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LUZの熊野古道案内

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2007年 11月 26日

熊野の旅 そろそろ・・・しかし・・・

 南国熊野でも、山間部では霜が降り始めたそうです。
 熊野名物は浜の産品の『サンマ寿司』『サンマの丸干し』と山の産物『目張り寿司』があります。
 ともに、冬場になると新物が出てきます。
 『さんま製品』にかんしては、『新物』がでると、売り場に占める面積が一気に大きくなり、それらしくなります。
 しかし、『高菜製品』にかんしては、『新物完成!』とか『新漬登場!』なんてビラもノボリもでませんね。
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 これは一昨日撮影した我が家の庭の菜園で育った収穫直前の『高菜』です。
 昨日収穫して、『高菜漬け』になりつつあります。
 高菜は根っこから収穫するのではなく、大きくなった葉っぱを順に欠きとって収穫します。
 次々と大きくなって何度も収穫し、軸が30cmほどむき出しになった頃になると葉っぱも小さくなりかけ、春が近づいてトウが立って来ます。それで収穫が終了するのです。
 根っこから抜き取るよりは収量がはるかに多くてありがたいものなのですが、菜園程度はいいにしても、営業となって広い面積になると中々大変そうです。ことに、近年ではこうしたものを生産する農家は老人ばかりですからさぞかし腰も痛いことと思います。効率も悪いでしょうね。

 高菜は漬物にするばかりが能ではないのです。
 『おひたし』でも食べられます。
 さっと湯通しすると、この鮮やかな『紫色』が見事な『緑色』に瞬時に変化します。
 それを上げて、刻んで食べるも良し、先っちょの方の葉っぱを使ってご飯を包んで『目張り寿司』を作って食べるのも良いものです。漬物にしたものとは一味違う、高菜本来の『ぴりりと辛いおいしさ』が味わえます。
 握ってから醤油をつけるもよし、酢味噌を塗ってから握るもよし、茎を刻んだものに醤油をまぶしてご飯に混ぜたものを握るもよし、生節ご飯や鰹節ご飯を握るもよし・・・実に簡単に熊野の味を味わえます。
 ただ・・・高菜の栽培をする家が減ってしまっていましたから、熊野でもこの食べ方が忘れられて来ています。
 昔は、そんなにたくさんは植えなくても、便利な漬け菜として少しだけでも植えている家が多かったのですがねえ。第一、冬場に霜の降りる山間部で素人でも簡単に栽培できるありがたい野菜はそんなにあったわけではないし、遠くの野菜を買って食べるなんてなかったですからね。
 『高菜漬け』も塩をして、重石で押して二三日で水がようやく上がった頃にだして、漬けたてをたべると、これまた『高菜本来の辛さ』が生きた味を味わえます。
 これも、『旬』ならなのですが、どう言う訳か、この『旬』を取り上げることがないようですね。
 今までに数千万円かけて『高菜漬け』を宣伝した割りに・・・
 製品だけを売り出すよりは、もう少し『高菜の市民権獲得』に努力する地道な活動も必要なのではないでしょうかね。

 我が家では、『旬の高菜』が味わえます。
 ただし、一人住まいですから、この味わいを『独占』しております。
 期間は三月までと、ながーーい物です。
 私の審査基準を通られた方はご招待申し上げます。
 年来制限、性別差別はこの場合違法とはなりませんので念のため・・・(笑)
この範囲です

by je2luz | 2007-11-26 09:57 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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