LUZの熊野古道案内

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2009年 03月 31日

熊野の旅 JRさわやかウォーキングのお客さん 2

 どでかい団体と言っても、同じ企画で列車に乗ってきただけで、中味は一人旅や家族連れなどばらばらでした。
 それに、コースの設定からも、先頭を『JR東海』なんて旗を持ってガイドが先導するようなものではないのでパラパラと思い思いのペースで山を降りてきていました。
 一山ならそんなにさばけないでしょうが、二山で、早い人でも二時間の行程・・・つまり、素人参加のマラソンみたいなものですから、列は伸び放題に伸びますね。
 機能の場所から20mほど上まで登ってカメラを構えて待つと、少しずつご婦人交じりのお客さんも降りてこられましたが、本隊?はうんとあとのようでした。
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 そこそこしんどいコースを踏破し終えかけ、木々の間からすぐ足元に木本の町が見えるので、顔がほころんでいる人が多いですね。
 このウォーキングは昔の人の一日の行程の1/4から1/5ほどのものでしょう。
 本物の『熊野詣』の場合は、すぐ上の松本峠からは、『新宮』『那智山』『本宮』の三山がかすんで見えてはいても。一番近い『速玉大社』まででも6里もあります。かなり先の話です。
 でも、本当に『先が見えた』状態になるし、これからは目で見ても平地の浜街道がしばらく続きます。
 このウォーキングのお客さんとは比較にならないほど、疲れてはいるけどうれしさもはるかに大きかったものと思われます。
 日暮れまでに山が越えられ、無事に里に出られる喜びは、おもわず神仏に感謝したくなるようなものだったでしょうね。
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 『熊野古道』と言うのは街道で道に過ぎません。
 紀伊半島をくねくねと半周する道で、目的は『熊野詣』と言うはっきりしたものはありますが、その道中には取り立てて何かがあると言うものではありません。
 ひたすら、神の元へ歩み続ける道なのです。
 ヨーロッパにも巡礼の道があるようですが、ひたすら、聖地を求めて歩くことに意義を見出すのは東も西も同じなのですね。
 ヨーロッパ・イスラム諸国・インド・チベットなどには今でも残っているのに、日本人は便利なものが出来るとそちらに移るらしく、こうしたものは廃れてゆきますね。
 四国の巡礼さんも、近年は少し復活しているようですが、歩かないで巡礼するツアーが盛んだった頃もありますからね。
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 この人たちの顔に自然に浮かぶうれしさと、おそらく四半時ほど前に浮かんでいたであろう苦しげな表情の繰り返しが、『熊野詣』の意義なのかと思います。
 これが、半日ではなく半月も一月も続いたわけですからね。修行にもなったはずです。
 半日の行程でさえ真っ平だと言う私など、とても修行なんて勤まりませんね。

 カメラはニコマートEL+シグマ21~35ズーム

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by je2luz | 2009-03-31 12:01 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 30日

熊野の旅 JRさわやかウォーキングのお客さん 1

 28日の土曜日に行われた『JR東海・さわやかウォーキング』を少しだけ覗いて来ました。
 行程は『JR波田須駅』から『大吹峠』・・・『松本峠』・・・『紀南ツアーデザインセンター』・・・『熊野市駅』と言うコースで、臨時列車が用意されていました。
 この路線にはない『快速列車』みたいでした。
 10時ごろ波田須駅で帰りの列車は熊野市駅を14時20分過ぎに発車して行きました。
 名古屋からのお客さんを基準にしていますから、帰りの列車もこの時間くらいに出ないと遅くなりますね。
 これでも、名古屋着は18時を回るのですからね。
 その関係で、このあたりの定番の『花の窟神社』は入っていませんでした。

 最初に私が一団を待ち受けていたのは、『松本峠』の木本側出口でした。
 あと60mほどで平地になる部分です。
 二つ目の峠を越え、目の前に町並みが迫ってくるところです。
 疲れもピークに達していますが、とりあえずはゴールまでもう少しと言う元気が戻るところでもあります。
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 最初の方に現れたのは男の人ばかりです。
 500人とか言われる参加者の中で先頭を切ってくるのですから、当然健脚の方なので表情も余裕たっぷりです。
 しばらく様子を見てから・・・
 『今日のお客さんには女の人は居ないんですが?』 と、きいてっみました。
 『居ましたよ・・・』
 『若い人は?』
 『かわいいのも居ましたよ・・・』 と、言うことでした。
 でも、中々、女の人なんて現れませんでしたね。

