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LUZの熊野古道案内

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2007年 12月 29日

熊野の旅 宅地分譲

 昭和の大合併をして、人口も特例法をクリアーする30000人を越えていた熊野市の人口も、増えることなく、日本の高度成長に合わせて労働力をどんどん供給し続け、減少の一途をたどりました。
 最初の頃の昭和30年代は高校進学率10%台でしたから、中学を卒業する子供の数の8割ほどが流出しました。そして、ほぼ、高校全入時代になるとここにある県立木本高等学校の卒業生400人全部の分くらいは流出し続けました。これは今も続いています。
 これだけの流出を半世紀以上続けて、人口は20000人まで減少しました。これだけの減少で済んだのはひとえに寿命が延びて行ったからです。
 私が小学校に入った頃に始まった『敬老会』なんてのは60歳から招待されていました。
 それが、65歳になり70歳になり・・・どんどん伸びて、木本町等は75歳にならないと呼んで貰えないとか・・・
 世話をする地元の婦人会の人たちも、若い嫁さんなど居なくなって、60歳を越えるような人ばかり・・・一昔前の『老人会』みたいなものです。
 『老老介護』などと言う言葉がありますが、『敬老会』もその様相を呈しているようです。
 『介護』の方でも、すでに年金受給者である人がヘルパーや運転手で活躍しています。自分より若い人の介護をする状態です。
 かくかように田舎の人口構成は変わっています。
 中心地の木本町は間口が狭く奥行きばかりの宅地ですから、建て直しもしにくいので、買い手も中々付かなくて、空家と空き地が増える一方です。
 山間部では三反百姓にも満たない棚田しかないから、それでは飯は食えないし、山林も駄目・・・出てゆくしかないので急速に過疎が進み、『限界集落』が続出です。田地田畑まとめても買い手が無い状態です。
 これは、日本中の田舎で共通して見られることですね。

 さて、ここ熊野市では、私立金山小学校が移転した跡地利用で、『宅地分譲』をするそうです。
 その名も『金山定住促進団地』とやら・・・
 山の中腹、地盤もしっかりしている所です。
 たとえ、地球の温暖化が進んで海面が10m上昇しても関係ありません。
 映画のような数十メートルの大津波が襲ってきても下界の話です。
 実に環境の良い所です。
 おそらくこの事業であれば、補助金もあったでしょう。過疎債の発行も無条件で出来ます。
 しかし・・・
 なんだか変ですねえ・・・
 官費を持って民間を圧迫する・・・
 地方公務員ではなく高級官僚の考えそうなことです。
 ・・・今の熊野市のトップは故郷に錦を飾った東大卒です。

 そうそう、まだ、売り出しの要綱などは決まってないようですが、熊野に移住されることをご希望の方は、購入をご検討ください。
 『熊野市土地開発公社』    0597-89-4111 内線314 までどうぞ・・・
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この範囲です

by je2luz | 2007-12-29 11:55 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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