LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2009年 01月 18日

熊野の旅 梶取岬・梶取崎

 和歌山県東牟婁郡太地町の太地港などを守るかのように太平洋に突き出した岬が『梶取岬』です。正式には梶取崎のようです。
 全国には他にも同じ地名があるようですが、ここは梶取を『かんどり』と読みます。
 潮岬からそう遠くないし、本州最南端などと言うキャッチフレーズも付かないし、ちょいと地味な感じですが、船の航海では非常に重要な岬なのです。
 潮岬からこの梶取岬を目指して来た船が、ここで志摩・大王崎方面に舵をとる場所になるのです。
 岸のそばを航行していた時代にはいかに重要だったかの証拠に、初代紀州藩主・徳川頼宣が元和5年(1619年)頃に船見御番所を造ったそうです。それと共に古来盛んだったクジラ漁の番所もあったようです。
 この岬からは、遠くに熊野市が見え、国道42号線佐田坂の中腹にある『船石』の大きな岩が見えています。
 緑の山腹に白く光って見える大岩も航行の目印として大切な物だったでしょう。

 梶取岬の地形は上が平らな物なので住宅地になっています。
 別荘風の建物がポツポツと見られます。
 非常に明るく、暖かな場所です。
 今は上水道が引かれていますから、生活に不自由はありません。
 そんなに肥えた土地ではないでしょうが畑もたくさんあります。
 一軒一軒が離れて立っているので暮らし良さそうです。
 それに、アマチュア無線をやる人ならロケーションは抜群です。
 2mでも1・2・3・5が全域とは行かなくても射程範囲になります。
 無線家のリタイアハウスにはもってこいだと思いますよ。
 ただし、風は強いと思います。
 台風が接近してくる東の風に始まって去ってゆく西の風まで台風の位置が家に居ながら分かるように、全ての方向からの風が均等に当たる地形です。
 それでも、今は瀟洒な二階建てがたっていますから大丈夫なのでしょう。

 岬の先端には小さな灯台があり、その周りは芝生の公園です。そして、その先には展望台があります。
 潮岬みたいに大きくも広くも無いですがこじんまりとした感じの良い所です。
 車も数台は停められます。と、言うより、それくらいしかb車はやってこないって事ですね。
 岬の展望台からは太平等が一望できます。朝日は海から昇ります。夕日の時間には潮岬方向に沈む夕日がきれいです。
 人も少ないし・・・
 一人だとちょっと寂しいでしょうが、二人なら・・・
d0045383_1192062.jpg


熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-01-18 11:13 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/9216775
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by お気楽 at 2009-01-19 08:33 x
いつも興味深く&楽しく読ませていただいてます。
Commented by je2luz at 2009-01-19 19:44
 何とか書き続けています。
 記事探しに苦労します。
 でも、読みに来てくれる方がいるのでがんばれます、
 ありがとうございます。


<< 熊野の旅 昭和は遠くなった?      熊野の旅 太地 かつては花形だ... >>