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LUZの熊野古道案内

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2008年 02月 03日

熊野の旅 花の窟神社 お綱掛け神事 続き

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 今日の記事を書くと、多少物議をかもすかもしれません。

 花の窟神社の神事も他の神社の神事同様、神様にお供えをすることから始まり、お供えを下げるところまで一連の流れで行われます。
 田舎の小さな神社では『巫女さん』は居ませんから、『浦安の枚』は地元の子供によって廻れます。
 ここ『花の窟神社』は藁で作った『綱』を張り替えるためか、春・秋の二回、大祭が行われます。多分、同じ子に二回出番があるのかと思います。
 本来の神事としての舞を舞うとしたら、今どきの大人の職業巫女さんではなく、この年齢の子供でなくてはならないのでしょうね。
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 ここの神社では何時から取り込んだのか、『今流』??の獅子舞・神楽が奉納されます。
 私としては、ものすごく違和感があるものです。
 祭りなんてものは、色んなアイデアマンが色んなことを考え付いたり、他所の祭りを見てきてまねたりして、出し物が増えたり減ったりするものだと思います。それが、定着して十年もすれば、『恒例の・・・』になり、三十年もすれば、『伝統の・・・』になるものです。だから、新しいものが取り入れられることには問題は無いのですが・・・
 この獅子舞は、プロ?のエンタテイナーが創作し演ずるものなのです。
 アクロバットのような身のこなしで、上海雑技団的な柔らかな体を誇示する、確かに流麗で見る人の目は引くのですが・・・
 これは伝承のしようの無い演目ですね。
 そうしたものが、祭りの時の余興として小屋掛けされているのなら、全く文句も言わないし、賑やかしに大いに歓迎すべきことでしょう。
 しかし、神事に割って入ってくるのには疑問を感じます。
 この人たちは、私が言う所の『文化人』であり、熊野にほれ込んで熊野に移り住ん出来た人たちです。そして、熊野をテーマにした音楽や踊りを創作して発表しているのです。
 それはそれで結構なことなのですが・・・
 こうして、何処へでも入り込む位で無いと、やって行けないのも分かりますが・・・
 『文化人』独特の神経のように思えます。
 土着の素朴な祭りに割って入るべきかどうか、一考を要すると思うのは私だけなのでしょうか?

この周辺です

by je2luz | 2008-02-03 11:00 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by yasu at 2008-03-04 18:56 x
神事などは、眼中にないというか、意識の中に無いのではなかろうか。イヴェントに過ぎないのでしょう。新しいものを創作するには、まず、古きものを破壊しなければならない。良し悪しは関係ないということでしょう。
Commented by je2luz at 2008-03-05 20:58
 いろんな面でこのカップルは「花の窟」をすっかり取り込んだような活動をしているようです。
 いかにも『文化人的』です。


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