LUZの熊野古道案内

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2008年 12月 27日

熊野の旅 昔の行事 すす払い

 年末ですね。
 昔なら、今日辺りには『すす払い』をやっている家も多かったものです。
 『すす払い』は今なら『大掃除』と言うようなものですね。
 昔は、『囲炉裏』を焚いたり、囲炉裏が無くても『かまど』があったので、家中に名のとおり『煤・すす』が付いたのです。
 だから、お正月を迎える前に、煤を落としたのです。
 川原竹などを切ってきて、笹で軒下や台所の天井などをなぜて、『煤』を払ったのです。
 何しろ竹笹で払うのですから、ものすごいホコリです。
 もうもうとホコリを出しながらの仕事で、軒先や天井はきれいになりますが、周りはひどい状態になります。
 それを今度は吹き掃除できれいにするのです。
 今のように『湯沸かし器』なんて無い時代ですから、『水』で仕事をします。
 『井戸水』が暖かく感じるのはこんな時です。
 掃除機のお尻から出るほこりが問題になる今の時代では出来ませんね。
 奈良の大仏さんなどはやってもらっているようですけどね。

 大体、今の時代は畳を全部出して日に干して・・・と言う『大掃除』をしている光景にも出会わなくなりましたね。
 畳を上げたあとの古新聞に見とれてしまって仕事が進まないなんて話も通じない時代でしょうね。
 『掃除機』と言うものがすっかり生活習慣を変えてしまったようです。

 大掃除の時には、世の中の亭主の株が少し上がった物なのですがねえ・・・
 箪笥の運び出し、畳の運び出し・・・力仕事があるので亭主が頑張ると少し見直してもらえたのです。
 今の『大掃除』では、あまり出番が無く、『粗大ゴミ』扱いされる方が多いのではないでしょうか。
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木本町全図です

by je2luz | 2008-12-27 10:50 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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