったようです。
 鉄道だけではなく道路も新宮方面が遅れ、尾鷲・津方面のほうが繋がりました。
 ますます、いろんな交流も薄くなりつつあるようです。
 まあ、紀州藩が御三家と言うことで領地を広く持ちすぎていたし、ド田舎ばかりで端っこまで手が回っていなかったからかも知れませんね。
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 伊勢国側を除けても広大です。



by je2luz | 2019-06-26 04:27 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 25日

夏至も過ぎたし…

 22日土曜日が「夏至」でした。
 夏至の日      日の出4時46分 日の入り19時10分 (熊野市)です。
 ところが6月25日は 日の出4時46分 日の入り19時11分 (熊野市)なんです。
 おかしいでしょう? 
 夏至を過ぎたら日の出が遅くなり日の入りが早くなるはずなんです。
 夏至とは太陽が夏至点を通過する瞬間らしいですから、日の長さとは若干違うようです。
 太陽が真南に来るのが正午で南中だと思いますが、これも11時58分なんだとか…
 春分・秋分の日だってずれてゆくし、夏至や冬至もずれるし…
 天文観測が進んできて、そんなのが秒単位で測り、予測できると日常の暦とのズレが大きくなるのでしょうね。
 まあ、それでも日はだんだん短くなります。
 熊野大花火大会の8月17日には18時40分頃に日没です。

 今年は梅雨に入りません。
 梅雨前線が上がってきません。
 今週中頃からは雨になりそうですが、全線が来るのか、今までの雨のように低気圧で「ところにより一時雨」になっちゃうのか?
 梅雨がきちんとなくても雨が降っていれば万台なさそうですが、そうも行かないでしょう。
 これだけずれてくると、何が起きるやら…
 黒潮が蛇行して離れていましたが、土曜辺りには接近したらしく海の色が変わりました。
 これは順方向の黒潮が近づいたのではなく逆潮みたいです。
 海もやっぱりおかしいままです。
 
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 逆潮で戻ったらやはり黒潮ですからここの海水温が上がっています。
 台湾おきから30度をこす海水温がいますが、これが北上するタイミングで台風ができtたら…
 地球が狂いだしているので気になります。

 追記… 台湾沖に「熱帯低気圧」ができてますね。
 梅雨前線の北上従っているし、ちょっと厄介かもしれません。



by je2luz | 2019-06-25 04:25 | 旅 番外編 | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 24日

世界遺産指定16周年 3

 「世界遺産紀伊山地の霊場とその参詣道」は三重・和歌山・奈良の三県、海岸線から山間部までの広大な範囲に点在する宗教的史跡とそれを結ぶ参詣道をひっくるめたものです。
 この地域は「東海地区」「近畿地区」両方にまたがります。
 この地方わけは「道州制」が導入されたら切れ目になるかも知れないほど大きな区分です。
 しかし、分けた割にはっきりしない所もあります。
 三重県は東海?近畿?なんてのもあります。
 ここの世界遺産は熊野・吉野に高野山をくっつけて広くなっているのですが、主な部分は中部・東海の端っこ、近畿の端っこなんです。
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 これは日本自動車連盟JAFのドライブマップ「中部」です、
 熊野古道の伊勢路と熊野三山などは左下の隅っこです。
 同じシリーズの「関西」では下の隅っこです。
 この地図の裏側にあるブロックごとの案内図には「熊野・東紀州」のはありませんし。「関西」の案内図には「南紀」が無いのです。
 そして、ドライブマップだから仕方ないにしても、高速とかの密度が低いので地図が白っぽいです。
 JAFの地図とは言え、「観光案内地図」に世界遺産が取り上げられて居ません。
 分断されているので売り込みも弱いのでしょうか?
 「僻地・秘境」でも無いけど。わざわざ南下する気にならないような空白地域ですね。
d0045383_21082353.jpg
 この地図だけでは無く、この辺の観光とかでの一体感は昔から弱いです。
 同じ三重県内の「熊野古道」でも尾鷲側と熊野側とでは縁が薄めです。
 まして、「伊勢路」「中辺路」「大辺路」なんかでは遠くの話のようになります。
 「三県サミット」なんてのは今でもあるようですが、三県の知事にとっても「県の端っこ」「少ない票田」なのかも知れません。



