LUZの熊野古道案内

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2008年 04月 29日

熊野の旅 お地蔵さん

 一昨日、『秋葉さん』の石灯籠を取り上げましたが、その時に書いた火事が分かりました。
 大きな火事とか地震・災害の記録などは結構残っている物ですが、ここ木本町新出町の火事についても残っています。
 天明7年5月8日(1787)新出町より出火、木本火事
 文政12年11月(1829)木本火事、新出町浜側全部焼失
 熊野市史年表をパラパラと繰っただけで二ツ見つかりました。
 『新出町浜側全部焼失』と言うことは、私の家のある場所も燃えたと言うことだと思います。
 まあ、そんなあたりから秋葉さんを祀ったのではないでしょうかね。
d0045383_10381099.jpg

 この秋葉さんの現状はこういった感じなのです。
 灯篭の後ろの生垣風のものの後ろにほんの少し平らな所があり、そこの祠があったような感じです。
 そして、カメラのあるところが岩山の端っこが通りまで張り出してくるところで、その岩を削って参道?が作られています。
 ところが、そのど真ん中に、『地蔵尊』が立っておられます。
 これを避けないと、秋葉さんには近づけない不思議な配置なのです。

 『お地蔵さん』と言うものは、大体において、供養塔として建てられることが多いですね。
 この辺で道端にあるのは、『行き倒れの供養』、海のそばだと『海難の供養』、お墓やお寺だと『水子供養』なんてのが相場ですね。
 このお地蔵さんは、『六地蔵』ではなく、一体で立っておられます。
 これの由来を調べたことはありません。
 場所が場所なので・・・そして、大体が『供養』なんて物ですから、出てくるものはあまり面白い物ではないはずですからね。
 あちこちの町であるような、『地蔵盆』のようなお祭?も無い様に思います。
 立派なお地蔵さんなのに地元と少し遊離しているような感じもします。
 この横にかつて遊郭があったことと関係あるのかもしれません。
 遊郭と言っても、そんなに昔の話ではなく、昭和32年(1957)の売防法施行まで存在した物です。今では、完全骨抜きで、公娼は居なくなって私娼が昔の公娼以上に増えているようですが・・・
 どうも、調べる気がしないのはそんな感じがするからです。

この周辺です

by je2luz | 2008-04-29 11:01 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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