LUZの熊野古道案内

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2016年 11月 30日

熊野の旅 まもなく写真展示2ヶ所で・・・

 恒例の敬老会の写真の展示が始まります。
 木本の敬老会の分は来月7日くらいから正月明けまで、関船町「お休み処・おかもと」でやります。
 「おもてなし館」の斜め向かいです。
 今年はちょっと枚数が少ないように思います。
 サイズは例年通り「キングサイズ・葉書サイズ」です。
 いつも通り、人数分だけプリントして袋に入れてパネルにピン留めしてあります。
 正月からはそれをモデルの人達に持って帰っていただきます。
 「おかもと」は木本のお年寄りのたまり場になって居ますから、来た人には直接、来られていない人にはおばちゃん達が本人に届くように工夫してくれます。
 そうで無ければとてもじゃないですが百人を越す人の写真は届けられませんよね。
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 もう一ヶ所分・・・
 大又・小又の敬老会の分は、大又「大義院」さんに預けます。
 今年はちょっと遅くなった代わり、祭の時の写真も一緒に展示します。
 これも、大義院さんの方で、皆さんに届くようにしていただきます。
 ここのも「キングサイズ・葉書サイズ」です。
 L判より大きく、適当な大きさです。

 敬老会も招待する人の年令を少しずつ引き上げて、今は「77歳」からです。
 そして、この敬老会の世話をされる人達はその直ぐ下の人達・・・
 「高齢者」がほとんどなんです。
 「老老介護」ならぬ「老々接待」になって居ます。
 戦後、「敬老会」が始まった頃には「61歳」で招待されたんですけどねえ・・・
 今、そんな事したら市民の半分ほどを招待しなくてはなりませんね。


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by je2luz | 2016-11-30 04:20 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 29日

熊野の旅 農地をどうする???

 さすがの国も耕作補基地の急速な拡大に危機感を抱いたようで、チョコチョコ色んな事をやって居ます。
 今は「農地中間管理機構」なんてのを作って、そうした農地の集約化や活用を目指すと言い出しています。
 そして、従わないやつにはペナルティを・・・
 農地に固定資産税が倍くらいにすると言うことです。
 目的は、お百姓さんが自分ではもう作れないという農地を、この団体に預け、この団体が作りたい人に斡旋する・・・と言うことなのですごく良いことなのです。
 でも、この官製の団体は「一県一組織」と言うことです。
 南北に長い三重県で一つの農地中間管理機構です。
 お年寄りの多い地主さんとの心の通うやりとりが出来るとは思えません。
 しかし、この機構を機能させられれば耕作放棄農地の解決に役立つはずです。
 国の施策ですからお金も動きます。
 端末には来ないでしょうけど、この組織を動かす金はあるようです。
 毎度のことで、えらい人の人件費で消えちゃう様では日本の田舎は消えますね。
 「こんだけしてやったのに!」と、役人が言えるためで終わらせてはいけないでしょう。

 農林水産省のPRページでは・・・
耕作放棄地対策の強化
○ 既に耕作放棄地となっている農地のほか、耕作していた所有者の死亡等により耕作放棄地となるおそれのある農地(耕作放棄地予備軍)も対策の対象とする。
○ 農業委員会は、所有者に対し、農地中間管理機構に貸す意思があるかどうかを確認することから始めることとする等、手続きの大幅な改善・簡素化により、耕作放棄地状態の発生防止と速やかな解消を図る。
○ 農地の相続人の所在がわからないこと等により所有者不明となっている耕作放棄地については、公示を行い、都道府県知事の裁定により農地中間管理機構に利用権を設定。
 などと言う文章もあります。
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 今回の一般質問ではこれに関連したことを予定しています。
 役所ではこれに対応して「農振地区内」の遊休農地の持ち主の意向調査など行って居ます。
 今すぐ、もうすぐ・・・の耕作夫のうちなどの意向も汲み取っておかなくては、持ち主が居なくなったり、判断出来なくなったら焦げ付きます。
 そうなると、予想される最悪の集落構造になってしまいます。
 そうならないように、暖かい対応を求めたいと思っています。
 「神対応」なんてことまでは望みませんが、熊野市を殺さないためには必要なことなんです。

