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LUZの熊野古道案内

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2009年 03月 25日

熊野の旅 駅前再開発???

 熊野市の玄関と言えば『熊野市駅』と言うことになります。
 最早、貨物の取り扱いも郵便の取り扱いも無くなっているので、物流に関しては鉄路は全く働かなくなっています。
 人のほうも随分前から道路に取られて一日4本ほどの特急列車の乗降客も寂しい限りです。
 かつて、ここが『紀伊木本駅』と言われた頃から。紀勢本線が50年前に全通して『熊野市駅』と名前を変えた頃までは本当にここが玄関口でした。
 駅の向かって左側には国鉄の貨物取り扱い用のヤードがあり、『国鉄』と日本通運『丸通』の倉庫があったものです。
 木本から積む物はあまり無かったのですが、材木とたまに『薪』を積み込んでいました。
 着くほうの荷物は、木本がこの地方の中核都市でしたから結構下ろしていましたね。
 でも、量の割りに丸通と国鉄の職員数が多かったです。
 かなり無駄でも、それで駅が賑わっていた面もあったのでしょう。

 国鉄が分割されてからはその貨物ヤードなどは「整理財団」とやらの持ち物になり売りに出されていましたが、結構広いし、駅の横と言う立地で評価もそこそこ高いし、駅の横と言う最早観光客の目には留まらない場所なので観光などの目的で買う企業もなし・・・
 結局、熊野市が引き受けることになり、確保してありました。
 十数年前になるでしょう・・・
 ここに、観光・文化会館と図書館を兼ねた会館を建てる計画がでてきました。
 確かに、市民会館も手狭ですし、中会議室とか小会議室も惨めです。その市民会館に併設されている図書館も『図書室』程度です。
 しかし、すでにその頃にも図書館を利用する人は激減していました。
 本も少ないから・・・と言う意見もありましたが、そもそもこの広大な面積に人口が2万ほどしか居ないのです。
 その30%が65歳以上のお年寄りです。
 利用見込み客が少なすぎます。
 各学校の図書室を少し充実させてやる方がずっとましな話です。
 会議室なども市民会館の会議室が使われないで閉まりっぱなし・・・各学校の教室も利用されないまま・・・有効活用したほうが・・・
 そんなことから、億の金をかけて会館を建てるのは無駄だろうと言うことで、凍結したのですが、市長が変わり議会も変わったので、『立派に』復活して工事中です。
 どでかい姿が少しずつ現れています。
 駅前もどこも住む人が減って、建物を取り壊して駐車場だらけになっているのに、すごい金をかけた駐車場もあるとか・・・
 当然のこととして、今まであった『観光会館』も取り壊しました。
 この立派な観光案内版も当然撤去です。
 もっと立派なものが出来るのでしょうからね。
 タクシーの運転手詰め所も撤去され追い出されました。
 詰め所がなくなった場所も、タクシーの運転手さんたちは今もきれいに掃除を続けています。
 この人たちが生まれた頃に始まったタクシーと駅の共存も崩れそうです。
 これから、どうなってゆくのやら・・・
 会館を作れと騒いでいた『文化人』の多くは、もう、文化活動をしていないようです。
 私は『野蛮人』ですからこうしたものには縁が無いですけどね。

 でも、期待してください。
 なけなしの金を使い、借金までして皆さんをお迎えするスペースを作りますからね。
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カメラはオリンパスワイド

熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-03-25 10:59 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 憂熊人 at 2009-03-25 22:06 x
目先の金ばかりに目を奪われる輩に、、、ほとほと辟易します。
熊野に未来はなし。
あな悲し、あな悲し。。。。。
Commented by je2luz at 2009-03-25 23:53
憂熊人  さんへ
 ***
 使われない箱物が日本中でごろごろしています。
 企画が立派でも人を寄せ付けない建物にはなんの力もありません。
 今あるものも使いこなせないのに新しく作ればほめる人がいる・・・
 その方が情け無いように思います。
 何人の市民が喜び、何人がここに来るのやら・・・


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