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LUZの熊野古道案内

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2008年 12月 04日

熊野の旅 人間のやること 500年前

 いつの世も、人間のやることはあさましいと言うか・・・
 神だ仏だと言いつつ、それを持ち上げる人間と集団のやることは・・・
 日本だけではなく世界中でややこしいことばかりです。
 『神も仏も無い』様なことが多いですね。

 今から500年ほど前、永世9年(1512)の記録に・・・
 『新宮と本宮に確執、守護畠山尚順より調停を命じられる』・・・なんてのがあります。
 何でもめたのか分かりませんが・・・
 郷土史なんてのは揉め事の記録の連続みたいな物ですね。
 やたらとお寺が出来たのも、京都などの公家などの祈願寺は別にして、おそらくは、坊主同士、檀家同士の派閥争いも裏にはあったでしょうね。

 その少し前、明応7年(1498)に東海道沖で大地震があったそうです。
 つまり、東海地震の震源域でしょうね。
 推定マグニチュード8.6、伊勢湾と熊野灘方面の津波で流死一万人とあります。
 今の人口と違い少ない人数の時代にこんな大災害が起きたら、集落ごと消えるような惨事だったのでしょうね。
 この地震は連動して他の震源も動いたのか、湯の峰温泉の湯が止まって42日間出なかったとか、本宮社、那智の坊が全部崩れたなんてあります。

 こんなに広域での地震災害は近代に入ってからは起きていません。
 このクラスとなれば、今立てられている防災計画では、被害をほんの少し軽減させる程度にしかならないのでしょうね。

 神々の里でも寺も社も倒れるし・・・
 神仏に仕える人たちは今も昔ももめたがるし・・・
 こんな時に物を言うのは『日頃の行い』なのかもしれませんね。
 『熊野詣』が効くのか、『西国遍路』が良いのか、『四国遍路』が良いのか・・・
 熊野詣は三箇所で済みますよ。
 那智なら神仏両隣で拝めますしね。
 是非、功徳を積みに来て下さい。
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木本町全図です

by je2luz | 2008-12-04 12:21 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 奈良熊本 at 2008-12-05 07:46 x
写真にうつっている浜は木本の方角ですね。
この道が昔の峠越えの道になるのでしょうか?
それほど険しくはなさそですが、標高は少しありそうですね。
Commented by je2luz at 2008-12-05 13:18
 松本峠南斜面です。
 木本から七里御浜、紀伊連山が見える短い坂道です。
 標高140mほどしかありません。
 この、石畳のすぐ下まで車が入りますから、峠まで道のりで250mほどしかないでしょうね。
 私は『弱脚者の熊野古道』と呼んでいます。
 一番楽な峠越えですね。


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