 あらましは・・・
www.maff.go.jp/j/kobetu_ninaite/keiei/pdf/4taisaku-pamph-bunkatsu-4nouti.pdf
 にあります。


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by je2luz | 2016-11-29 04:24 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 28日

熊野の旅 今日から議会 質問状はまだ公開しません

 今日、11月28日月曜日午前9時から熊野市議会11が圧定例会が開会します。
 初日は議案が上程され、市長の上程に当たっての説明と担当課の説明があり会議は終わります。
 これから二週間ほどはその議案の精読と、各議員の一般質問の期間です。
 三月は当初予算が出るので目を通すだけでも大変ですが、今回は予算も補正予算ですし、他の議案も大層なものは無さそうです。

 一般質問は事前通告制で水曜日午後2時に締め切られ、発言順番の抽選があります。
 この締め切り時間に遅れると質問は出来なくなります。
 私は初日に通告書を出しておき、必要な後期は締め切り前に原稿の変更をします。
 昔は、印刷もしくは手書きの原稿を事務局が活字化したのですが、今は大体ワードもしくはエクセルの原稿で各議員が持ち込みますから、事務処理も楽になっています。
 内容の変更があるかもわかりませんが、一応、質問の要旨を固めて、所定の書式に打ち込んであります。

 項目が三つ
 一つは簡単に答えを貰うだけ・・・と言うか、一杯聞かれることなので、この機会の広報するためみたいなもので5分で済むくらいです。
 そんなのはあまりしないのですが、あまりにも市民に一杯聞かれるのでやるのです。
 「電線地中化工事・・・何時、電線・電話線・光ケーブル・テレビ線などが入って完成するんですか?・・・街灯はいつ点くんですかあ?」なんてことです。
 こんな事は「広報誌」には載せてくれませんからね。

 他は・・・
 税制改正にからむ「農地問題」と「宅地問題」です。
 何所まで広げるか思案中です。
 何しろ、「熊野市の将来図」に関わることですから・・・
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 説明すれば、「考え無くてはいけないこと」と解って貰えるのですが、役所を含めみんなが考えたくないことなんですよね。
 「誰も居なくなる」「財産に価値がなくなる」という話の入り口ですからね。
 政府もはっきりとは口にしませんしね。
 水曜日以降に載せます。


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by je2luz | 2016-11-28 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 27日

熊野の旅 2016年〆の質問 

 月曜日から定例会が始まります。
 11月中に開会しますから。「熊野市議会11月定例会」という呼び方のようです。
 普通に言うと「12月議会」ですけどね。
 年内最後の議会で、
 11月28日(月)開会
 11月30日(水)一般質問通告締め切り
 12月7/8/9日(水・木・金)一般質問
 12月12/13/14/15日(月・火・水・木)委員会付託及び審査
 12月16日(金)最終日・採決
 この日程はどの議会でもほぼ同じになります。
 一般質問が3日間予定されていますが、代表質問と個人の一般質問の申込みの数次第で短縮されることがあります。
 議長は一般質問しませんから、最大13名+懇談会の班の代表3名・・・16名なのです。
 そこまで増えれば日程変更になるでしょう。
 こうした場合、「議会運営委員会」を開いて変更を決めます。
 議会という所は議事の上げ下げはきちんとしなくてはならないのです。
 「一事不再議」と言うことで、本会議では同一会期に同じ案件を二度やってはいけないのです。
 本会議で採決した後で、簡単に「やっぱりやめとこか!」などとなったのでは混乱しますからね。
 委員会の場合は本会議で「委員会差し戻し」と言うことになれば審議のし直しになります。
 地方議会と言えども、法に基づいて動いています。

