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LUZの熊野古道案内

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2012年 05月 31日

熊野の旅 尾鷲・熊野高規格道路 新鹿 2

 新鹿は熊野市内でも有数の石材産出地でした。
 この地方には「紀州御影」という硬い岩石が取れる場所が多いのですが、採石するのに適した地形もあまりないので熊野市の新鹿・大泊や尾鷲市の賀田・三木里など限られた場所になります。
 昔は大型機械を使う訳でも無かったので結構地形の悪い所でも採掘していましたが、段々そうしてところは消えました。
 今では「紀州御影」自体の需要が少なくなったらしく、山での採掘はほとんど無いようです。
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 この光景は「高規格道路・尾鷲・熊野道路」ですが、石材の産地なのに切り取った部分は見事な赤い土です。
 切り取った斜面でかすかに見えている白い部分が御影石の塊です。
 この赤い土でい粘りけの少ないものは「渋土」と呼ばれて、運動場に入れたり宅地の表面に敷いたりします。
 我が家の土地はこの新鹿の渋土を40cmほど入れてかさ上げしてあります。
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 このトンネルは新鹿の里川と湊川を結ぶ短いトンネルの工事現場です。
 こうしたトンネルも岩の部分にぶつかるとものすごく硬い「紀州御影」になります。
 トンネル工事で出てくる廃土は灰色と言うより白いくらいの石を砕いたものです。
 全く肥料っけも無いものですから、これを積み上げておいたら5年たっても草も生えてきません。
 そして、赤い土も河川が運んだり海の中から隆起したような栄養のあるものではありません。
 このような残土は15Kmも離れた市内金山町の山に運ばれて、元ミカン畑「国営パイロット」の谷を埋めています。
 元・みかん園と言っても転作奨励で梅に変わっていて更には放置されたようなところが多かったのです。
 そのミカンも梅も、その農園も元は「税金」だったのです。
 その広大な農園を、今度は税金で埋めてしまったのです。
 更に…
 「農地」である所を埋めるので埋めた土地も「農地」なのです。
 税金で作った農地を埋めるのですから当然とも言えるのですが、この新しい農地をそのまま放置できないので、これ又税金を使って市民農園にするとか…
 肥料っけも灌漑施設もないところを市営の農園にするのですから先が見えます。
 金を入れ続けてイジするか、国にも市民にも内緒で放置するか…
 
 「礫などで埋めた所を又金を掛けて農園にするのか…それで無くても市内の農地が放置されているのに…」と質問すると…
 市長さんは、「礫の方が雑菌が無いので良いのです。礫耕栽培でやります」と答えられました。
 「礫耕栽培」で作ると生育も早いのは分かっていますが、公務員を使ってここで実験農場をやるって意味や感覚が分かりません。
 けっして共産主義の市長では無いです。
 ただ、農林省的発想なのです。
 コルホーズ・ソホーズなんてのを子供の頃に教科書で習いましたよね。
 まあ、この切り取りやトンネル部分の廃土でお金を肥やしにするような農園も出来る様です。
 農水省に叱られないように、まだまだ計画の高さまでも埋めていない所に「ひまわり」を植えてあります。
 植えるためにものすごく綺麗なマウンドを造成したり…二重三重四重に税金を積み重ねています。
 そもそもこの道路が税金垂れ流し工事ですからね。
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 この写真は金山の残土捨て場の現状です。
 この赤い土は工事現場から運んだもので、この綺麗に作ったマウンドにひまわりの苗が綺麗に植わっています。
 ボランティアが苗を作って植えたのではありません。
 そして…
 この土地はもうすぐ更に10mほど埋め立てられるのです。

 いやはや、日本国ってお金が有り余っているのですね。
 こうしたことが疑問にも思わない人だけが知事や市長になれるのでしょう。
 そして、もしこのひまわりがまともに咲いたとしたら…
 新聞・テレビは褒めるんです。
 そして、文化人も「殺伐とした残土捨て場が綺麗になっている」と絶賛するのです。
 数年先にどうなっているなんて見にも行きませんけどね。
 
