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LUZの熊野古道案内

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2008年 04月 18日

熊野の旅 熊野古道の観光客数

 新聞に『三重県東紀州対策室』の発表した熊野古道関連の事柄が出ていました。
 見出しは・・・ 『熊野古道ブーム下火?』・伊勢路観光客昨年も減 ・・・と言う物です。

 新聞なんか見なくても、元々、そんなにブームと言うほどの物ではなかったのですから、こんなものでしょう。
 熊野古道の風景で人を写しこもうとするなら、じっくりと構えて人が来るのを待たないと撮れないのが当たり前ですからね。
 
 入山許可も要らないし、入場料も取らないし、全く無人の状態のところの観光客数をどうして調べるのか不思議なのですが、昔から、こうした数字が発表されますね。
 一年に数回カウンターを持ったアルバイトの人が数をチェックして、その数字で365日分を算出するらしいですね。統計学的にはそこそこ正しいとは言うのですが・・・

 熊野古道のうちで三重県側の伊勢路では紀北町相賀と尾鷲の間の『馬越峠』が一番人気で4万1342人だそうです。(全数チェックしないで一桁まで出るのがすごい!)
 熊野市の『松本峠』は三番目で1万5290人だそうです。
 この数字を、もう一度一日あたりに戻すと・・・松本峠は一日の観光客数41.89・・・つまり、42人なんですね。
 我が家の前でハイカーを見かけない日があって当たり前なのですよね。

 私から見ると、この数字も大本営発表のような気がします。
 だって、お役所はこの数字を元に巨費を投じた関連事業をやっているのですからね。
 そもそも、この数字を出して発表するのにかける予算も、十万円単位では無いはずなのです。

 尾鷲に完成した、『熊野古道センター』には13万人来たそうです。
 管理者の居る施設の方が概数で、無人の方が端数まで・・・お役人ってすごい!
 この施設などは、イベントの来場者や物珍しさの近郊近在のお年寄りの方の来場者がかなりの部分を占めているはずです。
 取り立てて新しいものも出来ない田舎では、こうしたものやスーパーなどできると、随分遠くから、『一回くらいは見ておかんと・・・』と、人が集まるのです。
 その見込み客範囲は尾鷲の場合、熊野から紀伊長島まででしょうかね。
 伊勢路全体で15万3871人だそうです。
 いつも言うように、この熊野古道・伊勢路は100Kmにも及ぼうかと言う、日本地図の上にでも線を引けるほど広い範囲なのです。
 それに・・・この数字・・・全部あわせたものでも、『鬼ヶ城』だけだった時代の熊野市の入り込み観光客の数字と同じような気もします。ピークではそっちの方がはるかに大きかったと思うのですが・・・

 ブームが終わったと言うより、マスコミ報道のブームはありましたが、観光客数の方ではブームと言うほどの物は元々ありませんでした。
 日本中の『世界遺産』は『ブームが終わった』のではなく、忘れ去られようとしていると言った方が良いでしょうね。
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この周辺です

by je2luz | 2008-04-18 12:49 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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