LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2008年 10月 22日

熊野の旅 さすがは世界遺産 1

 今日の新聞折込に、『さすがは世界遺産!』と言う小冊子が入っていました。
 『zutto motto』と言うA3、8ページ、上質紙、総天然色の立派な物です。
 発行は『里創人 熊野倶楽部』開業準備室 熊野市久生屋町 だそうです。
 これは、以前にも取り上げた『金山パイロットみかん園』を潰してリゾート関連施設を作る事業の一部です。
 事の発端は今では忘れられた『リゾート法』です。
 消えていたものが復活し、知らない間に『世界遺産』と合体した物です。
 和名は『紀南中核的交流施設整備事業』だそうです。
 尾鷲には『県立熊野古道センター』が出来ていますが、それでは片手落ちですから、熊野市にもてえことです・・・

 著作権があるので、この冊子のコピーや写真を掲載できませんが、Vol.2『全国版』だそうです。
 地元では各紙に折り込んだでしょうが、一体どこまで折込みをやったのやら・・・
 一面は石畳の山道に、『神々の宿る土地熊野に 新しい『里』を創る。』
 と、言う文字が躍ります。
 サブタイトルは『2009年7月17日、祈りと再生の地熊野に 現代人の心を癒す新しい「里」、『里創人 熊野倶楽部』が誕生。』 と、あり『里創人』には『リゾート』とふりがなを振ってあります。

 実に立派な物です。
 民間の別荘地開発業者の宣伝冊子ではここまで金はかけられませんね。
 何しろ親会社が『国』ですからこんな物を発行するために千万単位の金がかかっても痛くも痒くも無いのでしょう。
 当然、こうした時にはコンサルタント会社が絡み、企画会社が製作に携わりきちんとやってくれます。
 そもそも、準備室ってえものは、金を使うため・・・それも、こうした事業にぶら下がった『コンサル会社』が飯の種にするためにあるようなものだと思います。

 そもそも。スタートがリゾート法であり、何度も何度も計画を書き直し、そのたびに数千万円が闇に消えた事業です。
 誰がどう考えても、客が来るわけの無い万年赤字、税金垂れ流しの施設なのですが、頭が良くて作文の上手いコンサルタントが考えると、集客見込みがあり地域振興にも役立つようになるのです。
 立案するコンサルタントがそういうのですが、全国でほぼ100%のこうした施設が見込みの半分も客が来ません。
 それはそれで、かの業界には都合の良いことなのです。
 駄目な時は『地元の運営が良くないから、改善のために経営改善のコンサルタント会社を入れましょう・・・』と言うことになり、又一社、飯の種に出来るからです。

 この施設は尾鷲同様、県立です。
 県営となると身近な市営と違い、クレームの届く率も減ります。住民からは感覚的に遠い物なのです。
 だから、誰も腹も立てない・・・と言う図式ですね。
 中味については別に書きます。
 実に立派な物です。

 皆様のおかげでこんな立派で無駄な物を熊野に作っていただけます。
 市民の一人としてお礼とお詫びを申し上げておきます。
d0045383_1125311.jpg


木本町全図です

by je2luz | 2008-10-22 11:09 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/8804538
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 さすがは世界遺産 2      熊野の旅 やっぱり行楽シーズン >>