 このあたりからの、石畳・石段は妙に歩きにくい構造なので・・・
 『この先、歩きにくいですよ、気をつけて・・・』と声をかけながら写真を撮っていました。
 『ありがとう!』と言いながら、元気良く降りてゆく人が多いのは、先頭で元気一杯の人たちですからね。

 海抜10mほどの波田須駅から峠を二つ越えてきていますから、普段歩いていない人には応えるはずなのです。
 私などは、最初の『波田須駅』から急坂を登って、大吹峠の上り口のある、国道311号線まで登るのでも嫌ですからね。
 でも、二山目を越えたと言う達成感からでしょうね、皆さん、『さわやか』な表情でした。

 カメラはニコマートEL+シグマ21~35ズーム

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by je2luz | 2009-03-30 11:58 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 29日

熊野の旅 花冷えは続いていますが・・・

 例年より早く開花の始まったサクラですが、このところ『花冷え』が続いて満開になるまでにうんと時間が掛かっているようです。
 この『花冷え』を少しだけ喜んでいる人もいるでしょうね。
 
 今日はまだ3月最後の日曜日です。
 先ごろ載せましたように、、『熊野市神川町・桜まつり』は次の4月5日の日曜日、『下北山村池原・桜まつり』も次の土日の4.5になっています。
 あのまま暖かい日が続いていたら葉桜見物になっていたでしょうからね。
 でも、あと一週間・・・桜はどうなるのでしょうね。

 個人や会社などの花見だと、臨機応変に日にちはずらせますが、大きなイベントになってしまったものは準備が大変なのでうんと早く日にちが決まりますから大変です。
 つつじや菖蒲やチューリップなどだと花の期間も結構長いですが、桜はせいぜい一週間ですからね。
 各地で毎年、気温の変化や空模様で一喜一憂しなければならない人たちが居るわけです。

 大阪・『造幣局の通り抜け』なんて、歩くだけの花見もありますが、日本人の花見は概ねグループでゴザを広げ・・・まあ、今はレジャーシートを広げ・・・持参の弁当をみんなで突っつく・・・これも、最近ではコンビニ弁当でしょうがね・・・と、言うものです。
 ピクニックなんてあまりなじまない日本人もこのときばかりは、イギリス人などに負けないだけアウトドアのレジャーを楽しむのです。
 『長屋の花見』なんてのが落語の演目になるくらいですからね。
 だからこそ、手ぶらの人のためには、「屋台」や「出店」がないといけません。
 常設の観光地でさえが、お土産やさんとか茶店が流行らなくなって減っているのに、年に一週間、一度の週末のためにこれを用意するのは大変なことです。
 一種の生きがい対策で準備していると解釈した方が良いのが各地の「桜まつり」でしょうね。
 建前は、あくまでも『村おこし』『地域振興』『観光事業』ですけどね。
 企画会社を雇って設営するところは別として、田舎のそうした手作りイベントを見ると頭が下がります。

 ちょっと、お店が少なかったりすると・・・
 『何にもないのう・・・』
 『面白ないのう・・・』 ・・・と、言われますしね。

 熊野では今日もなにやらイベントがあるとか・・・
 JASCOがオープンして27周年とやらで、それに乗った物のようですけどね。
 あとで覗いてこようと思っています。

 昨日の『JR・さわやかウォーキング』はけっこう盛大でしたが、写真の現像が出来ていませんから、それができ次第と言うことです。
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カメラはイコフレック酢IIa・テッサー75mm2.8付

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by je2luz | 2009-03-29 12:01 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 28日

熊野の旅 降らずに済みそう・・・

 今日はJR主催の『さわやかウォーキング』とやらの日です。
 今頃は波田須で歩き出した頃です。
 主催者の予定では、500人と言う大人数になるようです。
 これだけの人数が細い熊野古道に入ると随分長い行列になりますね。
 お昼ごろに木本に入るのでしょうかね。
 少しばかり写真を撮ってこようと思っています。
 何しろ、観光客の入った写真はめったに撮れませんからね。
 でも、これだけの大人数が動くとなると松本峠の木本側の駐車場まで車は上がれないでしょうね。
 一番下の町の入り口にでも行きましょうかね。
 おそらく、おじちゃん、おばちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんが大半でしょう。その間にちょいと若いのが挟まると言う構図でしょうね。
 本町通りも横断幕など用意して歓迎準備はしていましたからね。
 先日書いた、『古道ぜんざい』も仕込み終わって、準備万端整ったことと思います。
 南だか。各町内の役員に召集が掛かっているようなのですが、そちらはサボらせていただいて、PR活動?の方に専念します。
 曇り空なので影の少ない写真は撮れるのですが、すっきりクッキリと言う感じにはなりませんね。
 薄日が差してきていますが晴れるまでは行かなさそうです。
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カメラはウェルタ・ペルレ テッサー75mm2.8付

