LUZの熊野古道案内

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2008年 01月 10日

熊野の旅 サンマ寿司と産田さん

 今日は有馬町の『産田神社』のお祭りだそうです。
 神社の始まりは花の窟とセットの神話からで、神代の時代からなのでしょうね。
 『火の神』を産んで、その火によって焼け死んだ母親を祭ったのが『花の窟神社』なら、生んだ場所になる『産田神社』も同じ時でしょうからね。

 ここの祭りでは、全国あちこちにある、矢を射る神事もありますが、ここらしいのは、『サンマ寿司』が参拝者に出されることです。
 火の神を生んだ場所と言うことで、安産と健やかな成長を願う場所になっていて、妊婦や子供連れがお参りするようです。
 日の紙と言う大事中味を産んだのは良いですが、母親を焼き殺したあたりは、安産とどう結びつくのか・・・
 まあ、古くからですから、私などが疑問を感じる筋合いではないでしょうね。

 ここの『サンマ寿司』には『骨』が付いたままです。
 もっとも、出店で売られている寿司には『骨』はありません。
 『骨付きのサンマ寿司』なんて、おそらく食べられたものではないと思います。
 ただ、こうした形の寿司が伝承されていることから、ここが『サンマ寿司発祥の地』とされています。
 なんでもそうですが、本当に始めたのは誰なのかなんて分かりっこありませんが、古くから祭りの中で振舞われるほどに定着していたのでしょうね。

 普通のサンマ寿司には当然骨がありません。
 背開きにしたサンマの大骨を取り除き、さらにお腹の所の小骨も毛抜きを使って丁寧に取り除いて、酢で絞めてあります。もちろん、ご飯も寿司飯です。
 昔は、家に寄っては、取り外した大骨も酢に漬け込んでおき、炭火で焼いて鮭のつまみとかにしていました。うなぎの背骨を焼いて食べるようなものです。
 最近では、こうしたものは『通の食べ物』になっているようですね。
 鮭の骨だけの缶詰だとか、魚の骨だけのせんべいだとか・・・
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 カメラは ミノルタ・オートコードL

by je2luz | 2008-01-10 10:46 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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