 おかしいと思うことがおかしいのでしょうかねえ…
   
 
熊野市周辺地図です
 

 
 

by je2luz | 2012-05-31 11:21 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 30日

熊野の旅 尾鷲・熊野高規格道路 新鹿 1

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 国土省直轄事業、「尾鷲・熊野高規格道路」の「新鹿工区」です。
 新鹿町里川の上空を横切る部分でかなり出来上がっています。
 この区間などまだ低い方でしょうね。
 最近の高速道路は走るのが怖いくらい高い所を走ることが多いです。
 用地買収の楽な山腹を通るからです。
 昔と違い、トンネルを掘ったり橋を架けるのが簡単になったからでしょう。
 そして、それが出来るゼネコンさんが居ますからね。
 そこの役員に誰が入鹿までは知りませんが…

 この「国土省直轄」という「高規格道路」が全国のあちこちで作られていると思います。
 不思議な呼び名ですが、この方式で国道のバイパスと言う名目で田舎の高速を作り出したのは20年ほど前からでしょうね。
 道路公団が赤字になるし、公団のファミリー企業なども問題になるし…
 高速道路建設を公団に押しつけられなくなった時に、公団をも押さえていた建設省と建設族国会議員が考えついたものです。
 「高速道路」ではなく「自動車専用道路で国道のバイパスだから国で作るのだ…」と言うことです。
 この名称で作られる道路のほとんどは、以前のままだと100年たっても着工できない、需要も無い道路なのです。
 いつも書くように、日本国にお金があって、成長も続けている時代なら「先行投資」にもなるでしょう。
 でも、これが始まる頃には先行きが見えていたのです。

 最近では「高速道路」と呼ばないで「命の道」と呼び名を変えました。
 災害の時の避難高台と援護物資の飯夕路に使えるからだそうです。
 そういえば…
 熊野市の三つ目の野球場も「災害避難用グランド」なんて冠が急遽かぶりましたからね。
 役所って看板を掛け替えれば何でもありなんです。
 それなら風俗もガールズバーも看板を変えさせて許してやれば良いのにねえ…
 本当に国を潰す方…自分たちの事業には甘いんです。
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 高速道路の橋桁のコンクリートって意外と薄いものです。
 これが天場の部分です。
 この天場にピアノ線のようなものを並べてもう一段補強するようですけどね。
 この上を制限を守っても、平ボディトラック一台の総重量25トンが疾走するのです。
 まあ、ここの道路では東名のように隙間無くトラックが走るなんてありませんけどね。
 「餘部鉄橋事故」のように空から車両が降ってくるなんて…


 
熊野市周辺地図です
 



 

by je2luz | 2012-05-30 10:36 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 29日

熊野の旅 イベント こんなに増えたら子供は?

