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LUZの熊野古道案内

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2008年 03月 27日

熊野の旅 熊野は関西圏

 熊野は関西圏です。
 『熊野』と言うと、『和歌山県』と言う風に考えられますが、ここ『熊野市』は『三重県』です。
 明治になって、廃藩置県が行われ、県の線引きがあちこちで手直しなど行われて、今の県境が決まったようです。
 全国的に見ると、富士山頂のように県境が確定していない所が一杯あるようですが、三重県と和歌山県の境が今のところになって、元々、御三家紀州反の領地であった、『南牟婁郡』と『北牟婁郡』が分離されて伊勢、藤堂藩などと一緒になったのは大きな熊野川があって切りが良かった面もあるのでしょうね。
 この、『三重県』と言う県は、行政上は『東海』に所属します。国の機関も『東海○○局』なんて名前のところが三重県を押えています。アマチュア無線も『東海総合通信局』の管轄でコールサインの地域識別も『2』です。
 このように、行政面では『東海』なのですが、いろんな面で、三重間全体を『関西なのか東海なのか・・・』と言う議論がなされる所です。
 三重県でも、桑名など北の端となると、まともに名古屋の影響を受けて来ています。しかし、南に来ると元々が紀州藩ですから、浪速の影響を受けて来ています。
 近代に入り、伊勢方面と同じ県になり、行政が東海管轄になり、鉄道や道路整備も名古屋方面が便利になってくると、いろんな面で、この東海地区最南端の僻地も東海圏内に変わってきました。
 商業の仕入れなどは、かつてはほとんどが大阪からでしたが、今では名古屋からが多くなっています。
 特約店制を敷いた物などは、強制的に東海管轄になりましたね。
 そんな物の中で、電力だけは熊野市の中心部までは『関西電力』です。中部電力との境は、市内大泊町の川になっています。供給会社が違っても。富士川を境にしたように50Hzと60Hzの違いなどは無いので余り意識はされていません。本の少々電気料金が違ったりはしていますがね。

 色んな物が人為的に東海かされてきても、変わらない物もあります。
 『方言』や『食文化』は変わりにくい物です。
 これとて、全国的に均質化がなされて来ていますが、まだまだ、しっかり残っている物です。
 『食文化』はここはやはり『紀州』で、関西圏になりますね。
 『うどん』であって『きしめん』や『そば』には縁の無いところです。『伊勢うどんのような物ではなく、薄い色の大阪のうどんです。
 もちろん、『雑煮の餅』は丸です。
 『たこ焼き』『お好み焼き』はそんなに普及していたわけではないですが、すんなり入り込んで、イベント、お祭りでは当たり前になっています。
 何かにつけて、食べ物は紀州藩時代の流れを残していますから、関西圏の色合いが強いのです。

 まあ、関西圏に残っても端っこ・・・東海圏に入ってもやっぱり端っこ・・・なのですがね。
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 カメラは ウェルタ・ウェルチ I
この周辺です

by je2luz | 2008-03-27 11:33 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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