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LUZの熊野古道案内

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2008年 05月 28日

熊野の旅 熊野の言葉 我輩は猫である

 昔は、よそからこられた方の熊野の印象は、言葉がきついというものだったようです。
 それと、耳につくのは猫の鳴くような言葉です。
 
 『にゃあ』『ねゃ』と言う語尾と、『ぎゃあ』という言葉です。
 ・・・
 『あのにゃあ、きんのうにゃあ・・・われんとこへ行ったらにゃあ。おらなんだぎゃあ!』
 「そうかあ・・・何時ごろじゃら?」
 『三時頃じゃったんじゃけどにゃあ』
 「そのじぶんじゃったら・・・まだ学校じゃったんじゃろにゃあ・・・』

 さほど難しい言葉ではありません。後ろの猫語の『にゃあ』『ぎゃあ』をとれば大体普通なのです。
 ただ、この語尾の部分に力を入れてしゃべるのがこの辺の特徴でしょうかね。

 この『にゃあ』『ぎゃあ』は男言葉です。
 昔は女の人も年をとると男言葉の世になってきましたから、自分のことを『おれ』と言っていましたし、道端で立ちしょんもしていました。言葉の方でも、この『にゃあ』も一部使うおばあさんがいましたね。女を捨てていたのでしょうかね。
 まあ、この『にゃあ』『ぎゃあ』は男の言葉ですから、この辺の男は『猫族』だったようです。
 つまり、『我輩は猫である』と、名乗らなくても分かる男が多かったものです。
 この『猫族』もどんどん数を減らしているようです。
 そろそろ、『絶滅危惧種』に入ってくるかもしれません。

 『さみしいにゃあ!』
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この周辺です

by je2luz | 2008-05-28 12:27 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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