LUZの熊野古道案内

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2011年 01月 31日

無事帰国しました

 かつては渡航禁止国であった社会主義国「ベトナム・越南国」をぶらぶら?テクテク?歩いてきました。
 旧正月の直前で、その飾り付けのまっかっかと共産党のはたのまっかっかとベトナム国旗のまっかっかでハノイの町は「赤の国」でした。、
 テレビの番組もそれらしいのが多いし…
 でも、「ドイモイ政策」以来の開放政策もあるのは市民は普通みたいです。
 今朝は焼くサイゴンを発ってまっすぐ熊野に帰ったのでちょい疲れ気味で何もかけません。
 これからぼちぼち書いてゆきます。
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 写真も全く整理するどころかデジタルの方も見られません。
 フィルム現像は明日以降ですね。

 ベトナムなんですから「ベトナムらしい写真」でないと…
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by je2luz | 2011-01-31 19:05 | 旅 番外編 | Trackback | Comments(0)
2011年 01月 20日

熊野の旅 海と川

 この辺りは、「湖」と言う物は、「ダム湖」くらいしかありません。あれは自然の湖とか別物の不気味なものです。
 なにしろ、「湖畔」などと呼べるような平らな部分など無い近寄りがたいものです。

 私たちが眺めて育ったのは、「川」と「海」です。
 川はいつかは海に出ます。
 川は真水、海は塩水です。
 両方で泳いだことのある人ならお分かりでしょうが、海の方が体が浮きよいです。
 つまり、塩水の方が比重が大きいので、人間の体が相対的に軽くなってしまうのです。
 塩水の方が重い…
 太平洋、黒潮の温度は高いです。
 暖かくなった水は膨張して軽くなります。つまり、黒潮は軽いのです。
 真水も冷たいと重くなります。そして、川の水は冬になると極端に冷たくなります。

 このあたりが微妙らしく、河口部分の海を見ると、川から出た水がうんと広がって表面を流れている時と、何処へもぐったのか分からない時があります。
 洪水の後の川の水は濁って白褐色になりますが、濁りの無いときの真水は黒潮の海に比べると青白いです。
 だから、川の水の部分と海の部分がはっきり分かるのです。

 不思議ともいえるのですが、うねりの時はエネルギーの伝達があまり変わらないで同じようにうねっているようですが、かすかな風の時に起きる「さざなみ」は海の水の部分と川の水の部分では全く異なります。
 海の水の方がちり緬ジワのようにきらきら光っていても。真水に近い方はのっぺりしているのです。
 どうやら、「粘度」まで違うようです。

 こんな景色は冬場に時々見られます。
 それに、蜃気楼の出来損ない見たいな、「船が空中を進む」「遠くの太地の岬が中に浮く」と言うのも見られます。
 残念ながら、今朝車で見たときには、真水と海水の境、「潮目」もはっきり見えたのですが、今の我が家の二階からは写真に出来るような区別は見えません。

 海と言う物は、日により時間により、時々刻々と変わります。
 寄せる波をぼんやり見ているのも飽きないものです。
 時間の余る旅人は少ないようですが、一時間くらい、波打ち際に座って海を眺めてはいかがでしょうか?
 思春期の頃には時々座りましたね。
 老年期に座っていると、ふらふらと入水する人も出るかもしれませんが、ここの海が極楽浄土への入り口だなんてのはどうも迷信らしいですよ。眺めるだけにしてください。
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by je2luz | 2011-01-20 09:39 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
2011年 01月 19日

熊野の旅 大広間もあります

 熊野古道・浜街道・御浜街道には松原?の中の遊歩道があります。
 そして、林間コースに飽きたら、堤防に上って雄大な太平洋・熊野灘を眺めながら歩けます。
 まっ平で島もなく…
 しばらく歩くと退屈するかもしれません。
 少し前までは、「フェリー・ありあけ」があったのですが片付けられてしまい取り立ててみるものがなくなりました。
 林間コース・海眺コースに飽きたら、浜に降りるのも良いでしょう。

 このコース、熊野市内だけで2Kmあまりですが、その間にコンビニ・サークルKが二軒とスーパー・オークワが一軒ありますから、食料の調達には不自由しません。
 浜に捨てないで持って帰ってもらわないと困りますが、堤防の外の「七里御浜」は絶好の遊び場です。
 地元では。町内の運動会、PTAのイベント、保育所の遠足…色んな時に使われています。
 行楽シーズンでも場所取りの必要はありません。
 鬼ヶ城の東口から井田海岸までの20Kmほどが使えますから、100万人やそこいらの団体さんでも入って隙間だらけのはずです。
 民家の無い所がほとんどですから、ドンちゃん騒ぎしても怒られることは少ないです。
 夏の夜だと「海亀さん」に「お産の邪魔だ!」と嫌われるでしょうけどね。