イベントがどんどん増えます。
「無限増殖」って感じになってきています。
人口19000人を切ってきた熊野市…
高度成長時代に出来た団地の足元にも及ばないような小さな町…
面積はそん何百倍もあるのに…
かつては手作りだった行事が言どん補助金目当てになって行きます。
補助金が無ければなのも出来ない住民になってきました。
この構図は、補助金が無ければなのも出来ない地方自治体と同じですね。
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 かつては、子供たちはお祭りが楽しみでわくわくしていたものです。
 もっと質素で遊ばせてくれる物が無くても楽しみだったのです。
 人が一杯集まるなんて、神社のお祭り・運動会・盆踊りくらいだったからです。
 ところが、今の時代、この熊野市の中心部、木本町を例に取ると、毎月一回「いこらい市」があります。
 去年などは「社会実験」という名目で夏の間中、毎週ホコテンをやっていました。
 冬場の朝市、商工会議所の夜店、三丁目商店街の夜店、「響鼓in熊野」なんて太鼓のイベント、天神さん・稲荷さん・弁天さんなどの夜祭り…
 年がら年中お祭りだらけです。
 神田の生まれならお祭り騒ぎが大好きかも知れませんが、毎回毎回看板が変わるだけで、同じお店が並ぶお祭りですからね。
 子供たちはそこそこ喜んで遊んでいますが、もう、「感激」なんて無いでしょうね。
 例え写真を見ても、どのときのイベントか分からなくなるのでは無いでしょうか?
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 ものすごいエネルギーと役所のお金を消費して、なおかつ、全国でも最低レベルの可処分所得の市民の財布からお金を引っ張り出しているのです。
 どう考えても、「地域活性化」の隠れ蓑の陰で「地域崩壊へ導いている面もあるでしょう。
 でも、数は減りません。
 とにかく増えるのです。
 晴れたと言っては飲み、降ったと言っては飲む酒飲みみたいなものです。
参加できるのは木本・井戸の子供だけ…
辺地の子供は置いてきぼりです。
一度立ち止まって考えることは出来ないのでしょうかね?
辺地では「盆踊り」すら出来なくなってきているのに…

市民も何となく人が集まっていれば「地域活性化」がなされていると思うようです。
その場限りのお店でも「地場産品」が増えたと受け取るようです。
「 市民の娯楽」という名目では金が使いにくいのでしょうね。
そして、そう言うと、中心部と辺地の差別が目に付きますね。
イベントの出前はありません。

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-05-29 08:26 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 28日

熊野の旅 オール熊野世界No.1フェスティバル 2

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 これが「インフィオラータ」とか言うイタリアの芸術?です。
 なんと、全部バラの花びらと葉っぱだけで描いてあります。
 「バラの花」では無く、丁寧にむしった「バラの花びら」で貼り絵をするのです。
 この「名前」を使うのに協会とやらにお金を払ったとか効きましたが、日本のお役所の外郭並みですね。
 何枚かのパネルは完成させずに持ち込んで、現場でやって貰っていましたが、人だかりも出来ず・・・
 何とか格好は付きましたが、出来上がって展示してあっても足を止めて鑑賞する人もほとんど無し…
 企画としては「失敗」でしょうね。
 何しろかかったお金がお金ですからね。
 でも、トップへの報告は「評判良かったです!」なのかと思います。
 ある意味で「裸の王様」になるところがありますからね。
 私は批判的な目で見るので、この周辺の人の動きに目が行きました。
 位置的にはこの場所は「噴水」の所で会場の外れでは無いのです。
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 これも「目玉」の一つだったのです。
 今日は時間が限られるのでここまでです。

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-05-28 09:08 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
2012年 05月 27日

熊野の旅 人でのピークは??? 世界一イベント 1

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 熊野市駅前午前10時4分53秒の様子です。
 開会して五分です。
 混んでは居ません。
 店の数は昨日より多いようです。
 子供たちは、乗れるミニチュア列車とここに見えているエアードームが目的のようです。
 もう一つ「釣り堀」もありますが、父兄同伴…スポンサーが居ないと…という感じです。
 特設ステーに前は意外と人が座っていました。
 地元のコーラス団、太鼓、踊りですから人も集めよいです。
 お年寄りがほとんどですね。
 まあ、このイベントをお年寄りの慰安と考えれば少しは救われます。 
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 天気が良すぎて日向にいるのが大変でしょう。
 お昼前に引き上げてきたのですが、だいぶん根性が要りそうです。
 問題にしてあった「タクシー乗り場」な全面通行止めの一部をタクシー用に解除して、駅前、向かい側に乗り場を確保してありました。
 観光客に掛ける迷惑はかなり解消されていました。
 もう一つ心配だった、「狭い駅前広場で大きなイベントを打つ」と言う方も。人出がそこそこなので大丈夫ですね。
 狭い通路しか確保していない割に楽に歩き回って写真が撮れますからね。
 市内にに二回もチラシを打って、大々的にやった割に客は少ないのですが、混乱しなかったのと、あまり迷惑を掛けずに済んだと言うことでは良かったでしょう。
 昨日は食べ物目当ての人が多くて、お昼頃には売り切れ続出でしたが、今日はまだ十分残っていました。
 お店はほとんどにわか店舗です。
 こうしたことに疑問を感じるのです。
 「市民の娯楽」と言わないで「地域興し」と言いますからね。
 年に一回とか数回とか頼まれて何かを作って販売して…
 楽しいですし、食べる方もそこそこに愉しみます。
 でも、「地域興し」じゃあ無いでしょう。
 まして、何百万も掛けて…
 どこかがずれちゃってます。
 素直に…
 「市民の娯楽・福利厚生」と言えないのでしょうかね?
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 午後からは「餅ほり」もありますから、そろそろ続きの取材に行ってきます。

