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LUZの熊野古道案内

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2008年 03月 19日

熊野の旅 これも熊野の春

 早春から春へ、そして初夏へ・・・
 熊野の食卓には海からの小さな贈り物がよく上ります。
 しらす・きみなご(きびなご)・小いわし・小鯵・赤いか・サラタケイカ・・・
 茹でて仕上げる『しらす』の他のものは、小さいゆえに都会での市場性が無いとされ、ほとんどが地元で消費されます。
 『赤いか』でも、地元で出てくるのは、小さい時は数センチしかないものが出てきます。当然。そのままで茹でるなり煮るなりして丸のまま食べます。捌くなんて不可能な大きさです。
 『サラタケイカ』はするめイカの子供です。これも、小皿の丈ほどの物をこう呼ぶので、4寸ばかりの大きさのを良しとします。これも丸ままで食べます。スミの味が他のイカよりおいしいので好まれるのです。
 『小鯵』は『豆アジ』とも言われますが、『アジ』と言うには気の毒な1寸ほどしかないものから出てきます。好まれるのは3・4寸くらいのものですね。理由は、この辺までのものは安いですからでしょうか?それに、から揚げなら骨と頭のままで固くないですし、たたきにもし易いですからね。
 『いわし』もしかりです。小さなものが好まれます。東京で見かけるような、『大きないわし』はこの辺では余り好まれません。私も東京に出て、あの大きないわしを食べておいしいとは思えませんでした。丸干しにしても、『かんぴんたん』になってゆくような小さな物のほうがおいしいのです。『いわし』が一匹。お皿に載ってくるなんて・・・
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 このいわしは中途半端に大きいですね。
 これ以上大きくなると、おいしいから揚げには向かなくなります。
 こんな普通のトレイに入っているときは安く無いです。
 他の魚よりは安いですが、本当に安い時は、こんなにちょっぴりの量をトレイにいれて売ったのではトレイ代とラップ代で消えてしまうほど安くなります。大きなトレイとかいちごのパックで山盛り販売です。しかし、一人住まいの今となっては、そんな時のには手を出せません。
 残念ながら、旅行者の方には本当の磁場の食べ物を口にすることは不可能ですね。
 『地場物もどき』の上品な物を食べていただくことになるわけです。
 これは、何処の旅先でも同じですね。
 『本当の郷土料理』はお金を払っては食べられないものです。
この周辺です

by je2luz | 2008-03-19 12:12 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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