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by je2luz | 2009-03-28 10:52 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 27日

熊野の旅 熊野の商売人

 下の写真は、先日載せた『漫画大会』とやらの光景です。
 優勝の楯らしきものはどうやら那智黒の練り物のようです。
 その後ろにはパネルバンのトラックが看板代わりに据えられて、スポンサー名の書いた膜が張られていました。
 これらのスポンサーのお店やお医者さんや工務店など、一応全部知っています。
 共通するのは大将がそこそこ若い(熊野では)所のようです。
 大店といわれる店が減ってしまっていますから、どんな行事でも全部付き合うなんてお店もなくなっていますね。
 昔はお祭りと花火大会くらいがイベントでしたが、今は月に一回以上のイベントが催されますから、スポンサーになるのも大変でしょうね。
 これは、どこの町でも同じ傾向なのでしょうね。
 小さな町では、お店の存在自体はすでにほとんどの人が知っていますしね。
 広告を見て、『行ってみようか・・・』となることは少ないでしょう。
 でも、放っておくと忘れられるし・・・
 スーパー・ホームセンター・コンビに・家電量販店・大型薬品店が人口2万人の町に全部揃っています。
 物によっては複数の出店があるのです。
 ある意味ではものすごく便利な田舎町でもあるのです。
 それに、通販と配送のシステムが出来上がって、注文すれば早い時はあくる日の午前中に物が届くと言う状態です。
 品揃えでは田舎のお店は太刀打ちできません。
 田舎だけではなく、都会でも小型専門店が苦戦していますね。
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 都会の近郊で起きた現象ですが、こうした大手のチェーンによって街中の店が消えて行き、お年寄りが不便になったことの次に、今度は過当競争とかで大型店がいっせいに閉店して、お店が全然なくなるということです。
 以前は田舎の風物だった『移動販売車』が都会で生活を支えているところも出ているようです。
 
 田舎ではこれから10年ほどで急激に進む人口減少で、商業圏のパイが急速に小さくなります。
 ある程度以下の見込み客になると、外部資本のチェーンは引き上げてゆきます。
 目の前でそれが起き掛けているのですが、防ぎようが無いですね。
 かつては地方の物流を支えていた地方問屋もほとんど無いですしね。
 都会ほどの見込み客が確保できない田舎で、新規に移動販売車を運行させてくれる人が出るでしょうかね?
 山の中だけではなく、平地でも『限界集落』ならぬ『限界市街地』が出来てくるのかもしれません。
 身の回りのお店や普通の食堂などの大将の顔を思い浮かべてみてください。そこの跡継ぎと・・・
 怖い話ですね、

カメラはオリンパスワイド

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by je2luz | 2009-03-27 11:15 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 26日

熊野の旅 山道

 先日書いた『デデンの道』・・・旧国道・評議道(ひょうげ)は木本と飛鳥町小坂を結ぶ峠越え、距離的には今の国道42号線佐田坂経由より短いものです。
 歩くとしたら、今でもこちらの方が良いのですが、サイクリングとか歩いて旅をする人はほとんど全部、今の国道を使いますね。
 道路地図とかでは最早まともな道にはなっていませんからね。
 一度崩れたりすると、必要度の低い道ですから中々復旧されなかったりします。
 でも、今はきれいに舗装されているので普通の道になっています。
 と、言うか・・・
 普通の道になってしまっています。
 良いハイキングコースなのですが、舗装されてしまうと味気ない道になりますね。
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 九十九折れ(ツヅラオレ)の道で急勾配の斜面を一気に400m登りきろうと言う道です。
 道沿いに歩く分には、さほどの坂ではないのですが、昔の車にはきついものでした。
 今のものに比べバスやトラックも短くて小さなものでしたが、曲がるのに切りかえしが必要なものさえありました。おまけに馬力はないし・・・
 写真のヘアピンなどはゆるい方ですね。
 この『評議道』(ひょうげ)は古くからの道で、この車の通る九十九折れの道を全てショートカットして石段のような山道で登る道が通っています。
 「通っていた・・・」と、行ったほうが良いでしょうね。
 この歩く道は全く使われない状態になってからは入り口さえ分かりにくくなってしまいました。
 この道を使わなくなって50年ほどでしょうかね。
 半世紀も経てば、人も入れ替わり、こうしたものは記憶からも消え去ってしまいます。
 面白い言い伝えとかあると少しは残るのですが、この評議道には御伽噺になる面白い話も怖い話も無いようです。
 地蔵さんがあちこちにあったのですから、行き倒れなどもあったのでしょうけど、昔話のようにして残るようなものも無かったのでしょうね。

