LUZの熊野古道案内

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2008年 02月 23日

熊野の旅 三重県・伊勢・熊野

 少し前から、この三重県に関するニュースが流れています。
 『赤福』の話ではありません。
 二つの交通に関する話題です。

 一個は『新名神』と言う高速道路です。
 滋賀県草津と三重県亀山市を結ぶものです。
 昔で言えば『草津線』なる鉄道があり、京都へ抜ける近道として急行が走っていたことのあるルートです。
 名阪は無料部分があり、安く走れるので結構混んでいます。名神も結構通行量があります。
 だから、もう一本・・・なのですが、この道路の需要はどのくらいあるのでしょうかね。
 大量の移民でも受け入れないと、あと三十年もすると日本の人口も産業も・・・
 この道路の開通で、大津や京都から伊勢・熊野へのアクセスが少し良くなるのですが、時間にして20分くらいだとか言います。
 今の人は、高速慣れしていて、何も考えずにお金を払って乗ってしまうようですが、私などはお巡りさんの居ない時間に走るので・・・いや、交通量の少ない時間に走るようにしているので、高速にはなるべく乗らないようにしています。
 トラックも運賃が上がらないので高速をなるべく避けて深夜に走りますね。
 この道路の開通が、観光に寄与する部分はほとんど無いでしょうね。

 もう一つは、以前にも書いたことがあることが現実に起きた話です。
 『中部国際空港』への三重県からのアクセスの話です。
 三重県の人がどれほど海外旅行に出かけると踏んだのか知れませんが、伊勢湾の向こうにある飛行場に向かって、町と言う町から船を出そうとしていたわけです。
 四日市・津・松阪・伊勢・・・すごいでしょう。
 津・松阪・伊勢なんてずらりと並んだ中くらいの大きさの町ですからね。
 誰が考えてもおかしな計画なのです。
 それでも、皆さん、話し合いもせずに・・・『あそこがやるなら、おれらもやらにゃあ・・・』と言うことです。
 一番最後になったのが、一番見込み客の居ない伊勢だったのです。
 武士の商法ですから仕方ないでしょうが、運行委託するはずの汽船屋さんが、『採算の見込みが立たないから、ご遠慮させていただきます』と、ドタキャンしました。
 ほぼ完成している、埠頭やターミナルが中に浮きました。
 責任を取って、中央から天下ってきていた副市長が辞任だそうです。おそらく、辞めたといっても元に戻るだけでしょう。職を無くすわけではないはずです。
 これで、十億とかの金が消えたわけです。
 役人のことですから、『赤字になれば補填しますから・・・』などと言うとんでもない条項入りで違う船会社に頼みかねません。そうなると、毎年数千万の垂れ流しになりますね。
 たとえ、この航路が開設されて、飛行場から伊勢に観光客が来てくれても、波及効果より持ち出しがはるかに大きいでしょう。
 まして、伊勢に入っちゃった客は熊野に降りてきにくいものです。
 さすがに、県南の『尾鷲から中部国際空港行き』の航路開設は無いようです。
 世界遺産と世界を結ぶ航路なんて・・・まさかのまさか・・・便乗公共事業でやらないでしょうね?
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この周辺です

by je2luz | 2008-02-23 11:27 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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