LUZの熊野古道案内

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2009年 03月 19日

熊野の旅 ローカル駅 紀勢本線 紀伊市木駅

 新宮駅と熊野市駅のほぼ中間地点にある、『紀伊市木駅』は典型的なローカル駅です。
 引込み線も待避線も無く、単線の線路に短めのホームだけの駅です。
 紀勢本線は地形の複雑な紀伊半島をぐるりと回りますから。、トンネルは多いしカーブもやたらと多い路線です。
 新宮から向こうの紀勢西線側に入ると、「わざわざ曲げたのか?」と、思われるほどのカーブが多いのです。
 事実、御坊の辺りでは昔の偉い代議士とかが線路を曲げて各集落を通したと言われているくらいなのです。
 そうした、紀勢線の中で『神志山駅』の辺りから『紀伊市木駅』の先までがほぼ直線が続く場所です。
 ずーっと向こうから汽車が見えているなんてのは、ここと御坊の辺りだけです。
 この市木駅の辺りは、直線ですっと続く線路の向こうに列車が現れます。
 御坊の辺りでは線路が曲がっているので、違う線の列車かしら・・・と思うようなところに列車が見えるのです。
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 JR西日本の新宮から天王寺とかに向かってはカーブに強い『振り子電車』なんてのが導入されたりしてスピードアップを図ってきています。
 JR東海側の新宮から松坂までは、西日本よりはカーブが少ないし、熊野ー尾鷲などは比較的新しい設計でトンネルばかりなので走りよいのです。
 こちらは十数年前に枕木の数と線路の太さを変えてスピードアップを図りました。
 昔は、汽車が早かったのはこの市木の辺りだけと言って良いくらいです。
 しかし、現地で見ると、市木駅を過ぎて阿田和に向かうところは、市木川に向かって急勾配で下がっています。
 直線なのですが、先が見えなくて「ジェットコースター」みたいな感じです。
 昔は、重い蒸気機関車、細い鉄橋・・・機関手にはあまりうれしくなかったかもしれませんね。
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 この列車の先、線路が消えるところからが急勾配の下り坂です。
 いまなら、もう少し高い鉄橋をかけてこんな勾配は作らないでしょうね。
 それでも、『特急南紀』はものすごいスピードで走り向けてゆきます。
 と、言ってもそんなに大層な速度ではないのでしょうけどね。

 で・・・
 ワンマン運転の車両ですから、ジーゼル気動車なのに『バックミラー』がついています。
 これも、ローカル線の証です。

カメラはオリンパス・ワイド

熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-03-19 12:07 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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