 こうした旧道とか峠をひたすら求めて走るライダーの方も居ますね。
 旧矢ノ川峠でもそうした雑誌関係の人にあったことがあります。
 そうした人には評議峠などはすこし開けすぎた平道に感じられるでしょう。
 でも、中々良い道ですよ。
 今は通行止めの看板が無いですから多分越えられると思います。
 ものすごい崖なんてない山ですから徒歩の場合はいつでも超えられる峠です。
 でも、道中を楽しむ以外には行き着いた先に名所があるでもなし・・・
 やっぱり、地元の人向きのハイキングコースでしょうね。
 4月の中頃からは『ゴンパチ』の良いのが採れますよ。

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by je2luz | 2009-03-26 11:15 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 25日

熊野の旅 駅前再開発???

 熊野市の玄関と言えば『熊野市駅』と言うことになります。
 最早、貨物の取り扱いも郵便の取り扱いも無くなっているので、物流に関しては鉄路は全く働かなくなっています。
 人のほうも随分前から道路に取られて一日4本ほどの特急列車の乗降客も寂しい限りです。
 かつて、ここが『紀伊木本駅』と言われた頃から。紀勢本線が50年前に全通して『熊野市駅』と名前を変えた頃までは本当にここが玄関口でした。
 駅の向かって左側には国鉄の貨物取り扱い用のヤードがあり、『国鉄』と日本通運『丸通』の倉庫があったものです。
 木本から積む物はあまり無かったのですが、材木とたまに『薪』を積み込んでいました。
 着くほうの荷物は、木本がこの地方の中核都市でしたから結構下ろしていましたね。
 でも、量の割りに丸通と国鉄の職員数が多かったです。
 かなり無駄でも、それで駅が賑わっていた面もあったのでしょう。

 国鉄が分割されてからはその貨物ヤードなどは「整理財団」とやらの持ち物になり売りに出されていましたが、結構広いし、駅の横と言う立地で評価もそこそこ高いし、駅の横と言う最早観光客の目には留まらない場所なので観光などの目的で買う企業もなし・・・
 結局、熊野市が引き受けることになり、確保してありました。
 十数年前になるでしょう・・・
 ここに、観光・文化会館と図書館を兼ねた会館を建てる計画がでてきました。
 確かに、市民会館も手狭ですし、中会議室とか小会議室も惨めです。その市民会館に併設されている図書館も『図書室』程度です。
 しかし、すでにその頃にも図書館を利用する人は激減していました。
 本も少ないから・・・と言う意見もありましたが、そもそもこの広大な面積に人口が2万ほどしか居ないのです。
 その30%が65歳以上のお年寄りです。
 利用見込み客が少なすぎます。
 各学校の図書室を少し充実させてやる方がずっとましな話です。
 会議室なども市民会館の会議室が使われないで閉まりっぱなし・・・各学校の教室も利用されないまま・・・有効活用したほうが・・・
 そんなことから、億の金をかけて会館を建てるのは無駄だろうと言うことで、凍結したのですが、市長が変わり議会も変わったので、『立派に』復活して工事中です。
 どでかい姿が少しずつ現れています。
 駅前もどこも住む人が減って、建物を取り壊して駐車場だらけになっているのに、すごい金をかけた駐車場もあるとか・・・
 当然のこととして、今まであった『観光会館』も取り壊しました。
 この立派な観光案内版も当然撤去です。
 もっと立派なものが出来るのでしょうからね。
 タクシーの運転手詰め所も撤去され追い出されました。
 詰め所がなくなった場所も、タクシーの運転手さんたちは今もきれいに掃除を続けています。
 この人たちが生まれた頃に始まったタクシーと駅の共存も崩れそうです。
 これから、どうなってゆくのやら・・・
 会館を作れと騒いでいた『文化人』の多くは、もう、文化活動をしていないようです。
 私は『野蛮人』ですからこうしたものには縁が無いですけどね。