 でも、くれぐれもゴミは残さないでください。
 「海亀さん」や「いるかさん」がゴミを飲み込んで死ぬことさえあるのですからね。
 とかく、ゴミを散らかすことが多いのが観光客なので地元の人が嫌がることにもなるのです。
 それから…
 車で浜に出られるところは少ないですが、絶対に出ないでください。
 どこかの砂浜だと、普通の車や観光バスでも波打ち際を走れますが、ここは砂利浜です。勾配もあります。
 四輪駆動でも車重の軽いジムニークラスでもめり込むのですから、普通車などはひとたまりもありません。
 押して脱出できるほど甘くは無いです。
 さらに、夏場は「海亀の産卵」で乗り入れは厳禁です。
 守ってくださいね。
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by je2luz | 2011-01-19 14:32 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2011年 01月 18日

熊野の旅 見通し良好 松原

 熊野古道のうちで一番なだらかな「浜街道・御浜街道」は松原の中を進むものでした。
 今の国道42号線がそれに当るのですが、昔の街道は、現在松原の中に作られている遊歩道に似ていたはずです。
 古い写真に残る道はそんなものです。

 私が子供の頃でも道路は一車線の砂利道で両側に松林の残ったところもあったのです。
 戦時中に、「食糧増産」の掛け声とともに、開墾され、根っ子は「松根油・しょうこんゆ」に、幹は「パルプ」に、跡地は「芋畑」になったのだそうです。
 戦後は営林署の管轄に成り、「一木一草採取ならず」とお代官様以上に絞めてきました。
 これが松林には良くないことだったのです。
 松の木は人間とともに生きた方が健康な木のようです。
 下生えを綺麗に片付けてもらい、落ち葉もなくしてもらった方が元気と言う気ままで弱いものなのです。
 営林署が立ち入りすら嫌うような管理をして、下生えも延び放題、ジャングルにしたので松の木が弱ったと学者が言います。
 その弱った松の木に「松くい虫」が取り付いたのですから、ほとんど全部の松が消えました。
 今は、名前は「有馬松原」ですが、「楠」や「櫨」などの雑木林です。

 少し前まで、亜熱帯性原生林的になって、遊歩道と浜に繋がる通路以外は道から外れることも出来ない林で外部からどころか、遊歩道からでも藪の中が確認できなかったのです。
 今は、綺麗に片付けられて安心して歩ける遊歩道になりました。
 これなら、山賊も物の怪も出ないでしょう。

 なぜ、こんなに綺麗になったかって???
 その方が良いと思ったからでしょうね。
 そうしておきましょう…
 地元にも諸説ありますが真意は分かりません。
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by je2luz | 2011-01-18 10:20 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2011年 01月 17日

熊野の旅 豪雪 浜街道だけは…

 大雪の 降り残してや 浜街道
   盗作??? パロディ???

 このところ日本中豪雪です。
 日本海側だけではなく、太平洋側まで雪に包まれているようです。
 雪の少ない紀伊半島南部でも雪がちらつきました。
 海岸線から見える紀伊山地南の最後の山塊もうっすら雪化粧をしています。
 昨夜は結構降ったようで、山間部からのバスが遅れています。
 峠越えになる路線では通勤通学バスが、途中でのチェーンの着脱で遅れが出ます。
 雪の多い地方で、定期バスの数が多い峠ではチェーン着脱場所にバス会社の係が配置されていて手際よくやっていますが、こんな暖地ではそんなのがありませんから余計に時間が掛かるようです。
 まだ、バスは良いですが、自家用車となると「チェーン」なんて持っていないのがほとんどです。(私も今の車用は持っていません)
 生まれてから一度もチェーンなど触ったことの無いドライバーがほとんどですからね。

 これほどの豪雪でも、七里御浜像を走る国道42号線…熊野古道の『浜街道』には雪はありません。
 今日ほどの強風の日には松原沿いも風に煽られますが、普通の北風はあまり吹きません。
 真冬でも、松林の木漏れ日の中を歩くと気持ちの良いものです。
 一歩浜に出て、堤防にもたれて日向ぼっこすると暑くなるくらいです。

 と、いくら宣伝しても熊野古道歩きの人は少ないです。
 この季節に土日の天気が「荒れ気味で平野部も雪になる・・・」なんて言われれば出る人も居ないでしょう。
 私も一日違いで無事に「伯母峰」を越えましたが、昨夜だと今の車では越えられないです。
 
