LUZの熊野古道案内

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2007年 11月 01日

熊野の旅 EXが増えていました

 先日取り上げた『EX 元・・・』の記事に関して、訂正と言うか、追加と言うか・・・
 アイスキャンデーを売っていた店で、本格的製氷屋が一軒、のこっていると書いたとおもいますが、昨日、木本神社へ写真を撮りに行ったら、なくなっていました。きれいさっぱり製氷工場を取り壊して、駐車場になっていました。
 この氷屋さんでは『四角い氷』を作ってきました。
 アイスキャンデーの大親分のような形で、のこぎりで切って売っていたのです。
 私が子供の頃には、夏になるとここへ氷を買いに行く家がたくさんありました。それと言うのも、電気冷蔵庫がまだ日本では無かったので、氷を入れて冷やす冷蔵庫が活躍していたのです。外装が銅板で、分厚い断熱の、ものすごく重いものでした。これでも、高価な物ですし、氷を買わないと冷えないのでそこそこのお金持ちしか持って居なかったものです。
 『シャッシャッ』といい音を立てて氷を切り、最後はのこぎりの背中で切り口をすっとこすって切り離します。
 『一齣が一貫目』だったと思います。
 目分量で切り分けますし、製氷庫から出した瞬間から氷はどんどん融けます。当然、目方はばらばらです。でも、今のように、『目方が足りない』『不当表示だ!』などと日本人は言いませんでした。
 味噌、醤油なども量り売りで、一合・二合の販売でしたが、なんcc足りないだとかいいませんでした。
 売るほうも、ほんの少しおまけをしたりして、お互いに気持ちよく取引していたのです。
 おまけに、支払いは『つけ』でしたしね。
 中には『踏み倒す客』『付け込む商売人』も居たわけですが、地域社会はうまく機能していたのです。
 この氷屋さんがなくなっても、確かにスーパーの冷凍庫にはパックされたきれいな氷が売られていますから不自由は無いのですが・・・それに、鬼ヶ城の東口にある漁協の荷揚げ場には自動製氷機があって、クラッシュした氷が買える筈ですから取り立てて一般には問題はなさそうです。
 困るのは、花火の日の露天商さんたちかも知れません。氷を使う露天商の人の多くは当日ここで『四角い氷』を買っていましたからね。
 しかし、又一つ、木本の老舗が消えたようです。
d0045383_11304848.jpg

 木本神社の手洗い水槽です。
 この神社を出て右手すぐにあったのです。
 ぼろっちい建物でしたから、取り払われてきれいになったのですが、果たしてそれで良いのやら・・・
 カメラは センチュリー・グラフィック+スーパートプコール65mm
この範囲です

by je2luz | 2007-11-01 11:40 | 熊野 | Trackback | Comments(3)
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Commented by QUMRAN2 at 2007-11-02 10:16
初めまして!  
寂しい限りですね。氷屋さん・・・。何となく覚えています。 木箱から
アイスキャンディーを出して売ってたおじさん・・・。確か、麦わら帽子をかぶっていたような・・・。古い昔の事です。
寂しいですね。 
Commented by QUMRAN2 at 2007-11-02 10:17
追伸。 リンクさせていただきました♪
Commented by je2luz at 2007-11-03 00:12
 私が東京に出た頃には東京にも『氷屋』がありました。喫茶店をやったときも毎日配達してくれました。でも、キャンデー屋はもう無かったですね。一体何時消えたのやら・・・


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