LUZの熊野古道案内

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2008年 06月 15日

熊野の旅 熊野の地名

 熊野は『神々の里』と言いますが、こういう風に公式の場でも言うようになったのは20年ほど前です。
 熊野市の観光振興についてのビジョンを作成するに当たって、コンサルタント会社も入って検討したことがあります。そして、その時に出来たキャッチフレーズの中に『神々の里』というのがありました。さらに、『幽玄』と言うのもありましたね。

 前にも書きましたが、『熊野』は能のほうでは『ゆや』とよみますね。
 「熊」と言う地は「ゆう」と詠みますからね。
 『熊野』=ゆうや=『幽野』らしいです。この『幽』は幽霊のイメージではなく幽玄の方ですね。元は同じでしょうが・・・
 こうしたことから『熊野信仰』が生まれたのか、『熊野信仰』からこうした言葉が生まれたのか・・・

 神々の里の方は、どうしてこんなに『神』の字がすきなのか?
 神川町神上(こうのうえ)、神山(こうのやま)、神木(こうのぎ)、神志山(こうしやま)などがひしめいています。
 大きな神社があるでなし、それらしき御神体的な岩や山があるでなし・・・普通の村・大字の名前になっています。
 由来を調べたことは無いのですが、何か神に係わり合いがあるのでしょうね。
 しかし、これらの土地は神志山を除き、今の「熊野古道」沿いにはありません。そして、全部が熊野の霊場とも離れています。
 
 霊場から離れているのに。『神々の里』を名乗るのも少々ずうずうしいのですが、もともと熊野の地の端っこが『熊野市』を名乗ったくらいなのですから、キャッチフレーズでそれくらいの物を使っても『バチ』も当たらないでしょう。

 そうそう、『神』はやたらと起こったりするようですが、『仏』の方はそうでも無いでしょう。
 お経の方でも『衆生をして 救わしめんがために 出現したまう』なんてあったように思います。
 『神』の方もそんなに怖いものでは無いでしょう。
 しかし、神道の方の人の話を聞くと、なんでそんな神様がありがたいのか分かりませんね。
 能書きや由来を抜きにして、『八百万の神』ひっくるめて『森羅万象』すべてを『神』と見れば崇拝するべき物ですが・・・
 『熊野信仰』なんてそんなものだと思うのですがね・・・
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この周辺です
 こちらのブログもご覧ください。
 

 

by je2luz | 2008-06-15 11:19 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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