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LUZの熊野古道案内

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2008年 10月 02日

熊野の旅 猫の生活 昭和から平成へ

 猫と言うものは東西を問わず古くから人間と一緒に暮らしてきたようです。
 犬のように狩猟に使えるものではないし、お仕事は『ねずみ退治』と『癒し』でしょうか・・・
 採取生活でどんどん移動する種族にはあまり向かないでしょうが、農耕を覚えて住み着いた種族には大切な相棒だったのでしょうね。
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 私は物心が付いた頃から猫と暮らしていました。
 上の写真はその猫です。名前は『クロ』です。
 雌猫でしたが、けんかはものすごく強い子でした。
 私がニコンFで5枚目に写したのがこの写真、6枚目が下のものです。
 一眼レフはくっ付いてもパララックスがないということが嬉しかったのでしょうね。思いっきりくっ付いています。
 この時代のフィルムカメラ時代では珍しいやり方です。

 この『クロ』は日本猫で当然のように『猫まんま』が主食でした。
 昭和の猫はそれが当たり前でした。
 そして、たんぱく質の不足なんてのは自力更生・・・自分でねずみを捕って食べていました。ねずみの捕れない子はバッタやトカゲを捕って食べました。
 この子は田舎の百姓の家ですから、ねずみも納屋あたりでうろつきますからものすごい数を捕って来ました。
 近所の猫が居ない家のねずみも巡回して退治していたようです。
 食べきれないだけ捕るので持って来て家で散々遊んだ末に・・・『これ。やる!』と言うように僕たちの前において出て行ったりしました。
 これが、昭和の猫です。

 時代劇に出てくる『石見銀山猫いらず』じゃないですが、『猫いらず』は売られていましたが、近所に猫が居ると田舎では仕掛けないものでした。
 それが集落としてのルールでした。
 猫ばかりの集落では犬は飼わないとか・・・
d0045383_126241.jpg

 そうした『猫』を取り巻く環境も昭和から平成へと移り変わる間に随分変わったようです。
 空前の猫ブーム?になって、世の中には民間の『猫博士』が一杯出来、『猫学』も不思議なくらい進歩したようです。
 
 『猫まんま』みたいなものは猫は消化できない。
 味噌汁を掛けるなんて塩分が多いから・・・
 塩辛い魚を食わせるなんて・・・

 と、言うのが今の・・・今流の猫の飼い方なんだそうです。
 猫にもアレルギー体質のが居るから、そうした猫には特殊な食事しか食べさせてはいけないとかも聞きます。
 
 人間の子供も、運動もさせないで過保護?(実はそうではない)に育てるからか弱い、デブが増え、高校生で成人病になる・・・いや、してしまうのですから、『子供よりかわいい』猫ちゃんには、信じられないほど力を注ぐようですね。
 人間と違うのは、デブでか弱くなっても、めったにグレないところでしょうかね。

 キャットフードもなく、蚤取り首輪もなかったですが、腹が減ったらねずみを捕って、巡回中に見つけた蛇にちょっかいを出し、庭に来るすずめをじっと狙い続け、自分ちのヒヨコは目を細めて眺め・・・
 そんな生活を送って、この子は15年ほど生きたと思います。

 貰われてきたのは僕が小学校に入る頃、亡くなったのは大学生で東京に居ましたからね。
 のびのび暮らした昭和の田舎猫と『猫っかわいがり』の平成の猫・・・どっちが幸せなのでしょうかね???
 子供も同じですが・・・

 カメラは ニコン F

熊野市広域地図です

by je2luz | 2008-10-02 12:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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