 今回も一般質問を行います。
 色んなテーマがあるのですが、今回は熊野市の将来像に関係ありそうな「平成28年度税制改正」の一部について取り上げておこうかと思います。

 一つは。「遊休農地の課税強化」と言う項目です。
 私がずっと言ってきた、「不在地主」「相続放棄」を含めて、田舎の農地がどうにもならなくなり掛けて居るので、政府が打ち出した税改正です。
 方向は間違っていない??
 でも、ド田舎において機能するのかどうか・・・
 受け皿をどうするのか・・・
 まだ表には出て居ない「公社で無い公社」の付く外郭団体をどうするのか・・・
 これも目的は正しいとしても運営次第・・・
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 もう一つは、「危険家屋」の取り壊しも関連しますが、「非住宅用宅地」の課税強化です。
 これも、ズルズルと見逃してきた感のある問題で、住居の建っていない宅地は軽減処置を受けられなくすると言うものが強化されそうだと言うことです。
 これも方向は正しいのですが、熊野市の場合、そもそもが「固定資産評価」がおかしいのです。
 売れなくなってきた土地の評価が下がらないのです。
 集落統合とかの動きに対して、「家屋敷があるんじゃさか」という固定概念が随分邪魔します。
 だからと言って、価値の無いものに税をかけてはいけませんね。
 税はかけるのに「土地の寄付」は嫌がるんです。
 高税率にするのも運用が難しいのです。

 この二つは、本当は大きな問題なのですが一般的には理解しにくい問題でしょう。
 でも、当局の姿勢をきちんと聞き、注文すべきことがあれば今言わないと間に合わないでしょう。

 あと一つ、良く聞かれること・・・
 「駅前問題」もちょこっと触ろうかな?
 これは10分ほどで済んじゃいますから・・・


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by je2luz | 2016-11-27 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 26日

熊野の旅 井戸のお祭り

 熊野市ではまとまって人が住んでいる地域では一番かも知れない「井戸町」のお祭りは11月23日です。
 育生の「どぶろくまつり」とダブっているので、井戸の人はほとんどどぶろくまつりには来ませんね。
 こうした地域のまつりは住民=氏子になり、主催者サイドになるので、抜け出したりしにくいのです。
 仕方ない話です。
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 井戸町は海のそばの馬留・丸山から井戸川沿いに松原・赤坂・松田地・井土・松の木・紺屋地・岡地など沢山の地域に分かれています。
 一番最初に井戸が「市街化」したのは、紀伊木本駅(現熊野市駅)前の沼地を浜の砂利で埋めて「丸山町」を造成したことですね。
 ここが完成して家が建ち始めた頃に「伊勢湾台風」でずっぽり浸水したことがあります。
 その対策で「ボックスカルバート」が作られましたが、12号の時には伊勢湾ほどでは無くても冠水しました。
 昭和30年頃までは紀勢線の山側はほとんど田んぼで、山際に張り付くように集落があった物です。
 その田んぼは井戸川の河口が閉塞するので、台風や豪雨の時は井戸川の遊水池となりのべつ冠水していました。
 私が昭和51年かな?アマチュア無線を始めて7MHzで全国と交信し始めた頃・・・
 「熊野市駅の裏側に湖がありますね」なんてことを言う人も結構居たものです。
 井戸川の両側がそうした沼地のような田んぼだったのですが、財政破綻仕掛けた熊野市が木本中学校の敷地造成を井戸の裏山に行って、その土で埋め立てて「赤坂」を作り分譲しました。
 私が東京に居た頃に出来たのですが、取り立てて「何時までに家を建てる」なんて規制をしなかったのらしく、ずっと空き地で今も空き地だらけです。
 日本の土地神話の典型ですね。
 小金持ちの人が「投資」で買ったのが多かったのです。
 おかげで熊野市が助かったようですが・・・
 そして、反対側も埋められ、井戸小学校用地も作られました。
 平野の少ない熊野市で、完全な宅地として広大な?面積が確保されました。
 空き地が多いとは言え新しい家が建って行き、井戸が熊野市で一番若くて元気な町になったのです。
 最初に他所の人が住み始めて半世紀です。
 そして、その他所の人が井戸の人の主力になって居ます。
 