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-05-27 13:02 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
2012年 05月 26日

熊野の旅 さすがは食い物…出だし良好

 今日のイベントは「東紀州ご当地グルメ大会」です。
 事実上、出店全部が「食い物」です。
 私も以前は木製品を担いで各地のイベントや物産展に出かけていました。
 屋外にしろ百貨店の催し物会場にしろ、食えないものの販売に比べ、「食い物」は強かったです。
 私達の本業の「すのこ・縁台」に比べ、ついでに並べてある、間口45cmほどの「サンマの丸干し」のほうに人が集まりましたからね。
 この傾向は全国共通でしょうね。
 奥さんやお母さんにすれば、この式のイベントに行けば間違いなく「お昼」は作らなくて良いですからね。
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 開始時間が10時30分…市長の挨拶は少し前から始まったようです。
 市長の挨拶の後で、「どうぞ販売を開始してください」と放送したときには、道端ではラーメンなどを食べ終わった人も居ました。
 お金を払って、買い物すれば「投票券」が貰えます。
 会場に置いてある投票箱に放り込んで順位を決めるのだそうです。
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 上の「サンマ寿司」などはその場で食べられるので投票する人も多いでしょうけど、下の「あぶり」なんてのは、「おかず」にすればおいしいでしょうけど、こんな時の味の評価にはつながりにくいのでは無いでしょうか?
 「鈴鹿のおこげめん」だとか「伊賀の牛汁」だとか、三重県の外郭がやっているイベントなので遠くからの出店もあります。
 こんな時には「催事屋さん」的な業者が居ると出店資材は揃っているし、慣れているので手際よく運びます。
 そして、「プロ」ですから、採算を合わせるすべを知っています。
 そう言う業者のいない所では、にわか仕立てのお店を公務員とか商工会議所とかが段取りして出店します。
 そんな店の食べ物は、イベントが終わると食べることも出来ない…って事もあります。
 「名物」とは言えませんね。
 500円の焼きそばを200食売って10万円の売り上げです。
 遠くまで二人か三人で出かけて…
 場合によっては「泊り」になるんです。
 同じようにやって、催事屋さんは黒字でにわか仕立ては赤字…
 それが商売ってものでしょう。

 人の出だしがものすごく良かった分、午後には息切れするかも…
 それに、イベントでは良くあるパターンですが、「売り切れ・閉店」がどんどん出てしまって情けない会場になる可能性もあります。
 売れるのは結構ですが…
 その辺も、プロのお店とにわか商人との違いが出ます。

 一寸曇ってきましたが、雨は大丈夫という予報です。
 午後からも様子を見に行きます。
 
 
熊野市周辺地図です
 

 

by je2luz | 2012-05-26 11:57 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 25日

熊野の旅 ツール ド ・・・

 「ツール ド 」と来れば「フランス」ですね。
 日本人は外来語を平気で取り込んじゃう器用さがあるので、こうした言葉も氾濫します。
 何しろ「漢字」「カタカナ・ひらがな」「ローマ字」をごちゃ混ぜで使いますからね。
 表音文字の方では、日本のことは「ひらがな」で…、外国のものは「カタカナ」で…と使い分けますしね。

