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LUZの熊野古道案内

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2009年 01月 31日

熊野の旅 大又川 4

 『大又川』があるのですから、当然のように『小又川』もあります。
 国道42号線の道の駅『熊野きのくに』のすぐ下流の小さな橋・・・渡ることも気が付かないほどの橋のところで、その『小又川』が合流してきます。
 二股に分かれて、大きな方を『大又川』小さなほうを『小又川』と名づけたようで、実に簡単明瞭です。
 集落も大又川に沿っているところが『大又』で小又川に沿っているのが『小又』になります。
 川の大きさどおりに流域の大きさも大又のほうが少し大きいので集落の大きさも大又のほうが大きいですね。
 この熊野川の支流全体も大きくて長いほうの名前後そのまま使われて『大又川』です。

 『大又川』は国道42号線と出会うところくらいから下流はあちこちに岩盤が露出した部分、『なべら』がありますが、ほとんどの場所が丸い石や岩がごろごろした川原と川底です。
 その部分は『ごろ』と呼んでいます。
 これも単純な名づけ方ですね。
 急流なのでほとんどの場所が『瀬』になっています。
 淵の部分が非常に少ないです。
 所々になる小さな淵が水泳場になっています。
 この淵のことを『ドンボ』と言います。
 この『ドンボ』も『ナベラ』同様、変な名前ですが、ニュアンスが伝わってくるようなものです。

 急流と言っても、ごろ石で覆われた川ですから、水遊びには向いています。
 割合と安全な川ですね。
 ここの『うなぎ』は大きな川のような砂地ではなく、ごろと岩の川底ですから、住処はふんだんにあります。
 近年は砂防ダムがいっぱい出来てごろ石の原料の流下が減ったためか『ごろ』の層が薄くなりましたが、昔だと隙間だらけのごろが1mも2mも積み重なっていましたから、うなぎはどこででも隠れられたのです。
 泥交じりの川ではないので捕れたうなぎも当然変な匂いはしませんし、急流ですからよく運動しているのでおいしいものです。
 しかし、この『うなぎ』も、この50年は放流物です。
 『熊野川総合開発』で作られたダムには『魚道』などというものはありませんし、ダムの堰堤をよじ登れるような小さなものではありません。
 放流が多かったころにはたくさんいたのですが、近年ではだんだん減っているようです。
 ダムの保障で貰った、漁業組合の資金も底を付いてきているようですからね。

 『うなぎ漁』には鑑札はいりません。
 と言っても、よそから来てすんなり捕れるほどうなぎ漁は簡単ではありません。
 でも、自分でとったうなぎの蒲焼は一味違いますよ。
 タレが『秘伝のタレ』でなくてもおいしいですよ。
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熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-01-31 12:27 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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