早いもので、『紀伊山地の霊場と参詣道』が『世界遺産』に登録されて、この7月で5年になります。
山の中に埋もれていた『熊野古道』が通れるように山刈りなどされ始めて8年ほどでしょうかね。
歩く人が来始めたのは、登録申請の実績作りの頃からですね。
時の三重県知事の北川さんが推進していたこともあり、随分色んな名目でバスを仕立てて団体を送り込んできたものです。
それまでは『熊野古道』と言えば、『中辺路』『大辺路』とか呼ばれる和歌山県側の道でした。
何しろ、『熊野三山』は三つとも熊野川の向こう側、和歌山県側にありますからね。
おまけに、京都に都のあった時代だと、京・難波からの道順は和歌山経由になりましたしね。
有名人で熊野詣に出かけてきた、天皇・上皇・皇子などは全部都人なので、記録や歌などもそちらばかりです。
それだけに、『世界遺産登録』を言い出した三重県としては実績を作って、『熊野古道・伊勢道』を指定の範囲に入れてもらうことに熱心だったのです。
5周年を迎えるに当たってなのかどうか分かりませんが、県の職員たちが実際に歩いて作ったと言う、『熊野古道伊勢道図絵』と言う地図が出来たそうです。
実物は見ていませんが、カラー刷りの結構立派なもののようです。
全長170Kmほどの行程だそうで、普通の観光ガイドには無いことも載せられているようです。
発行部数、2万4千冊 無料配布 だそうです。
県立熊野熊野古道センター(尾鷲)や三重県東紀州対策室、ドコモショップの窓口(三重・愛知・岐阜・静岡)でもらえるそうです。
問合せ先の電話も新聞に載せてあるので、送ってもらえるかもしれません。
059-224-2192 三重県・東紀州対策室
この作成にはスポンサーとして、NTTドコモが付いたそうで、このマップにはFOMAの通話可能エリアも乗っているそうです。私のように古いムーバは対象外のようです。
参考までに入手されてはいかがでしょうか?
カメラは
ニコマートEL+シグマ21~35ズーム
熊野市周辺地図です