LUZの熊野古道案内

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2008年 01月 14日

熊野の旅 熊野の冬

 南国とは言え熊野でも寒に入ると寒い日がやってきます。
 地球温暖化なのか、自然のサイクルなのか・・・
 昭和の初期に比べ昭和の中頃を過ぎた頃には、山間部での雪の降る日数や量が少なくなってきました。
 そして、近年では急速に、人間の感覚でも分かるほど暖かくなっています。
 この海岸線が暖かい理由の一つは、緯度のせいだけではなく、『黒潮』のおかげでもあります。
 昔、スカンジナビア半島の先端、北のはずれと言われる『ノルドカップ』を訪れた時にも、この北のはずれもすぐ目の前まで北上する暖流のせいで、海岸線は冬でもそこそこの気温で納まると聞きました。
 膨大な量の暖かい海水の流れが『湯たんぽ』の働きをしてくれるのですね。
 その海水温がほんの少し上がるだけでも大変な熱量と言うことですね。
 近年の台風が沖縄を過ぎても発達を続けたりするのも、この海水温の上昇のせいのようです。
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 暖地の目安の一つに、アロエのような多肉植物が屋外で越冬できるかどうかと言うことがあります。
 この海岸線では「アロエ」は何処ででも越冬します。
 私が育った、同じ市内の山間部では寒さで溶けてしまいますから、温室で養生しなくてはなりません。
 『アロエ』を『医者要らず』と言いますが、それを実感できるように使っているのは、勝手にアロエが生長して、やたらと増える暖地だけですね。
 この木本では、あちこちで生えていますし、放置されていますから、昔から、まさに『医者要らず』として使われてきました。
 この写真のアロエの花は、我が家の石垣の上に放置されている鉢植えのものです。
 もう、20年も放置されているのですが、鉢が小さいので下部が増えるわけにも行かず・・・吹きっさらしの場所で、乏しい水を蓄えて生き延びています。
 毎年、冬になるとこうした妖艶な花を咲かせています。
 熊野古道歩きの道すがら、人間の背丈ほどに伸びた、巨大なアロエの株を見かけるかもしれません。それが、南紀が暖地の証拠なのです。
 それでも、冬は寒い日がありますから。けっして山道はなめないでください。
この周辺です

by je2luz | 2008-01-14 11:17 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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