LUZの熊野古道案内

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2008年 10月 31日

熊野の旅 モニュメント?

 10月28日・旧暦9月30日に朝から山に出かけたことは書きました。
 中味は、今どき行わない『山入り』の儀式でした。
 この『山入り』は伐採をする前にお払いをして無事を祈願する物です。
 古くは精霊を宿す木々を切り倒し、山の平穏を乱すのですから、八百万の神や山ノ神に感謝の意を表し、伐採の許しを請うためにきちんとお供えをし清めたものです。
 昭和の中頃まで・・・チェーンソーが入り込む前には先山(きこり)たちは伐採にかかる前に山にお酒を供えたりして『山入り』のお祈りをしたものです。
 仰々しい物ではなく気を引き締めて仕事を始めるためのものでした。
 しかし、近年では殆ど行われることも無くなりました。

 この『山入り』をやろうと言うことで、招集がかかったのです。
 伐採するのは二本の杉の木です。
 すんなりまっすぐのびて、枝下が15mほどある木が必要になったので白羽に矢が立ったのが私の山の木でした。
 大木では無いのですが、伸びがよく、道のそばで伐採搬出が楽に出来るところにあるという条件を満たす物って意外と少ないからです。
 樹齢は60年ほどしかないと思います。少々育ちすぎともいえるのですが、非常に姿の良い気が並んでいる山です。

 たった二本の木を倒すのに『山入り』をやろうなんて・・・
 この木は『日時計』の針の柱になるのです。
 今の時代にこんな巨大な日時計を作ると言うことは、普通ではありませんね。
 普通じゃないから、巨大だし、こんな仰々しい儀式も行われるのです。
 早朝に『大馬神社』に日時計の主催者・山主・伐採を請け負う森林組合・脳材を請け負う鬼の国物流の面々が集合し、神主さんのお払いを受けるところから始まります。
 テレビのカメラがNHK・ローカルテレビ・主催者の記録用と大きな物が三台入っていました。
 それに、支援者がたくさんいて山の神様がびっくりしたことかと思います。
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 まあ、おかげさんで朝日が差し込んでいる『大馬神社』にお参りすることが出来ました。
 朝早く動くこともないし、大馬神社はあまり行く事も無いのでよかったです。
 こうした場所の早朝と言うものは良い物です。
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木本町全図です

by je2luz | 2008-10-31 11:39 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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