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LUZの熊野古道案内

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2008年 02月 16日

熊野の旅 こんなの見つけました 1957年巡航船

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 これも昔のネガアルバムから見つけたもので1957年のものです。
 木本と尾鷲を結ぶ『巡航船』らしいです。
 この海域には他に人を乗せる船は就航していませんでしたから、まず、間違いなく『巡航船』ですね。
 私の記憶ではもっとスマートだったような気がしたのですが・・・

 いまは、木本港に防波堤と埠頭が出来ているので、これくらいの船なら接岸できますが、この時代にはそういうものがありません。ほんの小さな入り江とも呼べないへっこんだ所を『脇の浜』と呼び、そこから、写真の巡航船が引っ張っている小船、『伝馬船』で乗り降りしたものです。
 港湾が整備されるまでの汽船からの乗り降りはこうした形が多かったものです。
 大阪港とか大きな港でも、貨物の積み下ろしは『はしけ』を使うことが多かったのです。だから、今で言う『港湾労働者』を『沖中師』などといったのです。

 この写真を拡大してゆくと、背景の木本の様子も見えてきます。
 伊勢湾台風の前ですから、海岸沿いには大きな堤防はまだ出来ていません。
 井戸川河口には無粋なカルバートなどはありません。
 自然に近い形の海岸線が保たれています。
 しかし、このあと、伊勢湾台風によって多大な被害がでたわけです。

 写真の巡航船の上のほう、遠くに白い建物が写っています。この建物は、ちょいと気の利いた洋館建てで、『観海荘』というホテルでした。
 この時代にも少し君の悪い感じを受けたものでしたが、このホテルで映画が一本作られたと言う話を聞いたことがあります。
 昭和30年代の終わりごろに消失したものです。
 ネガの調子がもう一つなので鮮明度が落ちるのが残念です。
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 カメラは オリンパス35S1.9
この周辺です

by je2luz | 2008-02-16 11:24 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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