LUZの熊野古道案内

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2008年 04月 24日

熊野の旅 波田須 少林寺 一番になりそこなった寺

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  熊野市波田須町 少林寺 臨済宗
 この本堂は少々風変わりです。
 大きなお寺にある講堂とかのように、玄関の無い建物です。
 何かいわれがあるのだろうと思います。

 徐福が台風で遭難してたどり着いたと言う、波田須の急斜面中腹に位置する小さなお寺です。
 道順から言っても、このお寺の所を通る人は非常に少ない物と思われます。
 旧波田須小学校・天女座のところから転がり落ちるような市道を下ったところで、この市道もこのお寺の駐車場から先には車が入りません。

 このお寺はこの辺では少ない『臨済宗』のお寺です。
 このお寺にまつわる面白い言い伝えがあるそうです。

 昔、旅の偉いお坊さんが、風光明媚なこのお寺がいたく気に入って、『ここを一番のお寺にしよう』と、思ったのだそうです。
 そして、このお寺の戸を叩いたのだそうですが、野良仕事で疲れて寝込んでいた住職さんは目を覚まさなかったのだそうです。
 偉いお坊さんはあきらめて旅を続けたそうです。
 そして、次に着いた『那智山』を一番にしたのだそうです。
 そうなんです。
 そのお坊さんは『弘法大師』で『一番』とは『西国33箇所』の一番だったのです。
 うーーーん・・・
 なんとも残念な話ですね。
 この波田須には他にも弘法さんにまつわる話がありますし・・・
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 弘法さんがお見えになったときにはこんな釣鐘は無かったのでしょうね。
 こんなのを、ゴーンと一発鳴らしてくれれば、住職さんも目を覚ましていたことでしょうに・・・
 お寺の裏手にはこんな供養等なども建っています。
 この脇を更に登ってゆくと、ネットなどでは徐福や少林寺より有名みたいな『天女座』につきます。
 天女座の外観がいささか色気の無いのは、元は「東洋ハーネス」と言う自動車の配線を作る工場だったからです。
 そう言えば、その横に保育所もあったような気がしますが・・・

 不老長寿の薬、『天台烏薬』を探しに来たのが『秦の徐福』ですが、不老長寿の里なのか、波田須は半分がお年寄りと言う長寿集落です。
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この周辺です

 カメラは ウェルタ・ウェルチI・テッサー50mm

by je2luz | 2008-04-24 11:20 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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