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 半世紀経って、他所の新興住宅地同様高齢化が始まっていますが、中心街と言うことでその後に開発された久生屋の分譲地よりは健全かも知れません。
 でも、急速に増えていった新しい住民と旧来の井戸の人が融和するには結構な苦労があったのでしょうね。
 この苦労は、今、金山でされているようです。

 井戸の場合、各地区の出し物は「子供神輿」のような物で子供主役ですね。
 そして、舞姫も沢山選んでいます。
 まだ、選べるだけ子供が居るし、子供を主役に据えれば親も爺婆も協力しますしね。

 私はこの祭に関しては、町外ですし、育生のとぶつかるのでその帰りに立ち寄るだけなので、町内巡行などは見たことありません。 


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by je2luz | 2016-11-26 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 25日

熊野の旅 育生町大森神社 どぶろくまつり2

 今日も熊野市育生町「大森神社・どぶろくまつり」に関してです。
 この祭、毎年、11月23日で冬の入り口なんですが、以外と雨模様になったりするのです。
 前日に降って広場が汁かったり、当日降ったり・・・ 
 今では地元の住民が激減して居ますから、天気が悪いと淋しくなります。
 私も、広場がじめじめするくらいなら出掛けますが、当日が雨模様だと出掛けなくなります。
 信心深くないし、どぶろく物も訳でも無し・・・
 写真を撮ってブログにあげるだけですから、カメラの敵の雨には弱いのです。

 この大森神社は熊野市の山間部のど真ん中みたいな所にあります。
 道は熊野市中心部からなら、札立て峠越え、一の水林道越えが近いです。
 吉野家関西方面からなら、169号線、不動峠越え七色から大沼口で育生へ・・・
 尾鷲方面からだと尾鷲からR42で飛鳥町経由五郷ー育生か、熊野尾鷲道路、熊野大泊から井戸町瀬戸から神川経由なんてコースもあるし、結構入り方はあるのです。
 でも、どのルートも私などが好きな「山岳道路」になります。
 「山岳道路好き」と「どぶろく好き」は相いれない部分があるでしょうね。
 神社の例大祭ですから、人を集めるのが目的ではありません。
 営業用に仕込む、「地酒」「地ビール」などとは違い、醸造が認められているのは「神事用」とした一定量だけで、お土産用に瓶に詰めたり、客が増えたから仕込みも増やすなんて出来ないのです。
 それが良いところでもあり、難しい所ですね。
 毎年テレビの取材が入り放送されるのですが、立地の悪さもあり客は増えません。
 でも、増えたらどうする???
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 テレビ局はこんな可愛いキャスターも連れてきてくれるのですけどねえ・・・
 語り部のトップクラスの人も随行しているし・・・

 と、言うより・・・
 育生町も高齢化と過疎が極端に進んで居るので、この祭を維持することを考えないといけなくなってきた感じです。
 この、「どぶろく仕込み」も立派な「文化財」なんですよね。
 このどぶろく・・・文字通り。「御神酒」ですよね。
 大森神社が何に御利益あるのか聞いたこと無いです。
 祭神は、天兒屋根命、倉稲魂命、八幡大神だとか・・・
 どぶろくまつりも、建保元年(1213)からだそうです。
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 これだけ由緒正しきどぶろく仕込みも、立派な酒蔵があるのでは無く、小さな納屋があるだけですから、この技法と麹で「特産どぶろく」を仕込むという訳には行きませんね。
 この界隈では、どう言う訳か「造り酒屋」「醸造元」が無いんです。
 「地酒」などは最早過剰になって居るようですけどね。
 悲しいかな、発展させるより維持することが先決なのかも・・・


