LUZの熊野古道案内

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2009年 01月 29日

熊野の旅 大又川 2

 昨日書いたように、太平洋に突き出した紀伊半島にあり、河口もほかの河川とは離れている『熊野川水系』ですが、変わったものも住んでいないようです。
 『はえ』『ウグイ』『川むつ』『はぜ』『アメノウオ』『ふな』『あゆ』『うなぎ』くらいでしょうかね。
 そうそう・・・後から出来たダム湖には『バス』も『ギル』もいっぱいいるようです。
 ひところほどではないようですが、相変わらず都会から変な連中が、さもさもらしい格好で釣りに来ているようです。
 どうせ釣るなら根絶やしにするだけ釣ってしまえばよいのですが、相変わらず『キャッチ アンド リリース』をやっているようです。
 この行為はちっとも自然保護になっていないのに・・・
 それに、マイナーな放送局は今でもこの釣りを放映していますね。
 『七色ダム』『池原ダム』なんてのも出てきますからね。

 この熊野川水系はアメリカの「テネシー川流域開発公社計画(TVA)」に習って『熊野川総合開発計画』が行われました。
 そして、熊野川には出来ませんでしたが、『十津川』『北山川』はともに、その急流と人口密度の低さから、たくさんのダムが作られました。
 川はそれ以降寸断され、流れ降りる水以外は海との縁が切れてしまいました。
 同じ流域と言っても魚の交流は同じ川同士でも、昭和30年代後半からはなくなりました。
 
 海との間を行き来していた、『うなぎ』と『あゆ』は上流にはいないことになり、それ以降は人為的に『放流』されたものです。
 『うなぎ』は海ですくって捕りますからまあ同じものでしょう。
 しかし、『鮎』は今の全国の多くの川がそうですが、『瑚産』と言われる「琵琶湖産」の鮎です。
 海に落ちないで途中の湖で産卵する種です。
 それが成魚になるからでしょうか、『七色ダム』で幼魚が目撃された時期があります。
 そして、少しですが大又川や北山川へ遡上し始めたのです。
 数は少なかったのですが、それを捕獲して支流のあちこちにある農業用水用の堰から上流に移そうと言うテスト事業が行われました。
 川を仕切り、誘導水路で生簀に呼び込む施設が作られました。
 もちろん、税金です。
 しかし、取れる量は少ないし、『瑚産』を買うより手間もお金もかかると言うことになりました。
 そもそも、七色ダムなどで産卵し稚魚がうろついたのでは、あの獰猛で大食いの『バス』や『ギル』の格好のえさです。遡上前に食い尽くされているでしょう。

 かくして、日本中の川にダムが出来。日本中の川の鮎が『瑚産』になり、金のかかった鮎ですから、『鑑札』なしでは釣ることも引っ掛けることも出来なくなったのです。
 大又川もそのひとつです。
 鮎を捕って遊びたかったら、国道169号線や42号線沿いに・・・『鮎鑑札』とかいた看板などあるところで、一日券なり年間鑑札なりを購入してください。
 年間 10.000円 一日友釣り 3.000円くらいです。
 詳しいことは下のURLにあります。
 ちなみに、先日から載せている『大又川』の赤外写真などはこの案内HPの『釣り場案内』②にある『平せぎ~小坂農協倉庫裏』の部分です。
 鮎つりとはお金のかかる遊びのようです。
 それでも、渡船で磯渡ししてもらうよりは安いでしょうけどね。
 
http://www.za.ztv.ne.jp/oomatagawa/index.html

 この大又川の鮎つりも、だんだん地元の釣り人が減ってきています。
 当然ですよね。
 鮎の放流が始まったころに比べれば人口も半減しました。
 住民の半分くらいが年寄りになったし、そのお年寄りのほとんどは女の人だし・・・ごろ石の川を歩くのも命がけ年代になっていますからね。
 よそからお見えになっても、地元の釣り師にせり出される心配はないですよ。
d0045383_11164644.jpg

 
熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-01-29 11:21 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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