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LUZの熊野古道案内

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2009年 07月 08日

熊野の旅 三重県と熊野

 今日は県知事の野呂さんが熊野にこられているはずです。
 お殿様がこられると言うチラシが先日入っていましたからね。
 この知事さんは宮崎の知事さんとは違い国政の方から地方に来られた方です。
 代議士時代は三重県二区と言うことで守備範囲が今の半分でしたからちょくちょくこちらにも顔を見せていたのですが、最近は回数が減っているようです。
 親父さんの跡をついで代議士になった世襲議員の一人だったのですが、まあ、真面目さがとりえといった人でしょうね。
 前の知事さんの北川さんが三重県一区の代議士から知事になったのに比べ野呂さんは二区の代議士からなので、「北主南従」と言われる三重県政の中で、珍しく南の方を少しは知っている知事さんです。

 『熊野古道』を『熊野三山』や『大峰山』『高野山』などと一緒にして『紀伊山地の霊場と参詣道』なんてとんでもなく広い世界遺産を作り出す運動をしたのが、先代の『北川正恭 知事』(現早大教授)ですが、その広げた大風呂敷の面倒を見るのに今のお殿様「野呂昭彦知事」はおおわらわのようです。

 『世界遺産』は余分な公共事業を貼り付けるのにも使われていますが、ものすごく目立って赤字が表面化するものは少ないです。
 それに、元々金になる事業ではないですからね。

 時を同じくして、登場した物に、『中部国際空港・セントレア』なんてのがあります。
 何でわざわざ、「セントレア」なんて名前をつけなくてはならなかったのか???偉大なる田舎、名古屋の発想なのでしょうかね?
 その。たかが飛行場に対する交通手段・・・アクセスと呼ばないといけないようですが・・・に、三重県側では何と4箇所から伊勢湾横断の航路が計画されたのです。

 前にも触れましたが、確かに飛行場は伊勢湾の向こう側に浮かんでいますから、陸路ならぐるっと回らなくてはならないのです。
 でも・・・三重県の人口は200万人しか居ません、
 そのうちの何割かは『関西国際空港』へ回ります。「関空」も不便なところですが、「セントレア」とそんなに気分的に遠いところではないのです。むしろ、近く思う人もいるのです。
 県の北部、伊勢湾の一番奥のほうなら天候に左右されない陸路の方が楽です。
 それに、航路の発着都市が、「四日市」、「津」、「松阪」、「伊勢」だったのです。
 まさに各駅停車並みに並べたわけです。
 他府県からの見込み客はほぼゼロですから、誰がどう計算しても客は居ないはずなんですけどね。
 それでも、『コンサルタント会社』なんてのは、「出来る方向」の報告書を書きます。
 かくして、全航路着手・・・北の三本はセントレア開港の頃に運行を開始しました。
 そして、北の端、「四日市航路」は早々と撤収しました。
 南の端「伊勢航路」は桟橋、待合所など作ったけど運行を引き受ける船会社も無く、頓挫しました。
 今運行しているのは隣り合わせの「津航路」と「松坂航路」です。
 これも統合しないと無理なようです。
 こんな事業は各所のお代官様の計画ですが、お殿様の管轄、藩のお金もつぎ込んでいます。
 
 こうした航路の計画の基礎になる見込み客の中には、この辺、東紀州の住民の海外旅行なども入っていますが、世界中から押しかけてくる『世界遺産見物の観光客』も入っていたようです。
 たまには外人さんの姿も見かけますが、大体、世界遺産になる前から、この辺まで下りて来る外人さんは、リュックを背負っていかにも金のなさそうな若者が多いのです。
 その姿も、近年の円高でずいぶん減っているように思います。
 日本人でも、熊野まで来て『熊野古道』を歩くより・・・民宿に泊まって新鹿海岸で泳ぐより・・・グアム島やセブ島に行ったほうが安いとかで中々若い人が来ないのに、海外からはねえ・・・
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熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-07-08 11:24 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by マイケル at 2009-07-09 01:07 x
私に入った最近の熊野のNEWSですか熊野の金山にホテルが出来て社員が研修を行なっているそうな?
Commented by je2luz at 2009-07-09 10:04
 それがこのリゾート施設で20年ほど前、坪田時代にに取りざたされたものの名残です。金銭的のはすごいからくりを隠しています。


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