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by je2luz | 2016-11-25 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 24日

熊野の旅 育生町大森神社 どぶろくまつり 1

 今年の「どぶろくまつり」は天気予報より遙かに良い天気で真っ青な空の下で行われました。
 「どぶろくまつり」と言っても、この部分は大森神社の祭りに付随する物で、本当の部分はお宮さんで行われる神事です。
 ここでは七五三の子が居ればこの日にやって居るようです。
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 こぢんまりしたお社ですが、拝殿が結構大きいですね。
 中庭に七五三とかの参加者が座ります、
 拝殿は来賓の人が多いようです。
 神事は10時頃から始まるようで11時頃には終わるのですが、「どぶろくの振る舞い」の開始は12時からになります。
 この祭・・・
 集まってくる客の多くの目的が「どぶろく」なので、神事が終わって12時が近づく頃に来る人も多いです。
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 神社横の広場にはテント掛けの店が並び、おでん・唐揚げ・よもぎ餅・サンマ寿司・柿の葉寿司などが売られてどぶろくのつまみになります。
 どぶろくは1000円で湯飲みを買えば飲み放題です。
 ここのどぶろくは少し強めみたいですから、飲み放題に釣られない方が良いようです。
 ここで仕込まれるどぶろくは「お祭り用」なので、持ち出すことは禁じられているようです。
 勝手に造っている酒では無く国に認められているので、規制もきちんと掛かっています。
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 この様に大きなサーバーで係の人達が会場を回って酌してくれます。
 この飲み手は私の町内出身で「ブログへ載せての!」と言うことなので、外せません。
 テレビ局のキャスターの可愛い女の子も撮ったのですが、今日のところはこの写真です。
 この祭のことはもう少し書くことがあるので次もこの続きになると思います。


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by je2luz | 2016-11-24 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 23日

熊野の旅 勤労感謝の日

 11月23日 勤労感謝の日
 この日を「新嘗祭・にいなめさい」と呼ぶ人もほとんど居なくなったでしょうね。
 戦前には「豊作感謝」を国家で祝うという趣旨だったようです。
 秋の村祭りが村単位の感謝祭で、その総元締めを天皇が「新嘗祭」として執り行っていたようです。
 今の日本は「農耕国家」という自覚も無くなってしまい、秋祭り・鎮守の祭も農村部では段々寂れているようです。
 町場のイベント性の強い祭が生き延びて行く感じです。
 そんな社会では「新嘗祭」は無いでしょうね。
 伊勢神宮では「神嘗祭」というのがありますね。
 こちらも「五穀豊穣・収穫」を感謝する神事で内宮の「天照大神」、外宮の「豊受大御神」に感謝する物だそうです。
 神道に関心のある人以外は名前すら浮かばなくなっているでしょうね。
 今の「勤労感謝の日」は・・・
 国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20法律第178号)第2条によれば、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としています。
 つまり、日本古来の感覚では、「勤労」という物の基本は「農耕」だったと言うことのようです。
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 今日は育生町大森神社の例大祭で、一般的には「どぶろく祭」と呼ばれています。
 これも、豊作に感謝する祭に「どぶろく」を仕込んで神に供え、みんなで飲んで楽しんだ物でしょう。
 近代になって、酒が国家の統制になり、勝手に仕込めなくなってからも、「神事用」と言うことで認可されてきたようです。
 今は「地酒」「地ビール」などと言う形であちこちで作られますが、この規制緩和の前だと、珍しい物だったようです。

 この祭は、「運転手付き」で出掛けないと本当には楽しめないでしょう。
 主役が「どぶろく」ですが、「飲んだら乗るな!」と言うお達しが出て居ますからね。
 私は何回も出かけて居ますが、一滴も口にしたことありません。
 それから・・・
 熊野市が販売している「どぶろく」は「大森神社のどぶろく」ではありません。
 大森神社は地元の人が仕込む物で、熊野市の特産品はプロに委託してあります。
 ここには「酒蔵」はありませんから、「特産品」では無いのかな?
 好評なのであまり口には入らないのだそうです。
 熊野市駅前の「特産品館」で売り出されます。


