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LUZの熊野古道案内

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2008年 08月 03日

熊野の旅 熊野のお盆 3

 日本中お盆はありますね。
 そのほとんどは月遅れの8月お盆だと思います。
 この辺では、『桃の節句』も『端午の節句』も月遅れです。
 元々旧暦で決めた季節の行事を新暦でやると合わない物もありますね。
 桃の節句も3月3日にやると、桃の花が咲かないんです、
 そのおかげで園芸屋さんが温室で咲かせた桃の切り枝が高く売れるのですがね。

 お盆の祀り方も色々ですが、絵本などでは茄子を馬にしたりして供えていますが、私が子供の頃にはこの辺ではそのような物は供えませんでしたね。
 雑誌や絵本は東京中心に作られるのが多いので、雑煮の餅を四角く描く位ですからね。
 
 お盆と言うものの扱いは、『宗教』によって当然違いますね。
 一般的な『仏教』では『盂蘭盆会』(うらぼんえ)として各家とお寺さんとで盛大に?行われます。
 そして、盆踊りも行われますね。
 この盆踊りは、学校と言う物が出来て、広い運動場が出現してからは、学校の校庭に場所を移した所が多いみたいです。
 しかし・・・
 近年の過疎化と若い人の盆踊り離れで、この広い校庭での盆踊りがものすごくわびしく見えるようになってきた地区もあります。
 盆踊りの『輪』が出来ないことすらあるのです。
 私が子供の頃のように朝まで踊り明かすなんてことはありません。
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 かなりの部分仏教的なお盆行事ですが、この辺の『天理教会』では盆踊りをやっていますね。
 それに、初盆の家でも仏教と同じように石碑型の初盆灯篭とかを祀っています。
 『天理教』は新しいとは言え、『神様系』ですから、灯篭に書かれているのは『戒名』ではなく『本名』のままで『命』になっているようですがね。

 この辺に少し残っている『神道』の家も、初盆の家では灯篭だけ祀ってあることがありますね。
 『神道』としては何も行事は無いようですが、『初盆参り』の習慣があるので、お参りしてくれる人を断るわけにも行かず・・・何も無い所を拝んでもらうわけにも行かず・・・と、言う感じです。

 お葬式に行った家、お葬式に行きそびれた家、それぞれの判断で初盆の家を廻ってお参りするのです。
 今はどうなっているか知りませんが、昔は役所の出張所がサービスで初盆の家リストを作っていました。

 初盆参りのお供えも集落によって随分違います。
 当然、お返しも違います。
 山間部などはお返しが無く、お供えも集落の申し合わせで金額が決まっている時もあります。ただし、これは集落内の取り決めで外の人には適用されません。
 玉を香典袋に入れるのは格好つかないので『千円』が多いようです。
 上書きも、仏教の家には『ご仏前』。天理教や神道の家には『ご霊前』などと使い分けるようです。
 正規のキリスト教徒の家の初盆がどうなっているかは知りません。土着信仰からは離れているのでしょうね。
d0045383_11445872.jpg

 この写真は昭和32年(1957)の盆踊りです。
 ものすごく高価なフラッシュを焚いて撮ってあります。その割りに誰を撮ったのか・・・
 時代が時代なので『わかめちゃん』が一杯です。
 昼間はつりスカートに白のちょうちんズロースでしたね。

この周辺です

by je2luz | 2008-08-03 11:51 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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