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LUZの熊野古道案内

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2008年 08月 20日

熊野の旅 人口も通常に・・・

 日本の田舎は、お盆と正月に人口が急増します。
 いや・・・『してきました』と言うほうが正しいかもしれません。
 昭和時代・戦後、一貫して田舎の若者は都会を目指しました。
 最近になって、若者が流出するので・・・などと言いますが、流出する数は大幅に減って来ています。
 もはや、流出する若者が居なくなって来ていますから、絶対数は減りつつあります。
 生徒数が半分とか1/5なんてざらなのですから当然の話です。
 こうして、若者の流出が少なくなるとともに、里帰りする人の数も徐々に減ってきます。
 私の先輩や同輩、そして少し下の年代位の都会に出て行った人たちは、田舎に帰る足場がなくなってしまった人が多くなりました。
 長男まで田舎を離れ、親が老いて亡くなると、家は空家になり・・・
 昔なら、本家が健在でそこに押しかけてくるので、田舎は大変な賑わいだったのですがねえ・・・

 それでも、お盆と正月には田舎の人口は膨れ上がります。
 そこで田舎の町の困った現象があります。
 水道水の準備の問題です。
 人口は過疎の一途をたどっていて、本来なら無理をして大量の水を配水出来るだけの施設を維持しなくて良いのですが、この一時的に2倍にも3倍にも膨れ上がる人口用に用意だけはしておかなくてはならないのです。

 お盆も正月も悪いことに渇水期です。
 お盆は暑いので、それでなくても水の使用量は跳ね上がる時期です。
 水道事業は陰に隠れて良く分からない自治体の仕事なのですが、結構財政的には大変な所もあります。
 老朽化した水道管の維持だって・・・

 何はともあれ、他より少し遅れる、熊野のお盆の帰省ラッシュも終わりました。
 今年は空梅雨から土用の日照りと続いたので、防災無線では『節水のお願い』が流れていましたし、少し水圧の落ちる時があったくらいです。
 昨日の夕方に数十ミリの夕立があったので庭や畑の水遣りもなくなりますし、人口も通常に戻るので、『節水にご協力くださーい!』と言う放送が流れることも無いと思います。

 大量に残されたゴミもそろそろ焼却が追いついてくる頃です。
 このゴミを一時的に溜め込むピットもこうした変動に耐えられるように設計します。
 人口増を見込んで大きいのを作るのなら楽しみもあるのですが・・・

 意外と気が付かれない、田舎の自治体の悩みです。
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この周辺です

by je2luz | 2008-08-20 10:02 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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