LUZの熊野古道案内

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2008年 04月 06日

熊野の旅 熊野市立神川小学校

 さくら祭の行われる神川町にある、小学校です。
 さくら祭のメイン会場は、七色ダムの工事に伴って、ここに沢山の社員も駐在させていた『電源開発』が植栽した広場になりますが、神川町全体が実にさくらの多い所です。
 この『神川小学校』の校庭も運動場の端はさくらの古木で埋まっています。
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 この、運動場から一段上がった桜の木の傍に、いかにも昔からの田舎の学校と言うような物が残されています。
 この辺で、『灰釜』(はいがま)と言う焼却炉?です。
 石垣で囲った小さな横穴状のもので、農家ではゴミを焼くために必ず作ってあったものです。
 火の用心のために、家から少し離れたばしょにつくったものですから、ここでも、校舎から離れた運動場の反対側にあります。
 今は、きちんとした焼却炉でも、紙を燃やすとダイオキシンが出るということで、学校でのゴミの焼却は禁止されています。こんな古い『灰釜』では紙の償却など今は出来ません。半分、文化遺産的なものです。
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 この小学校も、熊野市内各地の小学校同様、120年以上の歴史のあるものです。
 しかし、その歴史を大きく書き換える変化がありました。
 小・中一貫教育・・・では無いのですが、中学と併合されました。
 もう、10数年前に入学0と言う年が出る状態まで過疎が進行していた所ですから、学校運営上からも統合して当たり前なのです。
 ふつう、学校統合は、小規模校が大規模校に吸収されるとか、小規模校同士が統合するとかなのですが、熊野市の場合、昭和の合併で集まった、村ごとに一杯あった小学校は、地形上あちこちに作らないと通学が出来ないから作った物でした。村の人口が多くて、子供が多かったわけではありません。
 そんな環境ですから、児童数が減少してきても、小学校同士、中学校同士の統合が難しいのです。
 そこででてきたのが同じ地区の小・中学校統合です。
 ただ、これによって、学校運営の合理化や、子供同士のつながりは強くなるのですが、一学年の子供が増えるわけではありませんから、教育面では余り大きな変化は無いと思います。
 かといって、たとえどんなに手厚い出産・育児の手当てをしても、こうした地区では出産可能年齢の人が数えるほどしか居ませんから・・・
この周辺です

by je2luz | 2008-04-06 10:07 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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