 入場料・拝観料などの要るところでしたら、「冬季割引」なんてやれるでしょうが、元から無料ですしね。
 食堂も「季節割引」なんてやっても、元々、熊野古道歩きの人は大層な食事を食べる種族の人では無いですし…
 郷土料理の「サンマの寿司」「サンマの干物」を少し割り引いたところで、元値が安いので迫力無いですね。500円が400円になっても東京の人の御輿は上げられませんよね。
 残るはやっぱり、「おもてなしの心」だけでしょう。
 南紀の人は言葉使いは荒いですが、根は優しいはずですからね。
 そりゃあ世間並みに悪い事をするのが居て新聞にも載りますけどね。
 私がこの辺では「きつい」と言われるのですから、多分、他の人は優しいと思います。

 太陽の暖かさと人のぬくもり…
 それが感じられるか感じられないか…
 神や仏が感じられるかどうかと言うのに似ていると思います。
 それを探すのが、「熊野詣」なのだと思います。
 探しに来られてはいかがです
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by je2luz | 2011-01-17 10:21 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2011年 01月 16日

熊野の旅 矛盾

 一昨日、昨日と少し距離を走りました。
 時間の都合で有料道路も使いました。
 紀勢自動車道紀勢線も使いました。
 天空を走るほど高い橋脚を立てた上を景色も見えない形で走ります。
 日本国中、車窓の景色は変わらなくなるように、防風壁、遮音壁の中を走ります。
 どんな計算をしているのか分かりませんが、運のものすごく悪い人はこんな上空で大地震に遭うのでしょうね。

 田舎者でもETCをつけていますので、非常にスムーズにゲートを通過できます。
 でも、料金票を見るでも無し、出口でお金を探すでなし…
 一ヶ月ほどあとで引き落とされるだけです。
 割引がなくなってもこの状態だと料金がピンと来なくなるでしょうね。
 金が要ると言うことの感覚が薄れます。

 停滞がある高速道路は最悪ですが、スムーズに流れれば、ついつい足を伸ばしてしまうことにもなります。
 だから、高速を割り引いたり、ただにしたり・・・とにかくガソリンを焚かせようとするのでしょう。
 でも、安いのに慣れてしまったドライバーは、ようやく「走ればガソリン代が高くつく」と言うことに気が付いてきたようです。
 1000円に釣られて走れば、一日でガソリンが空っぽになりますからね。いや、一日に二階級油なんてことに成ります。
 税金で高速道路の穴埋めをさせられて、自分の財布でガソリン代を払って…
 CO2削減を世界的な公約にすると言いながら、一億火の玉となってガソリンを焚け!と言うことです。
 おかしな話ですね。

 日本中道が良くなって、新幹線もどんどん出来上がって…
 さぞかし、お役所が言うように観光産業が盛んになったでしょうね。
 でも・・・
 途中省略で目的地へ…
 その、特急型の観光客も減少しているようです。
 「日本中」と言うことは、何処も珍しくないと言うことです。
 でも、各地では。「高速道路」「新幹線」「飛行場」に夢を預けますね。
 まるで、自分ところだけ良くなったかのように期待します。
 そして、駄目な時は自分ところだけ駄目だったように落胆します。
 ぜんぶ、日本獣なのにね。

 ばら色の未来と、嘘の動員数を書かないの、道路は出来ません。設備も作れません。
 完成すると、市民も皆、一旦は褒めるのです。
 矛盾だらけのやり方なのに…
 でも…
 「地味に暮らしましょう」なんてのは、「享保の改革」などと一緒で受けないんですよね。
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by je2luz | 2011-01-16 09:37 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2011年 01月 15日

小正月 

 今日は15日、「小正月」です。
 言葉は聞いたことはあるのですが、この日に何かをしているのを見た記憶がありません。
 祖父は割合と色んな年中行事をやるのが好きだったのですが、この小正月に関しては思い浮かびません。
 それよりは、「成人の日」は日本中の行事なので強くなって行ったようです。
 「成人の日」が動き回るようになって「小正月」が開放されたのに・・・

 今日は早朝から出かけるので、夜中に少し書いてアップしますが、まあ、初詣の映像だけです。
 初詣の時はこんな若い子も一生懸命お願いしていますね。
 と言うより、女の子の方が素直に拝んでいるような気がします。
 これは、若い子だけではなくお年よりも同じですね。
 そのくせ、色んな行事では男が取り仕切りますね。
 日本の神々の大将は女の人なのにねえ…
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by je2luz | 2011-01-15 00:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2011年 01月 14日