by je2luz | 2019-06-24 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 23日

世界遺産指定16年 2

 「紀伊山地の霊場とその参詣道」がユネスコの世界遺産に指定されたのは
 1.法隆寺 1993
 2.姫路城 1993
 3.京都  1994
 4.白川郷 1995
 5.原爆ドーム 1996
 6.厳島神社  1996
 7.奈良  1998
 8.日光  1999
 9.琉球  2000
 10.紀伊山地  2004

で、10番目でした。
 その後…
 11.石見銀山 2007
 12.平泉   2011
 13.富士山  2013
 14.富岡製糸場 2014
 15.明鮞産業遺産 2015
 16.国立西洋美術館 2016
 17.宗像・沖の島  2017
 18.長崎・天草   2018
 19.百舌鳥・古市  2019  と増えてきました。
 他に自然遺産が
 1.屋久島    1993
 2.白神山地   1993
 3.知床     2005
 4.小笠原    2011  と4箇所在ります。

 ユネスコも日本のように立て続けに申請してくる国もあるので少し抑制に掛かっているようですが、日本はまだまだ申請するようです。
 なにしろ。各県が押し込もうと血道を上げていますからね。
 かつての「国立公園」「国定公園」がそうでしたからね。
 観光の「金看板」が欲しいのです。
 日本は金看板が好きで、旅館には「日観連」「政府登録」なんてのから大手旅行業者の看板とかずらりと賭けていましたね。
 酒屋さんでは「桜正宗」「天長」なんて木彫りの金看板が揚がってました。
 自分お店の看板より大事にするくらいでしたね。
 なにしろ、「金看板」って言葉が普通名詞みたいに通用していました。
 だから、観光地には「金看板」が欲しいし、温泉には「日本百名湯」「日本三大美人の湯」「日本秘湯百選」なんてのが欲しいし、「日本棚田百選」に入りたいし、「日本の渚100選」には血道を上げるし…
 日本中看板だらけで普通の人は覚えられないし、意味もわかりにくいらしいです。
 でも、キャッチフレーズは欲しいんです。
 NETの時代になればなるほど、インパクトのあるキャッチフレーズと偽っぽくても「インスタ映え」が重要みたいです。
 鬼ヶ城や獅子岩は絵になるけど、物語性が乏しいようです。
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 赤城城跡も一揆平定のためでは弱いですね。
 「ひえつき節」位のロマンスでもあれば…
 市木には姫が居たという伝説があるようですが。この辺には別嬪さんが少なかったのでしょうか?
 昔の話ですよ!



by je2luz | 2019-06-23 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 22日

世界遺産指定16周年 1

 「紀伊山地の霊場とその参詣道」が「ユネスコ世界文化遺産」に指定されて16年になるそうです。
 誘致活動が動き出した頃には地元の住民には「世界遺産」ってなにのことだかわからないものでした。
 熊野市などは「霊場」はありませんし、忘れ去られかけた峠道が候補でしたからね。
 「松本峠」に関しては先輩の「小山睦郎議員」さんが世界遺産なんか関係ない頃から熱心で、峠から鬼ヶ城方面に尾根を歩いた見晴らしの良いところに「東屋」を作らせました。
 それは今でも格好スポットになっています。
 東屋を作るときも「松本峠ってなんじゃ?」と地元では言われましたね。

