人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2005年 05月 28日

熊野古道・・・寄り道・・・熊野大花火大会

 毎年8月17日はこの地方で一番大きなイベントの『熊野大花火大会』が行われます。
 この花火は古く、江戸時代に端を発しています。
 海上は木本の前に広がる浜です。左端が鬼ヶ城、右端が獅子岩という1Kmほどの会場です。
 私は上沼恵美子流に言えば『花火は家の庭でやりまんえんで・・・』と言う場所に居を構えています。
 木本町にある一番檀家の多かった『極楽寺』のお盆の灯篭焼にはじまったとも言われています。今でも、近在の人は『木本の花火』と呼びます。
 今は熊野市と熊野市観光協会の共催で、お役所主体で、企業の寄付を当てにする部分が大きいのですが、以前は地元、『きのもと』の人たちと商店の寄付、そして初盆のお家の寄付で大部分をまかなっていました。木本中の家が何がしかの寄付をしていたものです。その分、この花火大会にはものすごく愛着があったものです。それも、広域になり、自分達の手を離れてから段々薄れて行きましたね。
 熊野の花火・きのもとの花火の呼び物は最後に行われる『鬼ヶ城の仕掛け』です。
 途中である、太平洋上で置くなわれる『海上自爆』も、尺玉を目の前の水面で爆発させるので半円形に開く大きな花火が水面に反射して美しいものです。最後に三尺玉を一つ爆発させたりしますが、600mほどの花が目の前で開きます。しかし、この花火がおもちゃに見えるのが『鬼ヶ城大仕掛け』です。
 鬼ヶ城の説明でも少し触れましたが、この鬼ヶ城が砂岩で出来ていて、破片になって飛び散る心配が無いということから、岩盤の上に花火を直に置いて自爆させます。上空、海上向けて打ち出す花火も豪華ですが、最後を飾る『尺玉』『二尺玉』の自爆の迫力は他では真似が出来ません。会場のすぐ目の前、硬い岩の上、洞穴があって天然の反響板つき・・・この条件ですから、私の家のように会場に接した家は500mほど離れていても家が揺れます。音圧で窓ガラスが悲鳴をあげます。
 この最後の仕掛けだけを楽しみに遠方から長年通い続ける人も多いです。花火の数は田舎町ですからPLなどには負けますが、絶対に負けないものがあります。テレビで放送されても絶対に伝わりません。家をゆする音圧や地面から揺れる迫力を出すことは無理ですからね。
 熊野古道巡りもいいですが、この花火を見ないと本当の南紀は語れません。ただ、宿泊などが・・・
 あまり花火の写真を撮りません。再現できないからです・・・
d0045383_182674.jpg


by je2luz | 2005-05-28 18:01 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/716799
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野古道  本宮道 風伝峠      熊野古道 浜街道の風物 和船 >>