LUZの熊野古道案内

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2009年 04月 23日

熊野の旅 七里御浜 鯉のぼりの会

 もう、随分前からになりますが、ここ『七里御浜』の「獅子岩」から木本へかけて。この時期に大量の鯉のぼりがあげられます。
 昔からある、四万十川の鯉のぼりなどにヒントを得て、地元の有志が手作りで始めたものです。
 何事にも機動力のあった「熊野無線クラブ」のメンバーと商友会のメンバーなどが集まって、『七里御浜鯉のぼりの会』を作り、金銭的な寄付と。家で揚げなくなった「鯉のぼり」の寄付を募って始めました。
 最初のうちは、木の足場丸太を素人集団が砂利浜に立て、ステーを引いて設営していました。
 悪戦苦闘して立てても、何しろ海辺のことで風は強いし、完全な砂利浜なので杭もまともに打てないし・・・
 ロープのテンションも思うように掛けられないし・・・
 柱ごと対されたり・・・
 四苦八苦しながら、四苦八苦・・・まさに手作りで汗水をたらしていました。
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 上の光景は、先日行われていた、今年の設営風景です。
 少し前からは、このように銃器が動員され、支柱も鉄製のしっかりした物になりてきぱきと設営されるようになりました。
 この日も、大きなユンボが二台働いていました。
 資材の運搬も、キャタピラーのついた運送車でした。
 作業をしているのも自衛隊の人を含め顔の知らない人たちがほとんどでした。
 顔なじみは一人だけで、元のメンバーの姿はありませんでしたね。
 
 そんなに日差しの強い日ではなかったのですが、砂利浜の上はものすごく暑いですから、春なのにびっしり汗をかいて作業していました。
 私などは家の裏の浜への出口から100mほど歩いて、現場まで行くだけで疲れました。
 この浜は、木本高校の野球部のトレーニングなどにも使われていたくらい、歩いたり走ったりするだけでものすごく疲れるところなのです。
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 この鯉のぼりはゴールデンウィーク中はこの海岸で泳いでいます。
 毎年、結構沢山の鯉のぼりがつるされるのですが、今では地元で生まれる子が減っていますから、補充が利きにくくなっています。
 全国からの寄進に頼ろうとしても、この式の鯉のぼりを泳がすイベントが全国的に増えましたから知名度の低い熊野では苦戦するでしょうね。

 イベントの常なのですが、手作りで始めた物も少しうまく行くと知らない間に「官」が加わってきたりして変質してきます。
 立派になっても「手作り感」がなくなり、駆けずり回った当初のメンバーも離れて行ったりします。
 この鯉のぼりもそうした流れになって、立派にはなったのですが何だか少しよそよそしくなったような気もします。

 それでも、天気の良い日には、太平洋と青空の間を海風に吹かれてたなびく沢山の鯉のぼりの姿はすがすがしいものです。
 松本峠から花の窟神社へ向かえば必ずこの鯉のぼりの脇を通ります。
 自動販売機で缶コーヒーでも買った浜に下りて一休みしてください。
 まっすぐ前は、アメリカ大陸まで何もないという、大海原が広がっています。
 気持ちの良いものですよ。

  カメラはミノルタα7700i

熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-04-23 11:05 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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