 でも、期待してください。
 なけなしの金を使い、借金までして皆さんをお迎えするスペースを作りますからね。
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by je2luz | 2009-03-25 10:59 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
2009年 03月 24日

熊野の旅 松本峠ー木本神社ー花の窟神社

 『熊野古道』の見所でもある『松本峠』『木本神社』と『獅子岩・花の窟神社』は木本町を真ん中に挟んだ形で両脇にあります。
 これを結ぶ散策コースとして、『本町通り』が使われるだろう・・・と言うことで、通りを石畳に変えたのです。
 でも、配置が少しずれているからでしょうか、『花の窟神社』に向かう人たちの半数以上が国道42号線を歩いているような感じです。
 およそ味気ない、向かい側は高い堤防で浜への出口のところで、ちらりと海が見えるだけ・・・もう片方にはほんの少しお店があるのですが、今、営業しているのは『モスバーガー』と『かだす亭』と言う小料理屋、『白帆屋』と言う小物屋、『高須商会』と言う土産物屋、『シャンブル』と言う喫茶店くらいです。
 今の国道は昭和45年(1970)ごろに出来た、元々は本町の裏通りだったところですから、木本らしいものが無くて当たり前です。
 私はこの国道42号線向きに家を建てて暮らしていますが、完全にこちら向きに暮らしているのはほんの数件だけです。
 外に出て、眺めるのは国道側、用事に出るのは本町側という形で、両方を使って生活しますから、観光客の姿も両方見ることになります。
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 これは3月22日の午後、我が家の前の国道を、『獅子岩・花の窟神社』に向かって、急ぎ足で歩く、熊野古道歩きの人たちです。
 まだ、遅い時間ではないのですが、なんだか影が長く伸びて、旅人が余計も急いでいるように感じられます。

 『狭い日本、そんなに急いで どこへ行く』なんてのが昔ありましたが、なんとも、せわしなく見える旅行者が多いです。
 不思議なもので、こうした観光客の方々の歩き方を見ていると、「国道を歩いていると早足に・・・」、「本町を歩くとのんびりと・・・」になっているようです。
 急ぐから国道で、のんびりしているから本町筋、と言うのか、道の作りがそんな歩き方をさせているのかは分かりませんが、確かのそんな傾向があります。
 きょろきょろするほどの物は本町通りにも無いのですけどね。
 それこそ、喫茶店も食堂も今ではないのです。
 自販機でさえがほとんど座っていないのですけど、何となく足が遅くなるのんびりしたところのある町並みなのでしょう。
 何しろ、急ぎ足で歩くビジネスマンなんて居ません。
 ぼちぼち歩くのが日課になっているお年寄りの町ですからね。
 毎日が『歩行者天国』のようなもので、車をよけなくてはならないことも少ないです。
 
 ガイドの付いた団体さんは本町を歩いていますが、個人の方は国道に出ちゃうようです。
 どうも、このコースは人間工学的には良くないようです。

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by je2luz | 2009-03-24 11:08 | 熊野 | Trackback | Comments(4)
2009年 03月 23日

熊野の旅 次のイベント 古道ぜんざい

 春のイベントシーズンですから、次々と開催されるようです。
 今度はこの週末に、『JRさわやかウォーキング』とやらがあるのだそうです。
 IRが頭に付くのですから、『東海旅客鉄道』が主催者なのでしょうね。その後ろには、熊野市・東紀州まちづくり公社・などがくっついているようです。なんだか一つ得体の知れない団体がありますがとにかく、公のものが乗っかった一大イベントらしいです。
 朝・・・と言ってもさほど早くない10時ごろに『波田須』を出発して、『大吹峠ー松本峠ー木本神社ー紀南ツアーデザインセンター』と言うルートを歩いてくるようです。
 二つの峠を越えるのですが、それぞれ小さな峠ですから健脚でなくても大丈夫な古道歩きですね。

 これに付随して行われるのが、地元の有志で作っている『木本古道通りの会』とやら言う団体の『古道ぜんざい』を振舞う企画です。
 毎月やっているやつですが、今回はこの『さわやかウォーキング』に参加する500名の方をも対象にするような通知が来ていました。
 なんとも、主催者の計画では大きな団体を作り上げるつもりのようです。
 話半分でも250人・・・
 もしこれが本当なら、『蟻の熊野詣』が再現されそうです。

