LUZの熊野古道案内

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2009年 01月 12日

熊野の旅 観光資源群 旧紀和町

 日本全国、観光開発がずっと叫ばれ続けています。
 熊野三山などはそれの走りでしょうね。
 今は三重県の観光大使?みたいなのに鈞ちゃんが任命されているようですが、熊野古道の方はもっと大物が『恐れ多くも畏くも』御自ら買って出てくれたようです。
 歴史でおなじみの後鳥羽上皇とか後白河上皇なんて人たちです。
 宣伝効果もあり随分賑わったようですね。

 今では熊野市の一部になっていますが、旧南牟婁郡紀和町は山の中と言えども観光資源は結構揃っています。
 先に紹介した『赤木城』、『丸山千枚田』『トロッコ電車』『鉱山跡』の他にも『瀞流荘』と『湯ノ口温泉』と言う二つの温泉施設、『キャンプ場』『屋内プール』まで揃っています『北山川の鮎釣り』もあります。
 名物なら『雉鍋』なんてのもあります。
 人口1500人ほどの旧紀和町にこれだけの観光資源を持っているのです。すごい物です。
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 基幹産業は林業と農業と言うのは日本中何処の田舎も同じです。
 紀和町も同じで、林業は紀州杉の本場として江戸時代以前からの物です。
 170人に一箇所ほどの観光資源があっても、観光では飯が食えないのでどんどん過疎が進みます。
 道が良くなってさっと車でこれるようになると、例え観光客がやってきても昼飯も片田舎では食べようとしません。
 ただで見られる『丸山千枚田』『赤木城』『鉱山跡』などを見て、せいぜい安いほうの『湯ノ口温泉』に入って帰ってゆきます。風呂に入ってくれれば良い方ですね。
 風呂に入らなければ、観光客の残すのは排気ガスとオシッコだけです。
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 その割りに観光に注ぎ込む予算は大きいです。
 日本中の行政が『観光振興』と言う呪文に騙されているようです。
 『おらが國さの宝』を自慢する・・・そのために使うと言えば良いのですが、『観光振興で村おこし』などとのたまわれます。
 パンフレット代、キャンペーン代、観光課の職員代、観光会館維持費・・・それすら稼ぎ出せません。
 だから、何処もやたらと見学料を取り出して・・・
 その点このあたりはそんなみみっちい物は頂いて居りません。
 ただ来て頂ければありがたいのです。

 『まーあ、よう車が走るのし・・・』と、生きた世界遺産のようなじいさま・ばあさまが喜んで眺めてくれます。
 ただ、道路を横断するのに時間が掛かりますから、その人たちが横断していたら、動き回る赤信号だと思ってじっくり止まってくださいね。

熊野市周辺地図です

by je2luz | 2009-01-12 11:21 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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