熊野の旅 しばらくは危険 熊野市駅前

 以前に取り上げた、熊野市駅・駅前ロータリー改良8改悪?)工事に掛かったようです。
 まずやったのは、道路の路面表示の書き直しです。
 車の車線を大きく曲げ、駅からバス停やコンビニ、土産物屋に行く横断歩道を消し、遠くに書き直しました。
 今朝、駅前に車を止めると5分ほどの間に3組、4人から問い合わせと抗議の声が掛かりました。
 この計画自体に私は反対なのですが、私が議会に戻る前に予算も通過したものですし、計画の不都合さを指摘しても「変更の余地無し」と言う感じです。
 何しろ、「東大」の先生とやらが考えたくらいですからね。
 人間の心理・・・ドライバー、歩行者の性質をあまりお分かりで無い学者様のようです。
 
 熊野市駅前は結構、道路敷地が広いのです、だから、走行車線をかなり曲げて蛇行させました。
 分離帯が無いままで大きく曲げたので、下り車線側の車はまっすぐ走ると対向車線に入ります。
 今朝もそんなに車の無いところなのに二回も反対車線に入って対向車の正面になってしまい慌てて避けるのを目撃しました。

 一番便利な横断歩道を消したのですが、当然のように元の位置で通学生や通勤者が渡っています。
 工事が始まって通れなくなれば仕方ないと思うかもしれませんが、何時着工革からないのに、路面表示だけが先行し、安全対策がなされていません。
 工事責任者は熊野市、担当の建設課に聞きに行くと、係員は昨日立ってみていたのだそうで、対向車線走行や横断歩道無視は知っていました。
 係りが見ていても、「課」の認識になるには至らないのが役所と言うものです。
 けさ、課長を含めて実情を説明し抗議したので暫定処置で三角コーンを置くことや、工事看板の設置がなされる方向になりました。
 さらに、工事に掛かって、今あるロータリーの島の部分の取り壊しが終わったら、出来るだけ早く仮説の歩行者通路を確保し駅正面の横断歩道を復帰させる方向も約束してもらいました。
 この工法は都市部では当たり前のように行われていますからね。
 横断する人の数が少ないですが、一応駅前ですからね。

 こんな工事でも敷地が「JR」になるので、熊野市の一存では前に進まず、まして熊野市駅で決済が出来ない・・・
 厄介なものです。
 駅前ロータリー部分だけですからこれでも楽なほうです。
 踏み切りとなるともっと厄介で、高架橋部分などになると大変な交渉に成り、工事もJR傘下の企業しか事実上出来ないのでかなり割高になりますね。
 安全確保が絶対条件ですので、それを言い出されるとオープンな入札の要求も出来ませんしね。
 こんな図式は中々変わらないでしょう。

 今回の工事はこのまま続行します。
 安全対策くらいは出来るだけの事をしてもらうように要求は続けますが、すぐに「地元の了解を貰っています」「議会の承認も貰っています」と言うのが出てきます。
 自分の居ない時の計画、予算でも「議会」としては継続しているものなので厄介なところがあります。
 それでも、異議を挟まないと何処へ向かうやら…
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by je2luz | 2011-01-14 10:15 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2011年 01月 13日

熊野の旅 もうすぐ番外に

 この辺では「西国33箇所の御詠歌」と言うのを聞くことが多いです。
 何しろ、第一番の札所がご近所の、「紀伊の国那智山」ですからね。
 昔のご当地ソングです。
 近畿・畿内33個寺も紹介するのですから、受ける範囲も広いでしょう。
 四国になるともっと多いですから、四国中が「ご当地」ですね。
 無信心な側から見ると、ものすごく巧妙な布教政策、観光政策ですね。
 とても今の宗教家や政治家の及ぶところでは無いでしょう。

 「第一番、紀伊の国那智山の御詠歌にーーーふだらく(補陀落)やーーー」・・・で始まるのですが、最後の33番札所は、「美濃の国・谷汲山華厳寺」になります。
 天橋立までも北上して、また、美濃の国まで歩くのですから、随分の距離です。
 御詠歌によりますと、この旅行は今で言うなら、「バッグパッカー」みたいなスタイルです。「背負い籠」を義経一行のように背負って歩くみたいです。
 最後に、その「背負い籠」を「願い事とともに谷汲に納め置く」のだそうです。

