LUZの熊野古道案内

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2008年 11月 09日

熊野の旅 大馬神社 

 熊野市には花の窟神社・産田神社と共にもう一つ古い神社があります。
 熊野市の中心に流れ込む井戸川の上流、大馬の里にある『大馬神社』です。
 この神社は山の中の『奥宮』と河口の近くまで下りてきた『別宮?』があります。
 下の神社は便利ですが、私から見ると、『出張所』にしか見えません。
 ここは便利ですから、結婚式場もあります。
 しかし、お参りするなら山に入った『奥宮』でないと話しにならないように思いますね。
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 奥宮のそばには、古代信仰の対象の代表的な『滝』と『岩壁』の両方があります。
 それを取り囲むように、杉の巨木が立ち並んでします。
 石段の参道も200mほどで、急ではないし適当な長さです。
 そんなに健脚の人でなくても楽に拝殿まで行けます。
 格式の高い神社ですが、門前に茶店や土産物屋ができるような物ではありません。ひっそりと山に溶け込んでいて、大祭の時とか以外はひっそりと静まり返っています。
 清清しい気分に浸りたい人にはぴったりの神社です。

 ここの神社は二つに分かれていますが、同じ神社です。
 奥宮にもちゃんと社務所はありますが、普段は下の神社の方に神主さんはつめているのではないでしょうかね。

 日本も古代は女性社会だったようで、神様の中心的な『天照大神』は女性ですね。そして、古代国家の王、『卑弥呼』も女性ですね。
 いつの間にやら、社会を男性中心に変えてしまい、宗教の方でも主役を男の変えてしまったようです。
 神職でも『神主・禰宜』というと男の人ばかりでした。
 伊勢神宮の『斎王』と言う飾り物のように祭り上げられたひとは女性でしたが・・・

 近年になると男女平等になったからか、神職にも女の人が増えていますね。
 神社の奥さんがそのまま神職の資格を取られて、旦那さんの補佐や代理をされているのも増えたようです。

 先日の『山入り』の儀式の時には、ここ『大馬神社』で神事を行ってもらいましたが、つかさどってくれたのは、女性の神職の方でした。
 宗教界にもいろんなタイプの人が居られ、『法力』?でねじ伏せるようなタイプと『ホンワカ』した癒しムードで包み込むタイプが両極端としてあります。
 大馬神社の女の神主さんは後者の方でしょうね。
 伐採のお払いをしに行っても、倒される木の方が、『まあ。しゃあないか…』と、思っちゃう雰囲気の方でした。
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 『大馬神社』は熊野古道のルートからは少し外れますが、あくせくと歩くタイプではない方なら立ち寄られたら良さが分かるお宮さんかと思います。
 田舎の神社ですから、いきなり行ってもお払いなど受けられない可能性があります。
 あらかじめ、社務所に連絡して予約をしたほうが良いと思われます。
 電話番号は 0597-89-3119 となっています。
 連絡・予約してから参拝すれば、お払いも受けられ、由来などもお聞きできるのではないかと思います。

木本町全図です

by je2luz | 2008-11-09 13:46 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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