 今月の末、5月31日から来月の6月3日まで、「第14回 ツール・ド・くまの」というのがあります。
 「ツール・ド・フランス」と同様に自転車ロードレースです。
 パンフレットのは、「Tour de 熊野」となっています。

 国際レースのようですが、けっこうややこしいクラス分けとコースのようです。
 5月31日 新宮市市田川沿い
       UCI国際ステージレース0.7Km 15*30スタート
 6月1日 赤木川清流コース
       UCI国際ステージレース 114.1K 11:30スタート 他
 6月2日 熊野山岳コース
       UCI国際ステージレース119.2Km 10:10スタート 他
 6月2日 太地半島周回コース
       UCI国際ステージレース100.0Km 11:10スタート 他
 と言うスケジュールで、熊野市内を走るのは6月2日の「熊野山岳コース」です。
 これらの日にはコースになる区間では交通規制もあるでしょうから気をつけてください。
 自転車は通過するのがものすぐく短い時間です。
 山間部の急坂・峠越えのコースでも平均時速で30Kmほどですから、平地や下りだと…
 国際レースと言うことで一流の選手も走りますからね。
 スポンサーは「けいりん」です。

 パンフレットの最後には小さな字で・・・
 「国際レースの為、撮影場所(特にゴール付近)等の制限を設ける場合がありまず。
  現場では公式カメラマン、係員の指示に従って戴きます様お願いいたします」 と、あります。
 当然のことですし、高速走行の自転車ですから非常に危険です。
 ママチャリでさえ死者が出るのですからね。
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-05-25 11:51 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 24日

熊野の旅 週末の予定

 今週末もイベントです。
 土曜日の飛鳥町小又の「古代米田植え」は延期になったようです。
 その代わり、木本では記念通りを閉鎖して「東紀州ご当地グルメ大会」という、今時どこででもやられているイベントがあります。
 日曜日の「オール熊野世界No.1フェスティバル」のプレイベントだそうです。
 つまり、二日続けて中心部ではバスも車も自由に走れないと言うことです。
 熊野市駅とその周辺は高校生の通学以外はそんなに人も歩きませんから、ある意味では閉鎖しても大丈夫なのですが、きちんとした迂回路が無いので矢っ張り迷惑は掛けます。

 「東紀州ご当地グルメ大会」というのは、午前10時30分から17時まで、記念通りを歩行者天国にしていつもの「いこらい市」みたいにやるようです。
 主催 東紀州地域観光圏協議会 と言う三重県がらみの団体のようです。
 詳しくはそこのHPでご覧ください…てことです。
 各地同様、食べた人の投票で順番を決めるようです。
 参加するものは・・・
1.紀北の魚ギョーザ … (有)ヤマショー
2.梶賀のあぶり … 梶賀まちおこしの会
3.春巻きとり棒 … 雑魚屋かんばやし
4.熊野地鶏ラーメン … (財)紀和町ふるさと公社
5.熊野のじゃこ天 … 新兵衛屋((有)浜地屋)
6.熊野地鶏の丸ごと粽(ちまき) … 熊野うまいもん倶楽部
7.漁師の寿し … 茂丸
8.いこらいドック … 熊野市記念通り商店街振興組合
9.めはり寿司 … 熊野たかな振興会(飛鳥たかな生産組合)
10.太刀魚昆布〆 … さんま館
11.あじの姿寿司 … 紀宝町商工会
12.みかんムース … 道の駅紀宝町ウミガメ公園
 この中で私が実物を口にしたことのあるのは、5番と6番ですね。
 投票では明らかにハンディを省ものもありますね。
 「炙り」をかじりながら歩く人も少ないでしょうからね。

