LUZの熊野古道案内

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2009年 05月 17日

熊野の旅 山間にもアジサイが咲き始める頃

 季節はどんどん変わり、初夏らしくなってきています。
 昔の小学唱歌だと・・・

 卯の花の におう垣根に
 ホトトギス 早も来鳴きて
 忍び音漏らす
 夏は来ぬ

 と、言う頃ですね。
 大又川沿いなどでは、「卯の花」が咲いている頃かと思います。
 歌に出てくる割に、此花も地味なものでつい見過ごしてしまいがちです。
 野生の花でも、「藤」や「つつじ」、「椿」などは派手なのですぐに気が付くのですけどね。

 これからの季節、和風の庭でも洋風の庭園でも見られるのが「あじさい」「ハイドランジア」です。
 日本庭園では半日陰で大人しく咲く、日本古来の「ガクアジサイ」が好まれ、西洋式庭園ではこのガクアジサイを持って帰った西洋人が改良した派手な「ハイドランジア」が好まれます。
 同じ発生の園芸種でも日本と西洋の『美』に対する好みの違いがあるようです。
 近代では、こうした花の好みも、食事も、美人に対する感覚も、随分西洋化しているようです。
 女の子でも、昔は「鳩胸、出尻」(はとむね・でっちり)と嫌われた容姿が今ではEカップだFカップだともてはやされ、顔もおたふくなどは流行りませんからね。
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 日本が原産と言われるだけに、この辺りの山の中。谷沿いなどには「アジサイ」が一杯自生しています。
 じめじめしたところで半日陰的なところが好きらしく、生えているのは谷沿いが多いですね。
 沢山自生して花を咲かせるのですが、これも地味な花ですし、茎も園芸種のようにたくましくはありません。
 他の植物と押し合いへし合いしながら細々と生き延びているという感じです。
 
 写真のものは我が家の庭に居て、今は鉢に納まっている「斑入り・ガクアジサイ」です。
 これも、園芸種なのに茎は細く頼りないものです。
 それでも、花の数は谷あいの自生しているものよりは多いです。
 これからの季節、熊野古道沿いにも自生して花を咲かせているところがあると思います。
 熊野古道に入る手前とかの民家の周りで「ど派手」なアジサイやハイドランジアが咲き誇っていますから、山道に咲く「おしとやかな」山アジサイは見落とすかもしれません。
 よく見れば、いろんな色もあるし、自然のままでも斑入りのものもあります。
 その気で見れば、山里の田舎娘と同じで可愛いものなのですよ。
 などと言いつつ、私は少々派手気味のほうが好みなんですがね。

熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-05-17 11:51 | 熊野 | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from 額縁バンザイ at 2009-05-17 12:23
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