LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2008年 05月 11日

熊野の旅 減ったのかな?

 最近は雨が多いです。
 道も草むらもしっとりと湿っている日が多いです。
 撮影に出かけていませんが、熊野古道の方も石畳や周囲の岩の苔が元気で美しいだろうと思います。その分、油断するとつるりと滑ると言う事ですが・・・
 これからの季節は梅雨明けの土用までずっとこんな感じの景色になるのかもしれません。
 もちろん田圃の方には水が入り、水路と言う水路には水が引かれています。

 このように、山や里の環境が大きく変わる季節になると、とたんに元気になる生き物たちが居ます。
 まあ、泣き声も出すので一番目立つのが『かえる』でしょうね。
 あまり知らないのですが、田圃で目立つトノサマガエルを筆頭に、アマガエル、ヒキガエルなどいたるところでお目にかかるようになります。
 清流が多いので『カジカ』なんてのもあちこちの川に居ます。
 こうした蛙の類も、農薬の使用や田圃の改良などで昔よりは数を減らしているようです。
 この『蛙』たちが元気になると、それを狙って『蛇』がうろちょろし始めます。
 大きな青大将に始まり黒いのやらちょいと派手なのやらこちらも色々です。農道などを走っていると目の前を横切ってくれる時もあります。

 熊野古道は峠道がほとんどで、谷を越えることもあまりありません。
 だから、水場もあまりありませんから、蛙の少なく蛇も少ない所です。
 杉桧の人工林の中を抜けるところも多く、他の虫たちも少ない物です。
 したがって、それを目当てにうろつく『蛇』もあまり多くありません。
 『蛇』はあまり気持ちのよいものではありませんが、たとえ2mになるような大きな青大将と言えども襲ってくることはありません。
 突っついたりすると、とぐろを巻いて鎌首を持ち上げて怒りますが、人間が危害を加えそうだと向こうが思った時だけです。
 目の前に出てきても、離れた所で見ていれば蛇の方でさっさと姿を消してくれます。草むらまで言ってしまえば、隠れていて飛び掛ってくるなんて事はありません。丸呑みできない物は獲物ではありませんからね。

 ただ一種類だけ厄介なのが居ます。
 例の『まむし』です。
 この辺では『ハンビ』と呼んでいました。
 こいつも基本的には向こうが逃げます。しかし、他の蛇よりは気性が激しく、すぐにとぐろを巻いて飛び掛ろうとします。飛ぶ力も強いようです。
 私が子供の頃には、マムシによる事故も結構耳にした物ですが、近年はあまり聞きません。
 そもそも、田の畦を歩く人も、山に入る人も激減したし、市道、農道も整備され舗装されていて蛇が隠れている草むらもなくなっていますから、事故が減って当たり前なのでしょう。
 道路脇の石垣なども、コンクリートで固められて蛇の入る隙間も無いところが多いですね。蛇にとっても済みにくいようになったでしょう。

 マムシは水の無いところが苦手です、晴天続きの峠付近では見かけることはまずありえません。
 しかし、雨続きの時にはどこへでも出張してきます。
 大きな物は居なくて、割りと小振りです。知らなければ、『小さな蛇』と舐めて掛かるくらいです。
 田舎道、山道で蛇に出会ったら、大きな蛇の方が『ヤマタノオロチ』で無い限り安全なのです。
 どけてくれないからといって、棒切れで突っついてどけさせようなどと考えないでください。とぐろを巻かないままでも飛び掛る能力を持ったのがマムシですからね。
 マムシにかまれても死ぬことは少ないようですが、一時のように『血清』の注射を万能薬のように使うことは無いようです。血清による後遺症を避けるため、血清無しで体力任せでなおすことが増えたようです。
 その分、時間も長くしんどいそうですから、くれぐれもお気をつけて・・・
 マムシもわざわざ向こうから襲ってくることはありません。
 餌にするには人間は大きすぎますからね。
d0045383_11432590.jpg

 カメラは フォクトレンダー・ビトーII

 こちらのブログもご覧ください。
 

この周辺です
[PR]

by je2luz | 2008-05-11 11:46 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/7879593
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 大又川の釣り      熊野の旅 こんな感じ・・・ >>