 この辺では「A級グルメ」なんて元々無いです。
 でも、このA・B・Cはどう区別しているのでしょう?
 味では無いでしょう?
 くそ高い料理より、サンマの丸干しでご飯を食べる方が幸せでおいしいですよ。
 ナイフが皿に当たる音を気にしながら食べるより、音を立てて茶がゆをすする方が…
 そうそう、この辺を代表する「茶がゆ」が無いですね。
 シーズンが悪いのか「なれ寿司」も無いです。
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 日曜日の「オール熊野世界No.1フェスティバル」の方では、その「世界一」が「目張り寿司を200人以上で一斉に食べる」なんて、何とも情けないギネス挑戦です。
 関係ない市民にとって…木本や井戸のおばちゃんにとって…最大の楽しみは、最後に行われる「8000個?の餅ほり」でしょう。
 「餅撒き文化」の中心地ですから、「餅ほり」を「やれば必ず人は集まりますからね。
 これも中味は無いのですが、人だけは集められます。
 10円玉を撒くような企画なんですが、こんな時には税金が宙に舞っているなんて思いもしないでしょう。
 でも、利口な主催者です。
 最後の三十分くらいは一般市民が来てくれますからね。
 最高の実績作りになります。
 それが熊野市の発展とかにどう関係するかは関係ないです。
 イベントをしたいからイベントをするのですからね。

 観光で通りかかられたら、駅前が機能しなくなっていてご迷惑をお掛けいたしますが、紀州の「餅撒き文化」に触れる機会ですよ。
 このときの熊野の「おばやん」は輝いています。
 とても、「おじやん」の出番は無いです。
 熊野市のマスコットの「新姫ちゃん」とか、観光大使の別嬪さんを撮るより絵になります。
 予定では14時45分からです。
 多分、私もカメラを握っていると思います。

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-05-24 10:36 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
2012年 05月 23日

熊野の旅 近代土木と古来の土木

 台風12号ではものすごい数の山崩れや道路の崩壊などが起きました。
 その被災箇所を見ると、戦後になってから作られた構造物も昔に作られたものも被害の発生はあまり変わらないように見えます。
 コンクリートを多用し、重機なども使い出した頑丈そうな石積みも、セメントなど全く使っていない空積みの石垣もその工法でものすごくは変わらないと言うことです。
 井戸川沿いの県道の護岸などは比較的新しいものですが、石垣の根元がきちんと深くまで掘り下げられていないので、足元がえぐられて崩落したり、宙に吊ったりしました。
 大又川でも結構新しい市道が完全に崩落したり…
 よく言われるのは、コンクリートで固めた石垣は裏側に水が溜まって、その圧力で一気に崩壊する…だから、水抜き穴をきちんと作っていないとだめだ…と、言うことです。
 今回の場合は単純にそんな要素で無いものがほとんどだったようですが、以外と近代工法が強くなかった…と思えるくらいです。
 ものすごく新しいものは持ちこたえているようですけどね。

 自然石をほとんど加工せず、そのまま組み合わせて積み上げて行く石垣が田圃などでは多い物です。
 私が子供の頃にはどこにでも地元の石屋が居たものです。
 大きいのや小さいのや色んな「ゲンノウ」と「バール」を使って、自然石を少しだけその場所に沿うように加工して積み上げていました。
 チェーンブロックなども無く、黙々と手作業でやっていましたね。
 日傭賃は他の仕事より良かったようですが、まさに重労働でした。
 こうした、どこの集落にでも居た「田舎の石屋」は重機時代、コンクリート見地石時代になって急速にいなくなりましたね。
 困るのは、畑の隅や田圃の岸が壊れたときの補修です。
 土建屋を頼むほどでも無し…でも、素人では直せない…
 そんな場所もあちこちにありますね。