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by je2luz | 2016-11-23 04:24 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 22日

熊野の旅 七里御浜 羽市木・口有馬・釜の平

 七里御浜の続きです。
 木本海岸は潜堤が作られ、堤防も30年ほどの年月を掛けて改修され、昔ほどでは無いにしてもかなり浜も太り、台風の高波に対してはかなり安全になって居ます。
 近年は12号台風のような豪雨とか19号のような風とかの被害は出ていますが、並みを伴う直撃台風が来ていません。
 良く書くように、「台風銀座」だったこの地域が「表銀座」では無く東銀座の通り並みになって居ます。
 こんな事書くと東銀座に叱られるかな?
 直撃台風が無いので本当の効果は確かめられないのですが、直撃されなくても沖を通る台風でも、波が浜の真ん中を越すと地響きしたし、走った波が堤防に当たると我が家のように直接堤防に面した家は、もの凄う衝撃を受けていました。
 それが、毎年のように起きていたのですが、潜堤完成後は一度も堤防まで波が来ていません。
 これは、私のような場所に住んでいないと判らないことです。
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 台風の進路が変わっているし、波は潜堤が殺してくれるし、堤防はどこにも負けない高さ(海抜15m)と丈夫さで作られている木本は良いのですが・・・
 熊野市内でもまだ心細いところがあります。
 羽市木海岸・・・階段堤防・・・
 これが高さ不足なんです。
 この堤防が出来る時、同僚の岩本達議員が高さ不足を指摘したのですが、「観光バスから海が見えない」などと言うとんでもない論法で、この高さが決まっちゃったのです。
 私が木本堤防に総力を挙げている時です。
 木本海岸は「木本港」という運輸省管轄の港湾内なので当時は「運輸省」の工事でした。
 羽市木など他の部部員は一般海岸で「建設省」だったのです。
 運輸省管轄でこうした自然慧眼は少ないですから、無理が利いて貰いよかったのですが、建設省管轄の全国の海岸が浸食問題を抱えているので上手く行きませんでした。
 その後で「省庁再編」で一緒の「国土交通省」になっちゃいましたけどね。
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 隣の口有馬地区の堤防も高さ不足です。
 波返しの構造にもなって居ないので、堤防に接した花屋さんなどは非常に危険なのです。
 幸いなことに近年は台風が来ていないから無事で済んでいるのです。
 この区間は海側に立ち上げて壁も無いので歩行には怖いところもあります。
 更に、木本では作って貰ったのですが、ゲート部分の高架部分に手すりがありません。
 海の側は口有馬以外には立ち上げの壁があるので良いのですが、内側は全区間手すり無しです。
 高さ2.5mとかで下がコンクリート・・・堤防天場を人が歩くのに手すりが無い・・・
 安全基準に満たない代物なんです。
 とても、「遊歩道」としては勧められませんね。
 おまけに、本体がかなり老朽化しています。
 工法から刷ると中が空洞になって居る可能性も否定出来ません。
 
 その先の釜の平地区辺りでは「無堤防区間」も残されています。
 木本が完了後は少しずつ工事はしていましたが、今年度の予定でも微妙に残されるようです。
 民家からは離れているし、松原があるので高波が国道を越えて民家まで走ることは無いでしょうけど、津波が予想されるだけに、「無堤防区間」は困りものです。
 来年度にはなんとか繋がるとは思いますが・・・

 海岸・堤防は国のもので、県が委託を受けて管理や工事を行います。
 木本の関しては、とっかかりから、時の市長坪田さん次の西地さんや県議の山下さん・前川さんなどが私が自由に動くことを認めた呉れていたので完成までの30年ほど関与出来ましたが、他の場所は市議ですから中々動きにくいものでした。
 潜堤だけで60億円という巨費を木本に投入してもらって居ましたからね。
 そして、木本堤防が完成したのは昨年度ですからねえ・・・