 これまた、無信心な者から見ると、この33番が近づくと嬉しいのです。
 この御詠歌を聞くのはお通夜の晩ですから…
 でも、喜んでばかりは居られません、『番外』てえのがあります。
 まあ、オプションツアーみたいなもので、『信濃の国は善光寺』まで、足を伸ばすのです。
 これが又、音頭とり?導師?が乗ってしまうと、途中にも挟まるし、最後の番外も一杯出てきたりします。

 と、いうことで・・・
 一番札所の近くで暮らしているのですが、たまには番外に足を伸ばします。
 最近はこの番外の記事も少なかったのですが、来週末からはそちらに出かけます。
 西の方ですが、「極楽浄土」ではありません。
 それに、「三蔵法師」みたいに経文を貰いに行く訳でもありません。
 天竺までは行きませんからね。
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 この陽が沈む山に「那智山青岸渡寺」があり、そのうんと先に「極楽浄土」があるのだそうです。
 私の余命ではそんな遠くまで生きてたどり着けそうに無いですから、手近なところで引き返してきて、ブログを書きます。
 それに、「大霊界」は「撮影禁止」のようですから…

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by je2luz | 2011-01-13 09:44 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2011年 01月 12日

熊野の旅 冬装備

 紀州・南紀は紀伊半島の先のほうで太平洋に突き出しています。
 海岸線はフィリピン沖から流れてくる「黒潮」と言う温水のおかげで随分暖かいところです。
 と言っても、この時期の風は北や西からになるのでこの暖かい海流を有効には使えていないのです。
 冬に大きく働くのは裏に控えた「紀伊山地」の方です。
 今は「紀伊山地」と言いますが、私の習った社会の教科書では「紀伊山脈」になっていましたね。
 地形的に山が繋がっているのではなく、幾重にも固まっていると言うことで、「山脈」ではなく「山地」になっちゃったようです。
 この紀伊山地の中には「果無山脈」なんてのも含まれて居ますが、名前ほど大きなものでは無いです。

 この、紀伊山地は真ん中に「大台ケ原」なんて高地と、「大日岳」「釈迦ヶ岳」なんて高い山もあります。熊野市内でも1000mを超す「保色山」なんてのがあるくらい、結構山は高いです。
 防風林は高さの倍まで有効…なんていわれますから、山だってかなりの広さで後ろを守っているはずです。
 日本海・東シナ海を渡ってきた寒い風と雪がこの山に遮られてこの南紀には吹き込みにくいのです。
 関東では長野から赤城山にかけての山塊があっても、その後ろの平野が広すぎて、上州などは空っ風の名所になるくらいです。
 その点、山の後ろに平地がほとんど無い紀伊半島は山塊の恩恵をまともに受けることが出来ます。
 典型的なのが「波田須」です。
 紀伊半島でも一番暖かいと言われますが、北と西が山で、前が海…平野もなく山の斜面に張り付いています。
 北風なんて当るはずも無いのです。

 こうして、南紀を守っている「紀伊山地」は日本海から押し寄せてくる冬将軍の軍勢を一手に引き受けます。
 先日来の寒波でもこの海岸線では雪もちらつきませんが、峠の向こうの「伯母峰」や「前鬼」の山々は真っ白に雪化粧しています。
 あの、すぐ下には奈良県の吉野郡の村や町があるのです。
 奈良の都、京の都より南にあるのに、「寒いところ」の代名詞になった「奥吉野」です。そして「高野山」です。
 冬将軍はそちらの受け持ちで、秋の台風はこちら側の受け持ちです。
 近年の台風はかなりコースが変わってきていますが、台風と言うものは山を越えるのを嫌がって避けて通ります。

 紀伊半島に向かう台風は四国沖で考えます。
 「紀伊山地を越えるのはしんどいし…紀伊水道に入ろうか…潮岬の沖を通ろうか・・・」
 大体、どちらかになるのですが、近年の台風は四輪駆動になったのか平気で山を越えますね。
 だから、室生寺の五重塔が倒れた木でやられたりします。
 どのコースに進んでも、東斜面の海岸線は豪雨になります。
 平野部をのたのた走る川が無いので水害は少ないですけどね、

 と言うことで、このあたりは、家も作物も車も冬装備がいい加減です。
 水道はむき出し、冬野菜の霜対策など無し、車のタイヤはノーマル・・・
 でも、一山裏と峠は別世界です。
 毎晩、マイナスの気温に落ちます。
 他所の人でも「ノーマルタイヤ」のままの人が居るようですが、こちらに来る時はほんの少しの「チベット領のような区間を越すためにスタッドレスを履いてきてください。

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by je2luz | 2011-01-12 09:43 | 熊野 | Trackback | Comments(0)