LUZの熊野古道案内

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2007年 11月 08日

熊野の旅 秋の日

 空気が澄んできて風景写真を撮るには良い季節になってきました。
 残念ながらこの海岸線では紅葉が見られないので季節感には乏しい秋になっています。
 熊野古道脇にはススキが穂を出し、もうすぐにハゼなど一部の木が点々と色付いて、それこそ『小さい秋』が見られます。
 『全山紅葉』のように息を呑むようなものではない分、『秋のあはれ』など感じるかもしれません。
 モノクロ主体の私の写真では、紅葉が無いのもあまり関係が無いようです。
 それでも、渓流のそばに行って紅葉した木の葉の間を抜けてくる光を撮りに行こうという意欲は、紅葉自体が無いと湧いてきませんね。

 秋は、日が落ちるのが早いので午後になった頃に行動を起こす私にとっては時間がすごく短いです。
 昨日は石畳に三脚を立てて写真を撮ろうとしましたが、どう言う訳か車がやってきて止まるので中々シャッターが切れませんでした。走ってくるのならものの一分も待てば通り過ぎてしまう長さしかないのですから問題は無いのですが、駐車されると手に負えません。
 右だろうと左だろうとお構いなし・・・
 二台はす向かいに右側駐車・・・これをそのまま写真にしたら、車が右側通行で???写真が裏焼き???と思われそうな光景までありました。
 普段は人払いも車払いも必要無いのですが、日頃の行いが悪いのでしょうね。
 本町通り中ほど、『関船町』にある、熊野古道歩きの人向けの小さな展示場を兼ねてちょこっと野菜など売っている店のおばさんが声を掛けてきて、『やっぱり、あんたかえ・・・元気かえ?もう子供ら大きなったんやろうねえ・・・』などと言う話になり、『いっつもなら、車らほとんどあらせんのに・・・日曜日ら人も通らせん』と言っていました。
 ここは浜街道・・・観光ガイドにも載っているところです。そして、そのために石畳も敷いたのにね。
 何やかやと、駐車した車が移動するのを待っていたら、日が傾いてしまいました。

 「ぎらぎらと真上から太陽が照り付けて人気のない町」と「日が傾いて人気のない町」ではどうせ人通りが無いにしても後者の方が寂しいですね。
 極めつけは真冬の月夜の人気のない町でしょうか・・・月天心 貧しき町を 通りけり・・・
 まあ、貧しいというほどではないですが・・・月天心 老いたる町を とおりけり・・・なんていやですね。この通りは、新調したナトリウム灯が並んで橙色の光を出しているのでわびしさからは逃れていますがね。
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この範囲です

by je2luz | 2007-11-08 11:08 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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