LUZの熊野古道案内

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2009年 02月 27日

熊野の旅 二月は逃げる・・・

 今月ももう終わりです。
 『二月は逃げる・・・』などと、昔の人は言いましたが、2・3日他の月より短いですからやっぱり過ぎるのが早いようです。
 農業が生活の中心だった頃だと、一番のんびりした農閑期だったはずですけどね。
 暇で時間を長く感じるより、すぐに始まる、作付けの準備とかしなくては・・・などと思っているうちに終わっちゃう感じだったのでしょうね。
 商売人や日給制が普通だった働き人(はたらきど)にとっては、日数が少なくて収入が減るのに店賃・家賃などは同じように要るし・・・
 二月ってあまり言いイメージはないのかもしれませんね。

 三月に入ると、卒業式で新しい巣立ちがあります。
 今のところ、過疎、高齢化の進んだ田舎でも高校が存続し、卒業生が同じように巣立ちます。
 今は高校全入時代ですから、ほとんど全部の子が高校卒業まで地元に居ます。
 そして、高校卒業と同時にほとんど全員が田舎から出てゆきます。
 就職・大学・専門学校・・・すべて遠くの都会にしか行くところがありません。
 今年ももうすぐ田舎から高校卒業生の数だけ若い人が減ります。
 これは日本が・・・と言うより世界中でその国が近代化し始めると同時に始まったことですね。
 ある意味での『資源輸出』でした。
 非常に見返りの少ない輸出品でもありました。
 その資源もそろそろ枯渇してきています。
 どんどん輸出を続けると、再生産がきかなくなりますからね。
 熊野地方ではもうその時期に入っています。
 『金の卵』なんて呼ばれたことのある輸出品を生む親鳥が『じじ鶏』『ばば鶏』ばかりになってきましたからね。

 私も一度は東京に出ていた身です。
 Uターン組というやつでしょうかね。
 その頃は林業家の息子であればUターンしても食えた時代だったのです。
 私のような『キクイムシ』が生息できた訳です。
 今では『キクイムシ』は生息できず、キクイムシが生息するために必要な糧の山林を育成し管理・伐採・製材・運搬などをやって来た周辺の『働き人』(はたらきど)も仕事を失いました。

 まあ、見返りももらっていますね。
 熊野市が使うお金、当初予算でも市民一人当たり60万円ほどですから、よそ様からお金を送ってもらわないと全く足りませんからね。
 おまけに北海道の高速道路を笑えないような熊や猪が走りそうな高速道路も作ってもらっていますからね。
 文句を言っちゃあいけませんね。
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熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-02-27 12:55 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 奈良熊本 at 2009-02-27 22:39 x
こんばんわ
小中学校の費用は市町村負担
高校は県立が多いように、地方の負担ですよね。
地元の子供たちへの支援は当然ですが、
就職して住む先へ住民税を納めるのですから
地方地元にとっては理不尽な話ですよね。
Commented by je2luz at 2009-02-28 12:44
 今はふるさと納税なんてのが少しありますが、この収支の合わないことを20年ほど前に提言しました。
 市長は『俺もそう思う・・・』
 代議士は『だらか交付税が・・・』 と言いました。
 たしかに、地元の国税などをお合わせたより多くの交付金、補助金は来ていますが・・・


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