 私が参加するかって?
 波田須駅から国道まで上がるだけでも遠慮させていただきます。
 忘れなければ、人並みの写真くらいは撮るでしょうけどね。

 この日にこのコースを個人で歩かれる人は少しだけ時間をずらした方が良いかもしれません。
 団体に便乗して『語り部』『ガイド』をただで使う手法もありますが、『熊野古道』は静かな方が良いです。
 「ぜんざい」はお昼ごろから『紀南ツアーデザインセンター』(旧奥川邸)で券が配られますから、個人の方でもそこでもらえます。
 食べるのは『石畳』の本町筋、3丁目の『平岩茶屋』と名づけられた元自転車やさんです。
 二丁目・三丁目の奥様方や旦那さん方が接待してくれます。
 40年前だとさぞかし・・・(10年前なら…ではありません)

 このぜんざいはお天気を見て仕込む、月一回のものですから今年のように天候不順ですと・・・
 天気が心配で・・・『熊野古道よりぜんざい』という方は世話役の『丸太商店』さんに問い合わせれば分かると思います。
 このお店はこの地方きっての雑貨屋さんで、今式のものから「ハガマ」や「かまどの輪」まで売っています。
 見かけは普通の雑貨屋さんですけどね、電話は85-2224です。
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 本町筋は商店も減ってしまい、やたらと小さな駐車場がならんでいますが、かつてはこんな感じの木造住宅と同じく木造のお店が混在して並んでいた町だったのです。
 この玄関は、昔、外科の医院だったところです。覚えている人もほとんど居なくなっていますけどね。
 もう、屋並わ壊れていますが、歩きながら軒下など覗けば『古きよき木本』がしのばれると思います。
 でも、前の道は整然としすぎた石畳よりは砂利道の方が似合うと思うのですがね。

カメラはウェルタ・ペルレ テッサー75mm2.8付

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by je2luz | 2009-03-23 11:15 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
2009年 03月 22日

熊野の旅 春本番 イベントの季節

 春も本番になってきました。
 屋外でうろついても寒くなくはないし、暑くも無い気候なのでイベントが多くなります。
 北国ではまだまだ寒い日があるので屋外イベントも企画しにくいのでしょうけど、この辺りだと一倍いよい季節でもあります。
 この三連休、熊野市ではメインストリートの記念通りが二日間も通行止めにされるイベントが企画されました。
 一日目は昨日の土曜日、『漫画大会』とやらでした。
 二日目は恒例の『いこらい市』だと言うことでしたが、今日は小雨が降っているので中止になったのではないでしょうか?
 それに、この『いこらい市』、普段の開催は記念通りの歩道の上に収まっている状態なのです。
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 昨日の『漫画大会』とやらの趣旨は良く分からないのですが、記念通りを閉鎖してこのように机を並べ、参加者がそこで漫画を書く・・・と言うものです。
 この通りはバスも通るのですが、三重交通も閉鎖されることに慣れているし、日曜祭日なら木本高等学校の通学生が居ないので困る乗客もほとんど居ませんからあまり問題はありません。
 バスが路線を外れても問題にならないことが、この記念通り商店街の大きな問題なのですがね。
 
 私がこの写真を撮ったのは午後1時とかだったと思います。
 用意された机の割りに参加者が少なかったです。そして、イベントの性格からか、女の子の比率がかなり高かったですね。
 昔と違って、漫画が市民権を得ていますから、親子連れも見られました。
 スポンサーに商店が名を連ねていましたから、出来た作品は審査して賞品も出るのでしょうね。
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 このように、地方では色んなイベントを考え出してやっています。
 主催者さんもご苦労さんです。
 昨日はこの通りにある市民会館で『三重大学』の交響楽団か何かのコンサートもやっていました。
 開場前には少し人が並んでいましたが、定員700人ほどの市民会館が埋まるほどの人出は無かったように思います。
 どこでも同じだと思うのですが、こうした文化事業への参加はご婦人の方が多いようですね。
 私の顔見知りにも何人か出会いましたが、そうした『文化人』は全部女の人でした。
 私はどちらかと言うと『野蛮人』ですから、『券あるで・・・いこらい!』と誘われましたが、断りました。
 そんな『コンサート』なんてのはスナップだけ撮って途中で出てくるわけには行きませんからね。
 それに、会場に向かっているのが『妙齢』を過ぎた方が多くて・・・
 
 この二つのイベントが同時開催されていたのですが、どうも結びつくものではなかったようです。
 イベントが主催者のエネルギーの結集の手段になっているうちは良いのですがねえ・・・

カメラはウェルタ・ペルレ テッサー75mm2.8付

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by je2luz | 2009-03-22 11:29 | 熊野 | Trackback | Comments(0)