 この先、私が元気で政治に首を突っ込んでいるなら、無堤防区間が解消したら、羽市木・口有馬の堤防構造の再検討や有馬堤防前提の強度調査をお願いしたいですね。
 南海トラフでは津波の時に堤防の下を通った海水が40cmの高さで芝園などにしみ出すとか言うシュミレーションがあります、
 その時の浮力で軽くなった堤防が津波の圧力に耐えられるのかどうか・・・
 問題提起しても答えは返ってきません。
 恐ろしく軽い堤防になるはずなんです。
 パスカルが浮力を発見したのが悪いのかな?
 物が落ちるのがニュートンのせいだという論法だとそうなりますが・・・
 構造断面図から軽くなる値は出せるはずですよね。
 コンクリートとバラスで作った堤防の比重ってそんなに大きくないはずです。
 水中に入れば、真水でもそれから「-1」ですからね。
 鵜殿港の巨大な一文字も遊木港のも簡単にずれちゃいました。
 私のような素人でも構造図呉れれば計算出来るんです。
 でも、最善を尽くして住民を守るのが行政の役目なんです。


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by je2luz | 2016-11-22 09:59 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 21日

熊野の旅 七里御浜 有馬海岸松原は・・・

 熊野市木本から紀宝町鵜殿までの海岸は20Kmあまりにわたって緩やかに弧を描いた綺麗な砂利浜です。
 これは熊野川が太古から紀伊山地を切り崩し海まで押し流し、今度は黒潮流れる熊野灘の荒波が休み無く揺すり、運びながら角を丸めた石が積み重なったものです。
 この自然が作り上げた「七里御浜」が人間が自然に挑戦して作った「熊野川水系ダム群」によって、砂利の補給を絞り込まれて痩せています。
 ダムが出来て半世紀・・・
 さらに、ほんの少しの経済効果を狙って作った、突き出し港の「鵜殿港」がそれに拍車を掛けました。
 いま、砂利浜の保全対策が講じられているのは木本海岸600mほどだけです。
 
 昔から、台風の高波に襲われ続けた沿岸では海辺には人家がほとんど無く、緩衝地帯に松原が作られていました。
 この見事な松原も、戦後輸入したパルプ材にくっついてきたと言われる「松食い虫」によって、ほぼ壊滅状態です。
 松食い虫の正体は、目に付く「甲虫」ではなく、そいつが運ぶ「線虫」だそうです。
 若い松は根っこに線虫が付いても枯れないのですが、中年以降だと根を再生出来ずに枯れるのだそうです。
 補充で植えた松も少し大きくなると葉が赤くなり枯れてしまいます。
 初夏に立ち入り禁止にして消毒をしても、「線虫」は土の中ですからほとんど効き目が無いのだとか・・・
 松食い虫に耐性のある品種を作るという研究も随分なされたようですが、出来ていないのか、出来ても使って貰う予算が無いのか・・・
 今では「松原」では無く「雑木林」ですね。
 松のように高く育つ木も少ないので、「防風林」の役目はすこし下がるでしょうね。
 かくして、「白砂青松」という日本の海岸風景がほとんど消えたのです。
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 七里御浜は松原が消えかけても、まだ、テトラポッドを積み上げた海岸までは落ちぶれていませんが、日本中がそんな海岸になって来ましたね。
 テトラでは浜は守れません。
 潜堤なら少し守れますが、もの凄く高いので・・・
 こうした台船で工事するのはテトラと同じ様ですが、テトラはドボンドボンと投げ込んで積み上げるだけですが、木本海岸の「潜堤」は潜水夫の誘導できちんと組み合わせて積み上げてあります。
 だから、隙間だらけで足元の砂利を減らすテトラとは効果が違うのです。


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by je2luz | 2016-11-21 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)