LUZの熊野古道案内

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2008年 10月 13日

熊野の旅 木本祭り 2 宵宮の晩

 木本神社の宵宮には各町内の出し物が当日同様に木本町内を巡行して回ります。
 御輿、六方行列などは昼間の行事ですが、新出町の『だんじり』を先頭に栄町『よいや』、井筒町『子供御輿』、新田『新田元宮太鼓』の順に巡行するのは当日と同じですね。
 宿所ごとに酒が振舞われ、子供にはジュースなどが振舞われるのも同じです。
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 『だんじり』も岸和田のように若い衆が引っ張って疾走するものではなく、子供が引っ張って『伊勢音頭』にあわせて優雅に進む物です。
 だんじり自体も小さな物です。
 写真のように子供が引っ張るのですが、かつては綱にすがるのが大変なくらいの子供がいたものです。
 しかし、今ではパラパラとですから、どこの町内とか関係なく引っ張ることが出来ます。
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 この子などは、栄町の『よいや』の主役です。
 四人の男の子が輿にのって、太鼓をたたき、『よーーいや』と掛け声をかけます。
 この掛け声がそのまま呼び名になっているようです。
 この町内は木本の商店街『記念通り』を含む割合と広い所ですから元から子供の多かったものです。
 しかし、今では町内の子供の数が減って、この町内で育って近郷に住んでいる人が子供づれで参加しているようです。

 木本にはこうした出し物がない町内が沢山あります。
 古くから木本の中核をなしていた本町筋では、稲荷神社を抱える端っこの『新出町』にしか無いのです。
 1丁目、2丁目、3丁目、関船町、布袋町にはありません。
 むしろ新興地の井筒町。栄町、新田にあるのです。
 木本神社は古いお宮さんですが、今の形の祭りになってのはさほど古くないでしょうね。
 今では呼び物になっていろ『六方行列』も大正から昭和に掛けての導入らしいですからね。
 子供御輿、元宮太鼓の作りもものすごく新しいですし・・・
 古くないといっても、大正時代にはだんじりも御輿も賑やかに行われていたのは確かです。

 今でも新出町の男は着物姿でだんじりについて歩きます。
 今と昔ではその着物が少し変わったようです。
 新出町は小さな町なのですが、『旦那衆・だんなし』が多かったそうで、そうした人は『大島』を着るのが作法だったそうです。
 酔いどれることなく、シャキッとして祭りの先頭を歩くのが『新出町衆』の誇りだったそうです。

 カメラは フジカST605N+クルタゴンC35mm+トライX
 
熊野市広域地図です

by je2luz | 2008-10-13 11:34 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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