LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2009年 02月 06日

熊野の旅 紀勢自動車道 素通りへの道

 明日、2月7日に『紀勢自動車道』の『大宮大台IC-紀勢大内山』間10.5Kmが開通するようです。
 いわゆる、『高速道路』と言うもののない東紀州にも少しずつ伸びてきています。
 ここまで伸びてくると、我が家から高速の入り口まで60Kmあまりでしょうか・・・
 
 元々空っぽの国道42号線ですから、一部の車両がこの高速道路に載ってしまえば、下の道もますます高速道路化して来ます。
 国道42号線の三重県側は昭和40年代に改修された物で割合と走りよい道です。和歌山県側のようにきついカーブは少ないです。
 私は『非高速道路派』です。
 高速道路があっても一般道を走るほうです。
 阪神高速とか首都高のように郊外から都心に向かうものは使いますが、一般道とあまり変わらないところでは高速には乗りません。
 『伊勢自動車道』もほとんど乗りません。
 まして、交通渋滞もない『紀勢自動車道』は今までに供用開始されていた区間にも一度も乗ったことがないのです。
 今回の区間も当分乗ることはないでしょうね。

 長距離は夜中から早朝にかけて走るのが常識だと思っていますから、田舎の高速道路はあまりありがたみがないのです。燃費が良くなるわけでもなし、時間もそんなに早くなるものではなし・・・
 うんと長距離となると差が出てきますが、道のすいている田舎区間の50Kmとか100Kmってそんなの差がありません。せいぜい30分くらいでしょう。
 走りにくい、片側一車線・対向の高速道路なんて・・・一般道より危険なくらいです。

 で・・・
 この区間には『滝原宮』があります。
 『元伊勢』として由緒ある神社ですし、そこそこ環境客も訪れています。
 観光バスも、トイレ休憩をかねて入っています。
 明日からはこの観光客は激減するでしょうね。
 『大宮大台インター』で降りて『滝原宮』によってから国道42号線を走っても所要時間は、参拝の時間を除けば5品ほどしか変わりませんが、そうする観光客は少ないでしょうね。
 これが、高速道路の出来た観光地で見られる現象です。
 メインになるところへ直行してしまうからです。
 道中の時間を節約できるので、途中の観光スポットにも立ち寄ろうなんてことは心理的にも浮かんでこないのです。
 『遠いから早めに出よう・・・』という心理が、『高速があるから普通に出ればよかろう…』に変わるほうが多いくらいでしょうね。

 『物流』を大義名分に入れていますが、かつてのように紀伊半島から中京、関東へ向けた荷物が運び出されては居ません。
 『材木』『石材』『水産物』すべて激減してしまっています。
 価格の下落で、一円でもコストを抑えなくてはならないので『高速代』の払えない状態の産物ばかりになっています。
 一日数台の材木や石材を積んだトラックのために産業道路は要らないでしょう。
 枯葉マークのドライバーにも高速道路は要らないでしょう。
 採算が合うように区間別料金体制を敷いたら、こんな田舎区間は今の10倍くらいでも駄目でしょうね。

 先日、キャンペーンにつられて『ETC』を買いましたが、この区間では使うメリットがありませんね。
 『紀勢自動車道』『伊勢自動車道』は本線・支線みたいなもので直結ですが、その先は無料の『東名阪自動車道』…『有料の東名阪自動車道』・・・『名古屋高速』などと細切れ乗り継ぎになっていますから、高速道路割引制度の恩恵も細切れになっちゃうのでしょうね。
 この、『ETC』なるものは現金を払わないので、金銭感覚を麻痺させて、使わなくても良い高速道路に乗せてしまうことも多いでしょうね。

 まあ、遠くからのお客様は高速慣れしていますから無条件で乗り継いでこられると思います。
 東京からの550Kmで自動車専用道路は480Kmほどになりました。
 高速の区間は何も見えないですが、『熊野古道』は近くなります。ぜひこの機会に走ってきてください。
d0045383_133990.jpg

 滝原宮の鳥居の前にある茶店です。
 観光客とは無縁のような雰囲気ですが・・・

熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-02-06 13:05 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/9302722
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 月例 熊野市報より      熊野の旅 そろそろ春の気配が・・・ >>