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LUZの熊野古道案内

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2008年 10月 16日

熊野の旅 木本祭り 御輿の浜入り

 何十年ぶり?に担いでもらって巡行した御輿は600mほどを3時間余りかかって、お旅所である新出町稲荷神社に入ります。
 ここで各出し物も御輿もしばらく休みます。
 各町内の出し物が朝から出て神社に向かうのは御輿を迎えに行く道中です。
 木本神社から新出町稲荷神社までが本番と言うことでしょう。
 この間は御輿を先導する役と後に従う役になっています。

 稲荷神社で一休みした御輿はまっすぐ海に向かいます。
 この御輿が通るので、稲荷神社の鳥居の前から海に向かってまっすぐ道があります。
 そして、国道の向かいっ側の堤防には浜に出る樋門が設けられています。
 この通路は年に一度の祭りのために作られたものです。
 堤防より祭りのほうが古いですからね。
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 この通路を抜けて、御輿は七里御浜に出ます。
 非常に歩きにくい砂利浜を、波打ち際に向かって下りてゆくのですが、近年では砂利が減って、なだらかな下り坂になってしまったので、随分楽にはなっているようです。
 今から30年ほど前までは浪を打つように起伏を繰り返していたので、波打ち際に出るのはものすごく大変だったようです。

 波打ち際に出た御輿は海の水で清められます。
 今は、ほんの少し飛まつをかけるだけですが、昔は完全に浪を被せたこともあるようです。
 逆に台風が接近していて近づけない都市もあったようですがね。

 今年は例年よりほんの少し進行が早かったので、かなり明るいうちに浜に入りました。
 波打ち際に向かう御輿の向こうには、海から上がった14日月(小望月)がかかっていました。
 情景としては中々の物でしたね。
d0045383_11475024.jpg

 海で清められた御輿は再び岡に上がって、休み休み神社への帰途に着きます。
 この帰りの道中は神様も淋しい物です。
 朝から迎えに来た各町内の出し物も、稲荷さんからはバラバラに帰ってしまいますから、御輿が単独で夜の街を帰るのです。
 見物人もなし・・・
 担ぎ手も酔いと疲労が頂点に達し。帰りの600mは気が遠くなるほどかかります。
 今年も神社に帰り着いたのは午後11時50分でした。
 ご苦労さんでした。
d0045383_11572797.jpg


木本町全図です

by je2luz | 2008-10-16 11:56 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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