 そうした昔の石垣の典型が「棚田」でしょうね。
 一部では崩れたときにコンクリート見地石に換えられたところもありますが、積まれたのが昭和やら明治やら江戸時代やら判らない石垣が積み重なっています。
 それがきちんと耕作を続けていれば崩れないのです。
 耕作放棄して、田圃の床が抜けたりするといくら水を逃がすように作った空積みの石垣でも崩れます。
 何百年も掛かって開墾し、その何百年もの間、地元の石屋が黙々と補修してきたのでしょうね。
 私などには見慣れたものです。

 かつて。熊野市の観光キャッチフレーズに・・・「神々と石垣の郷」てえのがあったように思います。
 西地市長の時かなあ???
 それともその前の坪田市長の時かなあ???
 熊野市はまだ4代目の市長ですから…
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熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-05-23 09:54 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2012年 05月 22日

熊野の旅 よその人の娯楽 田植え

 「丸山千枚田田植えイベント」にはそこそこの人が集まります。
 主催者側の地元の手助け隊のおじさんおばさん、市職員、外郭団体職員、来賓、議員を除いたら、熊野市民って少ないですね。
 オーナーさんはよその人が多いのは当たり前でしょう。
 なにしろ、先祖伝来の田地田畑を耕すことが出来なくなった状態で、山間部、海岸線から中心部に移り住んだ人の多い地元市民ですから、わざわざ「千枚田のオーナー」になって農作業までする人は少ないです。
 わたしも、子供の頃に田植えだとか稲刈りの手伝いをした記憶があります。
 小さな学校の田圃に植えた記憶もあります。
 いまでも、家庭菜園だとか花畑はやります。
 でも、あえて「田植え」をしようとか「稲刈り」をしようと思いませんからね。
 次男坊なので田圃を相続しなくて済んだのが幸いだったと思うくらいですから…

 田舎の小さな町ですから千枚田のオーナーがあまりいなくて当然でしょう。
 集まってくるのは矢っ張りよその人が多いです。
 オーナー以外の「当日参加組」も同じようです。
 シャトルバスの乗り場でも、写真を撮りに千枚田を歩き回っても、先に挙げた人を除くと見たことのある顔には中々出会いません。
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 去年も撮ったのですが、「相模女子大」の生徒さんたちがやって来て、田植え体験などをやっています。
 「早乙女」の格好はしていませんが、花を添えてくれていますね。
 この子たちもそこの女子大生達かな?
 あとは、地元の保育所とか…
 そして、個人客で多いのが「親子連れ」ですね。
 「田舎体験」「お百姓さん体験」というよりは、「珍しい体験」という感じです。
 なにしろ、付いてきている親御さんも百姓を知らないのですからね。
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 熊野古道歩きでもそうですが、そこそこ大きくなった子供で、親に付いてきてくれるのは女の子の方が多いようです。
 うんと小さなもだと半々位なのに…
 私がカメラを向けるのが偏っているのかな???
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 こうでもしないと維持できないのが棚田です。
 ボランティアだけでは維持できず…
 そうした団体も津々浦々まんべんなく行き届く訳で無し…
 学校というような継続的に後継者が居るところは良いのですが、若者も何時までも若い訳でも無いし…

 こうしたイベントをどうとらえるかは難しいです。
 なんの疑問も持たず、「イベントのためのイベント」がどんどん増えています。
 地域と遊離した地域興…
 その場限りの物産販売…
 楽しいのは主催者だけなんてものも…
 それらの多くには立派なキャッチフレーズが付いています。
 「市民の福利厚生」なら費用対効果は度外視出来ることも多いです。
 でも・・・
 「地域振興」「地場産業育成」「観光振興」なんて名目で公金をつぎ込むときには…

 そうそう…
 今度の日曜日、5月27日には、「熊野世界No.1フェスティバル」なんて、壮大なタイトルのイベントが熊野市駅前で行われます。
 観光客の方にはご迷惑をお掛けすると思いますが、許してやってください。
 タクシーもバスもどっかへ行っちゃいますけど…

 
熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2012-05-22 12:01 | 熊野 | Trackback | Comments(0)