 「木本隧道」ができるまではこの峠越えが大泊方面への街道として使われていたのですけどね。
 大吹峠などの峠道も紀勢線の記事にも書きましたが、「陸の孤島」には大事な道だったのです。
 何しろ今の国道311号線が尾鷲と熊野の境で途切れていました。
 トンネルができてつながったのが2001年なんです。
 長い間、熊野市側は須野町で行き止まり、尾鷲側は梶賀で行き止まりだったのです。
 今は改修されて国道らしく放っていますが、元になっている「新道」は戦前から戦後かけて少しずつ開かれた岬越えの細い道路でした。
 昔からの峠道よりはずいぶん近くはなっていましたけどね。
 でも、少し先輩の人などは新鹿ー遊木、新鹿ー二木島などは峠を歩いた経験者でした。
 まあ、私などでも遠足では「八丁坂」を越えて新鹿の浜へ遊びにゆきましたからね。
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 この世界遺産指定は三重県知事の「北川正恭」さんが熱心で、和歌山・奈良・三重の三県サミットで広域での指定を取りに出たのです。
 「熊野三山」「吉野の霊場」「高野山」等があるわけではなく、「九十九王子」なんて史跡があるでもなし、山道だけの三重県側を指定に組み込んだのは、ある意味すごいです。
 事前活動では、実績作りのためバスを仕立てて県中央・県北部からどんどん客を送り込んできました。(時効ですが、同じ人が何度も来てました)
 北川さんの言う「東紀州活性化」の核になる事業だったわけです。
 丸山千枚田も荒れ果てかけていたのを北川さんが公費をつぎ込んで復活させたものです。
 いまでも、オーナーさんに兼職の人やそのOBが多いのはその流れです。
 ということで、「文化財より活性化」を狙ったのは熊野市だけではありません。
 あれから16年。少し見渡してみましょうか。



by je2luz | 2019-06-22 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 21日

串本田原 ロケット基地

 昨日の続きというわけではありません。
 ここから60Km ほど南の東牟婁郡串本町田原に民間のロケット打ち上げ基地が出来ると発表がありました、
 田原は「紀伊田原駅」のある、静かな小さな地区です。
 「国民宿舎あらふね」「キャンプ場」「海水浴場」などのある、古くからのリゾート地ですね。
 ここ出身の先生がここで教鞭を執られ、熊野無線クラブに居られたことがあります。
 そうで無ければ、国道を走って串本方面に向かっても田原は築かずに通り過ぎるくらいです。
 鉄道だと、太地ー下里ー紀伊浦上ー紀伊田原ー古座ー姫ー串本です。
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 国民宿舎から先の海岸が予定地なんでしょうね。
 前は太平洋で落下させる余裕が一杯ですし、H4ロケットほど大きいものでなければ運ぶのも比較的楽なのかも知れません。
 和歌山県は全面バックアップだとか…
 ここでも「観光」を持ち出しています。
 ミサイルではありませんから悪い話でも無いでしょう。
 種子島・内之浦などに比べ見物には行きよいかも知れませんが…

 少し遠いので打ち上げの光景は望遠鏡で見る距離かな?
 太地・梶取あたりが丁度良いかも知れませんね。

 打ち上げは「スペースワン」という会社で、キャノンや石川島播磨、清水建設。系譜外郭などの出資で、小型ロケットを使い、年間20基もの人工衛星の打ち上げを目指すのだそうです。
 JAXAの大型ロケットよりはうんと安上がりで実用衛星を打ち上げるのでしょう。
 小型、固形燃料ロケットって、ミサイルとよく似た構造です。
 北朝鮮にはものすごく怒るけど…
 科学と軍備って手を繋いで進歩してきたのですからねえ…
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 そうそう…
 串本は西牟婁郡串本町だったのですが、平成の大合併で東牟婁郡古座町と合併し、西から東に変更なって居ます。
 今は和歌山県東牟婁郡串本町なんです。
 古い私などは違和感があります。



by je2luz | 2019-06-21 16:50 | 熊野 | Trackback | Comments(0)