人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2009年 06月 03日

熊野の旅 看板に偽りが・・・

d0045383_101463.jpg

 この看板、松本峠の木本側入り口に設置されたものです。
 どうやら、仮設の看板のようですが、親切なものです。
 中年のご婦人の多い、『熊野古道ウォーカー』にとっては、トイレの心配は大きなものですからね。
 私が子供の頃のおばやん(おばちゃん)だと、道端で立ちションをする人も居たのですけどねえ・・・
 最近では小さな女の子でも道端でオシッコをしなくなりましたから、「公衆トイレ」は観光地の必需品になっています。
 昭和20年代までならこうした公共の公衆トイレのし尿も近隣の農家の人には有難い肥料になったのでしょうけど、今でははた迷惑な浄化槽の排水で設置が結構大変なのです。
 ヨーロッパでは「トイレは有料」と言う習慣がありましたが、日本では「はばかりは拝借するもの」でしたから、肥料に使わない現代では結構物入りなのです。

 写真を撮ってきて、PCに取り込んで・・・回転して縮小して・・・よく見たら・・・
 この看板は裏向いて設置されています。
 この看板は木本から松本峠を越えて大泊に抜けようとする人が見るように立てられています。
 書いてある親切な「次のトイレ」が「今来た道」なのです。
 「熊野市駅」と「花の窟」の公衆トイレまでの距離ですね。
 この看板を見ながら山道に向かうとすれば・・・
 「大泊公衆トイレまで1Km」「大泊駅公衆トイレまで2.5Km」が本当でしょうね。

 と、言う訳で、立てたときから裏向きなのか、板が外れたかなんかで、親切な人が親切に直したのか・・・
 『看板に偽りあり』の見本です。

 まだ、トイレの案内でよかったですね。
 漫画に出てくるように、山の中の分岐点で看板を廻したのだったら・・・
 紀州の山も結構深いです。
 山菜取りで迷って遭難し、お亡くなりになった人も居るくらいです。
 「松本峠」や「大吹峠」は小さな峠を一つ越すだけですから山奥に迷い込む心配は無いですけどね。
 
 熊野古道は曲りなりにでも『街道』です。
 さらに、『世界遺産』に指定されてからはきちんと整備されてきています。
 観光コースになっている『熊野古道』で草むらを分けて通るなんてところは今のところ無いはずです。
 例えいたずら看板があっても、おかしな道には入り込まないでくださいね。
 でも、他の観光地のように、「観光客の後を付いてゆけば・・・」と、言うわけには行かないのが『熊野古道』なのです。
 何しろ、そんなに人が歩いていませんからね。
 迷いかけたら・・・自信が無くなったら・・・
 じっくり座り込んで旅人が通るのを待ってください。
 15分か小1時間もすれば足音が聞こえると思いますからね。

カメラはフジかST605N+フジノン50mm

熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-06-03 10:33 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/9811500
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 日本人の持つイメージ      熊野の旅 梅雨 梅が実る時 >>