LUZの熊野古道案内

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2007年 12月 02日

熊野の旅 しずけさや・・・

 ・・・岩にしみいる・・・セミの声は聞こえませんでしたが、静かでした。
 先週は確か連休でした。ポツポツと熊野古道歩きの人たちは見かけたのですが・・・
 日が傾いた『松本峠』で旅人のシルエットでも撮ろうかと出かけました。
 家から車で5分ほどの『松本峠』木本側の中腹駐車場に車を止めたのが午後2時40分頃でした。
 数枚の写真を撮ってから、古道の石畳の脇に腰をかけてカメラを抱いて人を待ちました。
 新聞社やテレビ局のように「仕込みの女」を連れている訳ではなし、ひたすら通る人待ちです。
 冬場ですから、日は十分傾いてきているのでムード的には悪くなかったです。
 回りは紅葉は無くともすっかり晩秋の気配でした。
 百人一首では『風の音にぞおどろかされぬる』とやらありますが、その風の音も無い実に穏やかな山道でした。
 しかし・・・誰もやってきません。木本側からも大泊側からも・・・
 20分ほどして、一人、大泊から越えてきました。
 特に気配を消していたわけではなく、道端に越を下ろしていただけなのですが、私に気付かずに通り過ぎようとしていました。
 『すみません』と、声をかけたらすごくびっくりしたようでした。誰も居ない山道を歩いていたので人が居るなんて想定外だったようです。
 『後姿をとらせてください』
 『どうぞ・・・』
 『ありがとうございます』
 だけの会話でそのまま歩いて降りていってもらいました。
 オートワインダーのある今のカメラなら数枚は取れるでしょうが、私が持ち出したカメラでは一枚がやっとです。おまけに、出来は現像するまで分からない・・・
d0045383_1053889.jpg

 それからも道端に腰をかけて、モデル待ちを続けました。
 まだまだ日没までには時間のある午後三時・・・しかし、誰も来ませんでした。
 40分座り続けて、そのひと一人だけでした。
 若い女性とまでは行か無くても、数人は通り、露出やアングルを変えて数枚は撮れるだろうと思ったのですが・・・

 しかし・・・
 実に静かで、いかにも峠道らしい・・・
 実に良い雰囲気でしたね。
 さすが『世界遺産』です。
 ほめているんですよ・・・

カメラは コダック・メダリストII・エクター100mm
この範囲です

by je2luz | 2007-12-02 11:04 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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