LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2008年 12月 02日

熊野の旅 今年は不作だったらしい みかん

 今年の温州みかんは不作だったようです。
 全国的にはそうでもないようですが、この辺は夏場に日照が続いたのもあって少なかったようです。
 例年なら、まだまだみかん取りが続いている時期なのに、早々と収穫を終わった農家が多いようです。
 日照りになると玉が大きくならないので小粒になります。
 ほぼ毎年同じ数になるように摘果してありますから、小粒になった分、収穫量が減ってしまいます。
 秋になってからは降っていますが玉が小さい時に生育しなかった物は後からの雨では追いつけないのです。
 
 普通はこの辺の人がみかんを送るのは12月に入ったころです。
 昔は、蔵が押し詰まった頃だったのですが、みかんが早生になってからは一ヶ月ほど早目になっています。
 ことしは、この地元の人が贈答用にする時期になくなりかけたのです。
 契約農家などがある『みかん屋』にはありますが、『美味しいから・・・』と、個人的に頼んで送ってもらう形の農家では毎年頼まれる人の分以外は確保できないほどの状態です。
 これが、全国規模の話だと、市場価格が上がるので、量が減ってもあまり減収にはなら無いのですが、そうではないのでこの辺のみかん農家の収入が減っただけのようです。

 特産品があるところでは、大きなお金が動いて『御殿』と言われるものが立つことが多いです。
 昔の『ニシン御殿』なんてのはすごい豪邸だったようですね。
 新しい方では『梅御殿』なんてのが南部・南部川には立っていますね。
 役所に『梅課』なんてのがありましたからね。
 地域によっては『みかん御殿』なんてのが建ったところもあるようです。
 この辺は農地面積が小さい小規模農家が多かったからか、そのような『御殿』はありませんね。

 以前、日本橋の百貨店の物産展に出ていた頃、三ケ日の酸っぱいみかんに慣らされている東京の人に、この辺特選のみかんを試食してもらうと…
 『あなた、なんかしたでしょう…』 
 『何とか言う…ヒ素の入った農薬使ってるんでしょう?』
 などといわれるほどでした。

 南紀のみかん全部が甘いわけではありません。
 甘いのが多いということなのです。
 同じ紀州みかんでも、『有田みかん・日本一』の方が少し酸っぱいのです。
 でも、品質は『甘すぎるのも駄目』と言う指導で管理していますから安定していますね。
 市場に出すにはやはり品質が安定しないと駄目ですね。
 先週買ったのは甘かったけど、今日買ったら酸っぱかったでは・・・
 甘い方が無茶苦茶甘いですから、そのつもりで食べると普通のでも酸っぱいですからね。
 売り場で見て買える物は私たちは酸っぱいみかんを買うことは無いですが、市場のセリではそうは行きませんし、普通の消費者ではそこまで見分けるのは無理ですからね。
 困った物なのですが、長い間みかんの産地なのに、ブランド化には失敗しています。
 でも、きちんと選べば、手がべとべとするほど甘い物もあります。
 ただし、甘すぎる物はすぐに腐りますが・・・

 サイズはMかS
 形はちょっと平らな物
 皮が薄くきめ細かで柔らかな物
 できれば試食してから・・・

 下のは甲高、皮少し厚目・・・少し酸っぱい方です。
d0045383_12102393.jpg


木本町全図です

by je2luz | 2008-12-02 12:11 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/9004645
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 古い家      熊野の旅 12月 漁師の心配 >>