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LUZの熊野古道案内

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2009年 04月 08日

熊野の旅 7月で5周年

 早いもので、『紀伊山地の霊場と参詣道』が『世界遺産』に登録されて、この7月で5年になります。
 山の中に埋もれていた『熊野古道』が通れるように山刈りなどされ始めて8年ほどでしょうかね。
 歩く人が来始めたのは、登録申請の実績作りの頃からですね。
 時の三重県知事の北川さんが推進していたこともあり、随分色んな名目でバスを仕立てて団体を送り込んできたものです。
 それまでは『熊野古道』と言えば、『中辺路』『大辺路』とか呼ばれる和歌山県側の道でした。
 何しろ、『熊野三山』は三つとも熊野川の向こう側、和歌山県側にありますからね。
 おまけに、京都に都のあった時代だと、京・難波からの道順は和歌山経由になりましたしね。
 有名人で熊野詣に出かけてきた、天皇・上皇・皇子などは全部都人なので、記録や歌などもそちらばかりです。
 それだけに、『世界遺産登録』を言い出した三重県としては実績を作って、『熊野古道・伊勢道』を指定の範囲に入れてもらうことに熱心だったのです。

 5周年を迎えるに当たってなのかどうか分かりませんが、県の職員たちが実際に歩いて作ったと言う、『熊野古道伊勢道図絵』と言う地図が出来たそうです。
 実物は見ていませんが、カラー刷りの結構立派なもののようです。
 全長170Kmほどの行程だそうで、普通の観光ガイドには無いことも載せられているようです。

 発行部数、2万4千冊 無料配布 だそうです。
 県立熊野熊野古道センター(尾鷲)や三重県東紀州対策室、ドコモショップの窓口(三重・愛知・岐阜・静岡)でもらえるそうです。
 問合せ先の電話も新聞に載せてあるので、送ってもらえるかもしれません。
    059-224-2192 三重県・東紀州対策室
 この作成にはスポンサーとして、NTTドコモが付いたそうで、このマップにはFOMAの通話可能エリアも乗っているそうです。私のように古いムーバは対象外のようです。
 参考までに入手されてはいかがでしょうか?
熊野の旅 7月で5周年_d0045383_10301268.jpg


 カメラはニコマートEL+シグマ21~35ズーム

熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-04-08 10:33 | 熊野


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